ももたろうパートナーズ 2006

視覚障がいのある方といっしょに走るジョギングクラブ・ももたろうパートナーズ 

井原彫刻鑑賞ウォーク その3 完

2024-02-11 21:28:26 | 井原彫刻鑑賞ウォーク2024.02.10

田中苑(でんちゅうえん)で昼食をした後、2チームに分かれて苑内を案内してもらいました。

 

平櫛田中「西山公」触ってみました。背景は田中美術館です。

ブラインドの方は触ることで、皮膚感覚を通じて理解することができるのでしょう。

平櫛田中「五浦釣人(いずらちょうじん」 美術館前です。

師である岡倉天心をモデルにしています。

正面から見れば確かに天心さんです。

触らせていただきました。

田中苑のテラスです。陽光による陰影のストライプです。

「鏡獅子」と茶室「不老庵」です。

記念撮影です。

平櫛田中「長寿明王」。中央の小さな像です。超長寿だった田中さんのことかもしれません。

十分堪能しました。

天心さんに見送られて次のスポットに向かいます。

井原市文化財センター前を通過。無料です。次回は覗きたいですね。

どんどん北に向かいます。ながーい列が続きます。

道端にはきれいに彩色された石仏が所々にあります。なかなか珍しいです。

皇太子神社(オオタシジンジャ)にやってきました。

巨木です。

触っちゃいましょう!

すごい樹ばかり。社殿は焼けてしまったそうです。

雷でしょうか?焼けてしまったようです。

これは、自然が造った彫刻でしょうね。

なぜか、井原市総合福祉センターにやってきました。

目的はこちら。平櫛田中「子守」です。

建物の中からガラス越しに撮影しました。

平櫛田中「子守」です

この辺りは旧市街といっていいでしょう。銭湯の跡ですね。昭和レトロです。

平櫛田中「姉ごころ」井原図書館です。田中さんの優しさが伝わってきます。

ここにも天満屋がありました。こちらは金物店です。

立派な祠ですね。

三階建ての仕出し、料理、旅館ですね。往事は繁昌したことでしょう。

まさに昭和レトロです。懐かしい!

ひとしきり昭和を懐かしんで、井原駅へ戻ります。

よく歩きました。午後3時14分発の井原鉄道で清音経由で岡山に帰ります。

井原市の奥深さがよーくわかりました。

ご案内いただいた井原線まちおこしネットの皆様、ありがとうございました。

 

以上です。

 


井原野外鑑賞ウォーク その2

2024-02-11 08:54:00 | 井原彫刻鑑賞ウォーク2024.02.10

ロダンの青銅時代を後にして、ポケットパークにやってきました。11と10です。

まず「中国地方の子守歌の碑」です。ポケットパークにあります。

「ねんねこしゃっしゃりま~せ♪」ですね。

山縣壽夫「樹」 第16回平櫛田中賞受賞です。触れやすいですね。

深井 隆「遠い記憶」 第14回平櫛田中賞受賞です。

馬までは手が届きません。

もう少しで届きます。

市民会館前までやってきました。

山本正道「うみべで‘96」 イタリア留学の経験から風景彫刻という独自の作風を築き上げた。

市民会館です。

隣は田中美術館です。

「鏡獅子」の里帰り展が開催されています。

黄金の「五浦釣人」が見えています。

澄川喜一「月」。第8回平櫛田中賞受賞。文化功労者。井原駅前の「扇」の作者でもあります。

ブラインドの方に大人気です。さわりやすいし素材感が独特です。

みなさん、触れましたか?

一歩上に!

田中苑の周りです。

樹に触れることも大切ですね。肌で感じます。

触らなければわからないことが多いです。美の探求、自然の探求です。

田中苑の中心は「鏡獅子」です。

触ることはできません。触れてみたいですね。

大人気です。

 

田中苑には、茶室や素晴らしい庭園もあります。

↓ 

東屋には平櫛田中の「岡倉天心胸像」があります。

天心を師と仰ぐ田中ならではの作品です。

金色に輝いています。

田中苑には自然をそのまま取り入れたような庭園があり、田中の作品がそれとなく配置されています。

透き通るような水の流れに飛び石があります。ブラインドの方には要注意です。

「不老」 107歳まで生きた田中でしか知り得ない境地でしょうか。

背景の山、清廉な水の流れとマッチした「不老」の石碑です。

その3に続きます。


井原野外彫刻鑑賞ウォークに参加しました。その1です。

2024-02-11 06:52:21 | 井原彫刻鑑賞ウォーク2024.02.10

井原線まちおこしネットさんの企画に参加させていただきました。

内容は、平櫛田中(ひらくしでんちゅう※)生誕の地、井原市には美術館だけでなく数多くの田中翁をはじめとする多彩な作家の作品が街並みの点在しています。これらを観て触れて、まるごと鑑賞しますとチラシにあります。

※平櫛田中の名の由来:田中家に生まれ平櫛家に養子で入った。二つの家名から作られた。

桃パの皆さんにはぴったりの企画です。

触りつくしました。

なんと50人以上の大集団です。

駅前から見どころいっぱいです。

どれだけ触れるかな。チャレンジです。

 

↓ 源平の屋島合戦。有名な源氏の弓の名手、那須与一は平家の姫の差し出した扇に矢を的中させ、敵味方の喝采を浴びたと伝えられています。

扇の的を射た功名で得たと伝えられている荘園のうち1つの備中荏原荘があるとウィキペディアに書かれています。

扇と射抜かれた矢の穴です。

澄川喜一「扇」 東京芸術大学学長、文化功労者

扇になかなか手が届きませんね。

駅前通りは一直線です。始まりました。

さっそく、石のベンチを触ります。

桜井裕一「はじらい」像です

足を触ってみました。

どんどん触ります。

 

袋田公園にやってきました。

ちびっこ田中さんあつまれ~

小学生に創造する心を養ってもらうことを目的に平成7年から毎年開催しているそうです。

ここにあるのは最優秀作品です。

触って何の像かを当てます。

岩崎正幸さんの「元気なザリガニ」です。

これはなんだろう?

こんなにいっぱいのオブジェがありました。

なんだろう?

「大切な地球」山足陽和さんです。地球を両手で包んでいますね。

「うれしいぞうさん」矢吹文乃さんだと思います。

「親鳥と小鳥」平田加奈さんです。

「空の冒険」唐木優衣さん。

今年の干支「龍」です。

十分堪能しました、次に向かいます。

中国銀行井原支店までやってきました。

ロダンの『青銅時代』1877年です。

素晴しい写実作品です。残念ながら触ることができない高さです。

世界的な名作にここ井原で会うことができました。

感激です。

 

その2に続きます。