日本の伝統文化と、正しい歴史認識を伝えたい❗

日本の伝統文化紹介と、日本の現状と問題点。

今日は何の日🤔

2021-09-25 08:53:48 | 日記


⭕藤ノ木古墳記念日(9月25日 記念日)

1985年(昭和60年)のこの日、奈良県生駒郡斑鳩町の「藤ノ木古墳」の石室などが発堀された。

藤ノ木古墳は、直径約50m・高さ約9mの円墳で、古墳時代後期の6世紀後半に作られたものと考えられている。古墳の裾には円筒埴輪が並べられていた。「藤ノ木」の名称は、所在地の字名に由来するが、法隆寺関係の古文書・古記録によれば、かつては「ミササキ」「陵山」(みささぎやま)などと呼ばれていた。




1985年(昭和60年)に第1次調査が行われ、1988年(昭和63年)6月に国内の発掘調査史上初めてファイバースコープを使った石棺の内部調査が行われ、その年の10月8日に1,400年ぶりに石棺の蓋が開かれた。未盗掘で埋葬当時の姿がほぼそのまま残っており、当時の埋葬儀礼を解明する上で貴重な資料となった。



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2021-09-24 08:45:27 | 日記




⭕世界ゴリラの日(9月24日 記念日)

ダイアン・フォッシー国際ゴリラ財団(Dian Fossey Gorilla Fund International:DFGFI)が2017年(平成29年)に制定。英語表記は「World Gorilla Day」。



絶滅の危機にある野生のゴリラの保護と、彼らの生息地である森林などの自然を守ることが目的。また、ゴリラやチンパンジー、オランウータンなどの大型類人猿に対する感謝を表し、彼らを保護する行動をより強化するための日である。

ダイアン・フォッシー(Dian Fossey、1932~1985年)は、アメリカの霊長類学者で、ルワンダの森林(火山国立公園)にてケニヤの古人類学者ルイス・リーキー(Louis Leakey、1903~1972年)と共に18年間にも及ぶマウンテンゴリラの生態系の調査を行った。しかし、彼女は何者かによって殺害され、事件は未解決となっている。

1967年(昭和42年)にフォッシーはルワンダの3000mの高地に、25平方キロの広さからなるカリソケ研究センターを設立し、マウンテンゴリラの研究と保護に努めた。この記念日が制定された2017年は同センターの設立50周年であった。

また、フォッシーが1983年(昭和58年)に出版した著書『霧のなかのゴリラ -マウンテンゴリラとの13年』には、マウンテンゴリラ研究と彼女自身の人生が語られている。同書は1988年(昭和63年)に、シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)主演で映画化もされた。

この記念日の支援団体の中に京都市動物園の名前を確認することができる。同園ではこの日を記念して、ゴリラの保全や普及啓発に向けた取り組みとして、ゴリラの飼育員がゴリラの魅力について話すガイドやプレゼントキャンペーンなどのイベントを実施している。



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2021-09-23 07:59:14 | 日記






⭕国産小ねぎ消費拡大の日(毎月23日 記念日)

福岡・大分・佐賀・高知・宮城の各県の全国農業協同組合連合会の県本部で作る「小ねぎ主産県協議会」が制定。

日付は「小ねぎ記念日」が11月23日なので、その23日を毎月としたもの。国産小ねぎの販売促進が目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。



11月23日の「小ねぎ記念日」は、「勤労感謝の日」が「ねぎらいの日」に通じ、「ねぎらい」を「葱来」と読む語呂合わせから。また、11月の下旬で小ねぎの生産が増え、鍋ものなどによく使われる季節となることから。

小ねぎについて
小ねぎ(こねぎ)とは、青ネギ(葉ネギ)を若取りしたものである。細ねぎ・万能ねぎなどとも呼ばれる。葉鞘径が5mm程度、長さ50cm程度のものが一般的。地方、特に関東以北ではアサツキ(浅葱)との混同がしばしばみられる。

各地の農業協同組合でブランド化が図られており、山口県下関市の「安岡ねぎ」、福岡県朝倉市の「博多万能ねぎ」、佐賀県唐津市の「うまかねぎ」、大分県の「大分味一(あじいち)ねぎ」、高知県の「やっこねぎ」、宮城県の「仙台小ねぎ」、愛知県名古屋市の「なごやっこ葱」など各地で栽培されたものが流通している。

一般的にビニールハウスを利用した施設栽培が行われており、周年で出荷が行われている。そのため、スーパーなどでいつでも買うことができる。

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2021-09-22 07:56:18 | 日記




⭕世界サイの日(9月22日 記念日)

世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会により2010年(平成22年)に提唱された。

英語表記は「World Rhino Day」。英語の「rhino」は「ライノ」と読み、日本語では「サイ」という意味である。

世界にはクロサイ、シロサイ、インドサイ、ジャワサイ、スマトラサイの5種が生息する。これらの野生のサイは角を目当てにした密猟や、生息地の減少などにより絶滅の危機に瀕している。その危機的な現状を世界中に訴え、サイの保護をアピールすることが目的。

この日を中心として、サイを飼育する世界中の動物園でイベントや啓発活動などが行われる。日本でも、この日にサイの特別ガイドやパネル展示などのイベントを開催する動物園を確認できる。

サイについて
サイ(犀)は、奇蹄目サイ科に分類される哺乳類で、上記のように世界に5種のサイが現存する。生息する場所は、草原や森林、熱帯雨林、湿地などである。



クロサイ・シロサイはアフリカ大陸の東部と南部、インドサイはインド北部からネパール南部、ジャワサイ・スマトラサイはマレーシアとインドネシアの限られた地域に分布する。現生のサイは体毛がない、または薄く、寒冷地域には分布していない。

かつてサイ科に属する動物は世界中に分布し、ゾウ類に次ぐ史上最大級の陸上哺乳類とされるサイ類のパラケラテリウムが現れるなど繁栄を極め、豊富な多様性を誇った。しかし、その後に地球の寒冷化によって多くの種が絶滅し、更には人間の狩猟や乱獲、開発によって現在の分布となった。

サイの角は、中国の漢方薬や中東の短剣の柄、工芸品などとして珍重され、コカインやヘロイン、金よりも高値で取引される。現在では、サイは5種すべてが絶滅の危機にあり、保護活動や生息域の保全などが行われている。