先日『ブラック・フォン』を観ました。
アメリカ・コロラド州の小さな町で、少年たちの連続失踪が発生して、
フィニーの周りでも、何人もの少年たちの行方不明のビラが貼られていました。
フィニーは予知夢を見る妹のグウェンと、乱暴で粗野な父親のショウの3人暮らし。
フィニーの母はグウェンと同じように予知能力がありましたが、
ショウにも周りにも理解されずに自ら命を絶ちました。
そのことが原因で、ショウは子供たちに辛く当たっていました。
ある日フィニーは日学校の帰り、
マジシャンだという男に「マジックを見るかい?」と言われて、
黒いバンに無理やりに押し込められてしまいます。
しばらくして気がつくと地下室でした。
そこには汚いベットと壁掛けの黒い電話があるだけ。
でも、電話は断線していました。
けれど、電話が鳴って、この地下室から脱出する方法を伝えてきます。
電話の相手は、今まで誘拐され殺された少年たちからでした。
そのころ、グウェンはフィニー失踪の不思議な予知夢を見ます。
雨の中、自転車で夢の中に出てきた家を探していると、
突然、目の前に失踪した少年たちが現れます。
グウェンはフィニーの残り時間が少ないことを感じました。
フィニーは黒電話からのメッセージに従って、
地下室からの脱出を試みますが、何度も失敗が続いて、
誘拐犯の気持ちがいよいよ緊迫してきて来ました。
グウェンはフィニーを探し出せるのでしょうか。
そして、フィニーは地下室から脱出できるのでしょうか。
サイコ・スリラーって大好きです。
ハラハラもドキドキもたくさんあって満足しました。
でも、それだけだけでなく、
ショウとフィニー、グウェンの家族愛の映画でもありました。
ちょっと、ネタバレですが、
グウェンの予知能力が事件解決のきっかけになったことで、
ショウの態度も変わり、フィニーとグウェンに謝ります。
皮肉にもフィニーが誘拐されたことで、この家族に愛が戻ってきたのでしょうね。
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