桃色鸚哥のため息

風の吹くまま、気の向くままに……

明けまして

2006年01月06日 | Weblog


おめでとうございます!
本年もよろしくおつきあいのほど、お願い申し上げます!!

年末より毎年恒例の母との旅行に行っておりまして、やっと落ち着いたのでブログ更新です。

母が飛行機は嫌だと申しましたので、飛ばないコースのツアーを探して申し込みました。新幹線とバスで中国地方をまわるコースです。東京駅の集合場所にいくと次々と集まってきたのは、ほとんどが60歳代から70歳代くらいのご夫婦ばかり。母娘はうちだけ。あとは30歳くらいのご夫婦ひと組と、同じく30歳くらいのご夫婦にその旦那さんのお父上の3人組、合計35名でした。

しかし、しょっぱなからこの3人組、10分近く遅刻してきた……むむっ。最低5分前には集まる、これツアーの常識。まあ、仕方がない。で、新幹線に乗り込み、岡山へ。名古屋を過ぎると辺り一面雪で真っ白になるが、降ってるわけではないので列車も遅れずに進んだ。岡山でバスに乗り換え後楽園に。このような季節なので緑色はイマイチだが、よく整備されていてきれい。後楽園の隣りには黒々と岡山城がそびえている。雪景色や緑が豊かな時期は、どちらもよい眺めになるのだろう。

で、出発時間の5分前にはトイレを済ませて乗り込む。これも常識。だが添乗員さんが人数確認をするも、私たちの前の席のあの3人組はまだだ。と、ぎりぎり駆け込んできた。そこで父上が息子さんに「これじゃ俺たち、前科者になっちゃうなあ」とおっしゃった。私はつい「それを言うなら常習犯でしょ!」とつぶやいてしまった。隣で母、爆笑。

バスは、山陰は鳥取の三朝温泉に向けて走り出した。この冬は、12月に入ってから大雪大雪と騒がれているだけあって、山陰地方にもかなりの雪が降ったらしい。山深くなるほど積雪量も増えていく。関東よりはかなり西なので五時過ぎてもまだ明るいのと、雪の白さでかなり景色はよく見える。雪のことはかなり心配だったが、道路の雪は除雪してあるし差し障りはひとつもなかった。

三朝温泉は、さすがに日本一のラジウム温泉とうたっているだけのことはあって、泉質はかなりいい。無色透明で無味無臭。でもとろっとしていて肌にも身体にも良さそう。飲むこともできるそうで、呼吸器や胃腸の弱い人は蒸気を吸うといいとのこと。まったくその通りで、こっていた肩は軽くなり、風邪が治らずまだ咳の出ていた母は、次の日あまり咳をしなかった。また、湯冷めしないので、出発直前に足湯をしたのは大正解だった。皆様にもお勧めしたい温泉です。

あ、この二日目の出発の際にも、あの3人組はギリギリに乗り込んできたのでありました……。
つづく。