女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

いい人。

2019-01-30 21:50:20 | 日記

職場の昼礼で服装のチェックがあり、

2列に並んだ反対側の人とお互いをチェックしあいます。

きのうの相手はIさん、

「ボタンよし!」と声を出しながら指差しで確認。

そして次は、「名札よし!」と言いながら、

きちんと名札が胸にあるかを確認しようとしました。

するとIさんはわたしの靴を指して、

「名札よし!」って言ったのです。

えっー??? どーしたの???

わたしは、おかしくて、おかしくて、

その場で笑い崩れました。

事情が分からない他の人はどーしたんだという表情。

「この人ゲラ子だから」

そう言いながらIさんはケロッとしていました。

でも、わたしはそのあとも、おかしくって、おかしくって、

笑いをこらえるのが大変でした。


昼礼が終わるとすぐにHさんがわたしに言いました。

「ねぇ、そんなにおかしいことあった?」

説明するとHさんも大笑い、

でも一緒にいたIさんはポーカーフェイス。

わたしが失礼にも笑い過ぎていることを、

気にしていない様子でした。


今年になってIさんは、事務所でちょっと静かです。

年末Oさんと言い合いをしたせいかしら?

ふたりはお互いを避けているように感じます。

でも、ロッカールームでIさんは結構おしゃべり。

そのおしゃべりにいつもわたしがお付き合いしています。

だから、きっと笑い過ぎも許してくれたのかしら?


みんながちょっと煙たがっているIさんですが、

いい所もあるんです。

週に2回、ユニフォームがクリーニング店から戻ってきます。

その女性用のユニフォーム50人分を、

各人のロッカー前に配ってくれています。

洗濯室の知的障害の人たちには、必ず声をかけています。

いつもたわいもない冗談なのだけれど、

洗濯室の人たちは、楽しそうにその冗談に応えています。

わたしにはできないな・・・。


Iさんっていい人なんです。

64歳のわたしが笑い崩れるくらい、

おかしいことしてくれる。

だれかれ構わず言う人の悪口さえなくなれば、

もっと、もっと、いい人なんです。



 


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