女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

寒さのおかげ。

2019-01-09 22:57:38 | 

きょうはとても寒かったです。

暖房中の部屋の中もひんやりしていました。

朝、シャワーを浴びて部屋に戻ると、

ジークとモナがひとつのベッドで一緒に寝ていました。

寒かったのね。でも、びっくり・・・。

 

最近のモナはジークにとても攻撃的。

夜寝るときは同じケージに一緒に寝ていますが、

モナが先にケージに入ると、

すごく唸ってここに来るなと言わんばり。

なだめすかして2匹をケージに入れても離れて寝ます。

 

そしてある日、モナがジークに吠えて飛び掛かりました。

何でそうなったのかはわかりません。

応戦一方のジークにモナは何度も噛みつき、

ジークの毛が束になって飛び散りました。

うまく止めないとわたしの手も噛まれてしまいます。

そばにあった犬の毛布で、

2匹の間に割って入ろうとしましたが、うまくいきません。

だから、思い切り毛布でモナを叩きました。

ポリエステルの毛布なので痛くはないと思いますが、

モナは動きを止めて、びっくりしたようにわたしを見ました。

どうして?っていう顔でずっとわたしを見ていました。


些細な小競り合いはしょっちゅうです。

何でそうなってしまうのか、よくわかりませんが、

わたしがモナに甘く、ジークに厳しくしているのが原因かしら・・・。

いつも要領が悪くどんくさいジークよりも、

要領がよく甘え上手なモナにベタベタしてしまう。

そのことがモナの支配意識を増長させているのか・・・。


今朝は一緒に寝ている2匹をたくさん撫でました。

「仲良いいね。いい子だね」って。

あの大ゲンカからは、ジークを優先するようにしています。

モナにできるだけわかるようにやっていますが、

うまくいくでしょうか。

でも、しばらく続けてみます。


モナが来たころ、2匹はいつも一緒に遊んでいました。

あの頃の2匹にもう一度会えるかな・・・。

 



再会いろいろ。

2019-01-07 23:48:24 | 日記

元旦に映画を観た後、

映画館の階下のショッピングモールを歩いていました。

「〇〇さん!」

「ん?」

「〇〇さん!」

「アッ!△△ちゃん!」

会社のパート仲間、と言っても彼女は30歳。

みんなから△△ちゃんと呼ばれています。

映画の後の興奮もまだ覚めないわたしは、

「キャー!どうしたの?」

「初詣に来ました」

△△ちゃんはいつもひとりで行動しています。

この日もひとりで初詣に来ていました。


△ちゃんと別れてすぐ、また声をかけられました。

「こんにちは」

「あっ、お久しぶりです」

以前住んでいた家の前のパン屋さんのおじさんとおばさんでした。

「きょうは大師さんに来てね。今、家を建て直しているんですよ。

3月には完成しますんで、ぜひ寄ってくださいよ」

おばさんとはよく話していましたが、

この日のおじさんはすごくおしゃべりでした。

「ええ、ぜひお邪魔しますね」

と、お愛想を言いながら別れました。

(きょうはよく人と会うな・・・)


おとといの土曜日、

スポクラのランニングのプログラムに参加するために

スタジオの外に並んで待っていました。

「ねぇ、ご無沙汰!」

「・・・」

スポーツウエアなので、一瞬分かりませんでしたが、

よく見ると以前住んでいた家のとき、

 犬の散歩でよく会っていた犬友さんでした。

「あっ、ご無沙汰です」

「ワンちゃんは元気?うちのはもう亡くなったのよ。

 あなたを先週も見かけたんだけど、すぐに帰っちゃったでしょ」

「あっ、そうでしたか。気が付きませんでした」

並んでいた列から離れておしゃべりを続けようとしました。

「あっ、いいよ。またね」

そう言ってジムの方へ戻って行きました。


ランニングプログラムが終わって、

犬友さんを探しましたが見当たりませんでした。

でもいつかまた会えるでしょう。


この1週間で意外な出会いや再会がありました。

昔の知り合いと会うのは懐かしいけれど、

その付き合いが再開することはないと思います。

本当に仲がよかったら付き合いは続いていたはずです。

だから、再開店したパン屋さんには出かけないし、

犬友さんともう犬の話はしないと思います。

人の出会いと別れは、

初めから決まっているような気がします。

そんな気がした1週間でした。





We are the Champions.

2019-01-05 23:47:32 | 映画

きのうは仕事始め、きょうはスポクラへ行き、

いつもの日常が始まりました。

でも、今年はいつもと違い熱く始まったのです。


元旦に『ボヘミアン・ラプソディ』を観ました。

クイーンのCDを持っていましたが、

まったく聴いていませんでした。

曲は知っていても、

バンド自体にはいいイメージがありませんでした。

でも、映画を観てそのイメージは払拭されました。


映画はクイーンのリードボーカルの

フレディ・マーキュリーの半生を描いたものです。

クイーンの他のメンバーとの出会い、

恋人のメアリーとの出会いと別れ、

そのフレディの孤独と苦悩、

その中でクイーンの曲が流れ、

最高のパフォーマンスのコンサート。

映画の中の歌声は、実際のフレディのもの。

その歌声のすばらしさ、心に沁み込んできます。


そしてストーリーのすばらしさ、

フレディを演じたラミ・マレックの演技のすごさが、

フレディを蘇らせてくれました。

それにクイーンの他のメンバーも本人たちとそっくりです。

そっくりだけでなくて演技もいいのです。


メアリーと別れ、クイーンの他のメンバーとも仲たがいして、

ひとりになったフレディの苦しみと寂しさを、

自分のものとして感じてしまい、

わたしもとても辛くて泣きました。

更年期のころ、

なぜわたしは独りぼっちなのかと思っていました。

あのころは寂しくて仕方がなかった・・・。

あのときの寂しさが、また染み出してきました。

フレディの辛さ、ほんの少しわかった気がします。

 

ひとりになったフレディはアルコールとドラッグで、

そのときだけの相手たちと夜を過ごしていました。

そこへ駆けつけたエミリーを、

ひどい言葉で傷つけて怒らせてしまいます。

しかし、フレディはそのメアリーの言葉で、

もう一度クイーンとして歌いたいと行動し始めます。

でも、どん底から這い上がろうとするときに、

自分がエイズだと知るのです。


映画のラストシーンは、

アフリカ難民救済のチャリティコンサート。

そこで圧巻のパフォーマンスのクイーン。

フレディは歌います。

♪代償は払ってきた、何度も。ひどい失敗もした。

だが、全てを乗り越えてきた。我々は勝者なのだ、友よ。

We are the Champions♪


そうです、わたし達の人生の勝者は自分なのです。

どんなに辛くても、どんなに寂しくても、

この人生を放りだす訳にはいきません。

前を見て歩き続けることこそが勝者の証し。

フレディの苦悩を感じれば感じるほど、

あの歌声がわたしの心をわしづかみします。

 もう一度『ボヘミアン・ラプソディ』を観ようと思います。

わしづかみされたいのです・・・。