こよみでは12月31日が最終日で新しい年、1月1日からが新年であるが40年も国家公務員として務めた者としては4月1日からが全くの新年である。職場では新規採用者の入社式、入庁式等が行われるが、大学においても朝の10時から学長の訓示が行われるはずである。今年から医学部出身の学長が出来たそうであるが、新制の熊本大学が創設されて以来学長は医学部出身者が昇格するのが常であったが、その中でどんな風が吹いたのか知らないが文系の学部を中心として上方から移入学長を連れて来た移入学長が出来上がった。俺自身も医学部に都合十数年も在職させられたので、医学部の先生が学長になられることはとっても都合が良かった。もちろん顔も知っているし、研究室を覗くことも多かった。
交代された谷口前学長
時代は変わると云った方がいいかもしれないが、俺自身は医学部から工学部へ移され工学部からも学長が選出され、それ以後は俺自身は特に新規学部等をまわされ、本省へ出ることも拒否され自身としても出世など考えないようになってしまい、どうにでもなれという気分になってしまった。5時終業と同時に酒を飲むことばかり専念して、特に渡り鳥の幹部は飲んだり食ったりすることばかりが好きであった。今と違い官々接待など当たり前のことで、その昔のことを思い起こせば若い時ではあったがよく体も続いたものであったと思っている。特に家内が言う事には「あたしが体を管理して引っ張ってこなかったらあんたは今頃は何回忌を行っただろうか」と何回言われたことであろう。そのためか一日に焼酎のお湯割り一杯に決めている、体をいためつけないようしたいと考えるこの頃である。
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時代は変わると云った方がいいかもしれないが、俺自身は医学部から工学部へ移され工学部からも学長が選出され、それ以後は俺自身は特に新規学部等をまわされ、本省へ出ることも拒否され自身としても出世など考えないようになってしまい、どうにでもなれという気分になってしまった。5時終業と同時に酒を飲むことばかり専念して、特に渡り鳥の幹部は飲んだり食ったりすることばかりが好きであった。今と違い官々接待など当たり前のことで、その昔のことを思い起こせば若い時ではあったがよく体も続いたものであったと思っている。特に家内が言う事には「あたしが体を管理して引っ張ってこなかったらあんたは今頃は何回忌を行っただろうか」と何回言われたことであろう。そのためか一日に焼酎のお湯割り一杯に決めている、体をいためつけないようしたいと考えるこの頃である。