きょう『エルヴィス』を観ました。
カントリーミュージックが主流の1950年代のアメリカ、
そこへ稲妻のように現れたのがエルヴィス・プレスリー。
少し長い髪、ド派手なステージ衣装、甘い歌声、
そして激しいダンスに、若い女性たちは熱狂し、
あっという間にスーパースターになっていきます。
その裏にはマネジャーのトム・パーカーの手腕がありました。
しかし、当時のアメリカ社会では、ブルースやリズムアンドブルースなどの、
黒人音楽を取り入れたエルヴィスの歌を危険視していました。
たくさんの批判や中傷を切り抜けていくのですが、
その対策のひとつとして陸軍の兵役に就きました。
そして、その駐屯先の西ドイツでプリシラと恋に落ちて、帰国後結婚します。
やがて、エルヴィスは海外ツアーを望むようになりますが、
ことごとくトムが潰していきます。
そのたびにエルヴィスも対抗しますが、トムの心理作戦に打ち負かされます。
トムとの関係を断ち切りたいエルヴィス。
でも、トムが金づるのエルヴィスを手放すはずもなく、
エルヴィスはラスベガスのショーに縛り付けられて行くのです。
やがて、薬の闇に覆われていくのです。
とくに、エルヴィスのファンではありませんが、
エルヴィスとトムとの関係は知っていました。
でも、この映画の中の詐欺まがいのあくどいトムに怒りが湧きました。
収入の搾取というよりも、やりたかったことができなかったこと、
日本ツアーを熱望していたエルヴィス、終盤の彼の無念さに涙が出ました。
あの甘い歌声、やさしい色っぽい瞳、
初めは似ていないと思ったエルヴィス役のオースティン・バトラーでしたが、
あっという間にエルヴィス本人にしか見えなくなりました。
歌もほとんどオースティンが歌っているというのがすごいです。
めくるめく色鮮やかなパフォーマンス、Blu-ray買おうかな💗
広告代理業を営んでおります、首藤と申します. お仕事の相談させていただきたいのですが、問い合わせ先などあったりしますでしょうか。