日記再開

生きていて想いがあふれた時
あふれた分を書いてみる

絵本<ゆきのひ>

2025-02-07 | 日記

大雪予報が出て、豪雪地帯のことを思った。

 

母の故郷が新潟の豪雪地帯だったので、幼い頃から雪国の暮らしについて

何度も聞かされた。雪の季節になると、家の一階はすっぽりと雪に埋もれ

二階の窓から出入りしていたこと、街に出れば道路の中央から温水が流れ出ているので

雪はほとんどなく不便がなかったこと、小学校の体育の授業ではスキーが必修で

初心者でも情け容赦なく山の上から滑らされたこと、などなど懐かしそうに何度も話してくれた。

 

本棚の<ゆきのひ/加古里子 作・絵>を引っ張り出してみた。

母の故郷もきっとこんなに大きな雪が大量に降ったんだろう。ごんごんと・・・・

それが何時間も何日も降り続く。

今みたいに家庭用除雪機もなく、どうやって雪搔きをしていたんだろう?

山形蔵王のロッジで、駐車場から車を出すために5、6人で雪掻きをしたことがあるが、

1Mの高さの雪を車まで20Mの除雪で、くったくたになった。

むかし、学校の寮で同室だった子は秋田県出身。

ある日、私が「雪が好き!」と言うと、

ちょっとムッとしたような怒ったような口調になり、

「雪国の大変さを知らないから、そう言えるんだよ。

毎日毎日曇天で、雪に埋もれ、家の中も暗くて、雪搔きも大変で・・・

私は雪なんて大嫌いだ」と。

さもありなん。私の配慮が足りなかった。

彼女のお陰で、ジャリンコは深く反省できたのでした。

今はどこで暮らしてるのかな?

 


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