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雨で本丸御殿の広縁がしまっていたので本丸御殿の広縁から見える
細川時代の花畑屋敷一帯、現在の熊本市の中心街の写真を掲示した。
昨日は熊本城の観光案内を遣ってきた。JTBの九州感動記行とか云うバスツアーである。
このツアーは中々時間的余裕がないので案内もうまくしないと熊本城に来たという印象さえ残らなくなってしまうと思っていた。このツアーは全国の各地からの希望者が同じバスでツアーするのである。私が案内した人たちに「どこからおいでですか?」と訪ねたところ年配の夫婦は「三重から」、若い夫婦の方は「神奈川」とおっしゃった。例の如く二の丸駐車場から出発で時間が一時間十五分くらいある感じであったので、西大手門、南大手門から御幸坂の説明、これは明治三十六年明治天皇の行幸があり、昔の南坂は坂が急であったのでそれを自動車が通れる道に改修したので御幸坂と呼ばれれいるのであります等々説明し、折角熊本城の観光だからと云う事で本丸御殿へと案内した。大体ここまではゆっくり歩いて十五分はかかる。本丸御殿への道、暗がり御門を入り、暗がり通路へ入ったとたん物凄い雷鳴と共に物凄い土砂降りの雨、これにはお客さんも少々驚かれたようであった。この暗がり通路は距離にして約五十メーターある。ここでは天井に渡されている赤松の木材、柱の欅等々の説明資料も多く、更にはこの通路は防火法で若しと云う時のためにこのような広い通路は消防車が通行できる事が出来るように設定されているまで説明できる。暫らくこの通路に滞在し少々小降りになったので御殿の中に案内した。