公演名 薔薇とサムライ
観劇日 2010年5月2日(日) 12:30開演
座席 3階
笑って、ロックに浸って、五右衛門ロ~ック!と(心の中で)いっしょ
に叫んで、すっきりキゲンよく帰れる舞台。
テンションあがる、あがる。笑った、笑った~。
映像と融合した舞台装置もますますパワーアップ。3D映画みたいで
迫力があった。特に船のシーン。
五右衛門 → 七つの海をまたにかける盗人
ってことで強引に17世紀のイベリア半島付近のお話になってた。
新感線のお芝居でまさか舞踏会まで見られるとは~♪
五右衛門ロックのときに感想を書きそびれたので、今回は即アップ!
石川五右衛門:古田新太
アンヌ・ザ・トルネード:天海祐希
シャルル・ド・ボスコーニュ:浦井健治
デスペラード豹之進:山本太郎
ポリー・デ・ブライボン:神田沙也加
エリザベッタ:森奈みはる
海賊バルバ・ネグロ:橋本じゅん
マローネ(アバンギャルド公爵夫人):高田聖子
ガファス・デ・ナルビオッソ将軍:粟根まこと
ラーカム・デ・ブライボン大宰相:藤木孝
ほか
<あらすじ>
ときは17世紀、ところは日本を遠く離れたイベリア半島の一小国
コルドニア王国。その領海で暴れまわっている海賊の石川五右衛門
は、同じくその界隈を荒らしている女海賊アンヌ・ザ・トルネード
と戦友になり、彼女の船で用心棒をすることになる。
とある港町で、五右衛門は彼をつけねらう賞金稼ぎのデスペラード
豹之進と戦う羽目に。しかもその隙を突かれ、アンヌは城の兵士に
捕らえられてしまう。
城に連れて行かれたアンヌを待っていたのは、ラーカム・デ・ブラ
イボン大宰相。王の血筋が途絶えた今は、彼が国を仕切っている。
だが、大宰相はアンヌに王になれと告げる。彼女こそ先王の娘だと
いうのだ。
城に入ったアンヌは、侍女エリザベッタから貴婦人教育を受ける
はめに。 社交界デビューのダンスパーティーで、隣国の王子、
シャルル・ド・ボスコーニュは彼女にひとめぼれをする。そして、
そこにはアンヌを心配して潜入していた五右衛門もいた。
貴族に変装していた五右衛門のことが気になり、うるさくつきまと
う大宰相の孫娘のポリー・デ・ブライボン。
それぞれの思惑が交錯する中、女王としての立場に目覚めていく
アンヌはついに“海賊討伐令”を発布。彼女自ら甲冑を着込み軍を率
いて、かつて仲間だった海賊たちに戦いを挑むことになってしまう。
海賊仲間を守るためアンヌと対決する五右衛門。
国王と海賊、立場を分かつ二人の誇りと意地が激突する。
だが、女王擁立の裏には大宰相の国家的陰謀があった。
五右衛門とアンヌ、果たして二人の運命やいかに!?
(以上、公式ブログより)
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天海祐希さんの縦ロールが見られる!といつかのフライヤーに書いて
あったので楽しみだった。
たしかに天海さんはどこを切り取ってもパーフェクトで、歌って踊って
走り回って立ちポーズ決まって、魅力全開だった。
ヘアスタイルもロングからアップ、縦ロール、ストレートのショート、
かぶり物多数・・・。
タカラヅカ時代の舞台は見てないけれど、今日の舞台を見ながら想像し
てみたら・・・うん、わかる気がした♪
でも今回は女性の役なんだけどね、いちおう・・・。
とにかく今さらこんな天海さんを楽しめるのは新感線ならではだと思う。
古田さんの五右衛門は重さもあって(あ、体重のことじゃなく)、凄み
の中に独特の動きや台詞の間で笑わせてくれましたね~。
じゅんさんのバルバにソウルメイトと言われるカブリモノとか(笑)。
今回目を見はったのは立ち回りではなく、ツイスト♪
3階から引いて見渡していたら、他の誰よりも動きが身軽でうまかった!
中指を突き立てるポーズも何度か見せてもらったし、おみあしは惜しげ
もなく披露してたし。変身ギャグでは、3階から見てて二人が入れ替わっ
たのがミエミエでも(笑)すご~く笑えた♪
新感線のメンバーの縦ロールもなかなかよかった。
コスプレの要素もいっぱいで。
聖子さんの黒っぽいSな衣装が色っぽかったな~。
そんななか、じゅんさんのヒゲのおじさんのカミングアウトはもうサイ
コーにうけてた。拍手喝采!
フリフリドレスが好きでたまらないのに全く似合わない女装のオジサン。
そのギャグ、なんで今までやらなかったのかと思うくらい楽しかった~!
そこに込められた想いには真実があるし、カワイくもあるし。
でも、よくある女装好きの中年の悲哀とかは一切なく、最後までカラリ
とした笑いとして終始していたのは、やはり新感線。
マウスみたいなシルエットの(ドラキュラのゲイリー・オールドマンみ
たいな)髪型をしたラーカム藤木孝さん。シリアスな舞台でも今回の舞
台でも同じようにしゃべってるのに、演出の違いでこんなに面白くなっ
ちゃうなんてね~。いや、やっぱりお上手なんでしょうね。
いちいちコテコテギャグが楽しい山本太郎さん。プリンセスがお似合い
の神田沙也加さん。大まじめに見えて可笑しい森奈みはるさん。
そして、今回出色だったのがシャルルの浦井健治さん。
「ヘンリー六世」では新人賞を受賞したらしいけれど、今回は終始ニコ
やかな笑顔で、男っぽいアンヌと対照的に女っぽいビジュアルの王子を
好演している。すぐ歌いたがる王子。おおげさすぎる!とギャグにされ
る王子。新感線の舞台ではほんとにみんな魅力的に見える♪
ミュージカル以外での浦井君、今後も楽しみ!
<音楽・歌>
お、今回は本格的ミュージカル?( by 森雪之丞 & 岡崎司)
と思いきや、なぜ歌う?とか、ミュージック、ストップ!とか、歌い上
げたぞ、とか。歌うことにまつわる笑いも多かった。
歌もたっぷり聞かせつつ、笑いもたっぷりとってしまうのは、やっぱり
関西やね~。
今回はメタルマクベス以来の冠徹也くんに、高い声~!の元気薬を久々
に注入してもらいました! あの頭でせっかく就職できたのにね♪(笑)
就職しなかったもう一人のロッカー、教祖イコマノリユキくんもガン
ガン攻めてましたね! 印象に残る二人だったな♪
<薔薇>
ガンズ・アンド・ローゼスの薔薇。
ジュリーが昔歌った「サムライ」。
片手にピストル、心に花束~♪の世界だよね。
男の子はこうでなくっちゃ。女海賊も、ね。
<カーテンコール>
さんざん拍手して何度も出てきてもらって、もう出ないよね、と思って
いたら古田さんが登場して「今日はどうもありがとうございました」って。
「お急ぎの方はお帰りください。ほかの人にはどうでもええことです。
今日はうちのメンバー右近くんの誕生日です!」
そこでバックの映像も音楽も、ハッピバースデー♪モ-ドに。
みんなで唱和はしなかったけれど(笑)、会場拍手!!
そこへ四角いおいしそうなフルーツケーキが。
古田「いくつになったんですか?」
右近「42歳です。ふう、ふう」←キャンドルの火を吹き消すが消えない。
古田「あれ?意外と肺活量ないのん?」
ようやく消えて(笑)、再び拍手。
またまた「ありがとうございました。大阪は・・・ナントカントカ・・・」
そして、最後にまた中指をつきたて、上手に古田さん、下手に天海さん
がはけていき、深々と頭下げて引っ込んだ古田さんでした!
私のほうは、はい~、眠れません。
気になって気になって・・・・・・。
それもありますが、ぢつは・・・GW中の旅先のデジカメ写真がっ!
撮影したはずの思い出写真が・・・
ごっそり削除?されてしまっていることにたった今気づき、
ショックで眠れません(泣)。
自分が信じられない~~~~~~。
機械が信じられない~~~~~~。
武田君と一緒に歌った「闇が広がる」のサビがすぐに出てきちゃいます♪
そうですか…SHIROHには…(-_-;)
さて…ムンパリさんはどちらでご覧になられたんでしょうね・・v
今頃気になって眠れない~~~んじゃ?
楽しい舞台なので笑ってきてください(笑)。
エライコッチャ!!
私・・・すごーい勘違いで、浦井君はSHIROHには
出演してなかったみたいなんです~(大恥&涙)。
なので削除しました!大変しつれいしましたっ。
じゃあどこで見たのか・・・それも思い出せないのです~。
ただ今回の王子がてっても魅力的であることは間違い
ないのでお楽しみにぃ~。(滝汗ザザザーッ。)
ありゃ~気づかないことってあるんですねー^^;
そういえば、SHIROHで舞台とかにめちゃめちゃハマったんですけど、あとで見返すと…そうやん♪ナルシーもいたんだわーとかなんとか…次から次から発見しちゃうんですよねv
泉見さんも吉野さんも♪
あ~またDVD出してきて見ようかなぁ~(#^.^#)v
私の薔薇サムは来週が初!!わくわくドキドキです♪