五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

7月7日は七夕さん

2011-07-07 04:30:48 | 雑件
2011年も半分暮らした今日は七夕さん。孫が小さいときは笹竹を伐ってきて短冊を下げてやっていたが大きくなると興味を示さなくなってしまったので何時の日から七夕さんも飾らなくなってしまった。しかしこれは土地開発とか公共工事とかと言う名目のもとに簡単に切り出せる竹林も無くなってしまったことにも原因がある。

俺の住居地の周囲には竹林も多かったとの記憶があるが何時しか市街地になってしまい現在では庭に植えている樹木の中にしか竹は見いだせなくなってしまった。
七夕を飾ろうと思えばデパート等で一本○○円で売ってある笹竹を買ってこなければならない。話は飛ぶがこんな処にも自然が無くなったという証拠はここにもある。

七夕さんとは7月7日の夜、織り姫と彦星は年に一回の待ちに待った天の川をこえて「再会」するという願い叶えられると、このように世の人々は「二人のように、願い事が叶うように」と、短冊に色々な願い事を書いて、笹や竹の葉に飾るようになったことだと伝えられている。世知辛い世の中では風流は無くなってしまったようだ。