桃色鸚哥のため息

風の吹くまま、気の向くままに……

晴天の元日

2006年01月11日 | Weblog
出雲は真っ青な空で、本当に気持ちがよかった! 参拝を終えて駐車場に向かう長蛇の列を皆、横目で見下ろし(観光バスだからね、座席の位置は高い)、気分をよくして松江に向かった。途中、宍道湖の向こうに、昨日は下半分しか見えなかった大山の頭が見えていたな。

松江では、松江城にあがる人とそのまわりのお堀を船で遊覧する「堀川巡り」をする人とに別れ、私たちは堀川巡りに加わった。以前にもこの遊覧船には乗ったのだけど、季節が違うし、冬なのでコタツ船になっているというので再度。この堀川巡りは、途中のいくつかの橋をくぐるのに屋根が引っかかってしまうため、電動で斜めにたたまれるようになっている。屋根がたたまれるということは、私たちお客は皆、身体をその間倒していなくちゃいけない。結構おかしい。

そして船頭さんによってこの屋根をたたむための呼びかけや、お城や町を巡るお話の仕方が様々で、要するに当たりはずれがあるわけだ。女性もいるらしいし。以前乗ったときの船頭さんは、50歳代とおぼしきおじさまで、まあ、オモシロおかしくお話ししてくれた。が、今回は極々真面目なお父さんで(60歳くらいかなあ)、あんまり笑いを取りにはこなかったな……ってお笑い芸人じゃないから仕方ないか(笑)

で、この写真は、船から見える塩見縄手と呼ばれる武家屋敷通りで、江戸時代からの家々が現存していて時代劇のロケができそうな場所。もう少し左手の方には小泉八雲の旧居などもある。タイムトリップしたい人は、八雲亭や武家屋敷で物思いにふけるとよいかも。

江戸時代から現実に戻り、今度のバスは南下して広島は宮島へ。着いたのはもう日が落ちる頃で、すぐに遊覧船から宮島を見学。船が微妙に揺れるため、私のボロいデジカメではうまく写真が撮れなくてUPは断念。なので、これは一泊してから朝、参拝したときに撮ったものです。 
 
そうそう、宮島の旅館は、宿泊場所としてはよいお部屋でした。宮島に温泉はないので普通の大浴場だったけど、お正月のメインイベントとして、従業員による和太鼓のショーがあり、最後にはお客の参加もあり。元ドラマー(というほどではないけど)の私としては、スティック、いえバチを渡されたらそりゃたたかないわけにはいかないさ!(笑) 

というわけで、小さい方と大きい方の両方をたたいてきちゃった!! 和太鼓ってめったにたたけないからチャンスと思って。でも面白かったな。習いに行こうかと思っちゃいました。ちなみにこの大きな太鼓を叩いているのはフロントのおじさまで、村上水軍の勝利凱旋時の祝い太鼓を披露しているところです。

つづく