タイトルにしておいてナンなのだが、そもそもアイドルに歌唱力って求められるものなのだろうか。アイドルのファンは、「歌唱力」に惹かれてファンになるのか?
ある歌番組を、なんとなく眺めていた。
あるアイドルグループの番になり、歌が始まったのだけど。
まったく音程の合わない悲惨なモノだった。わりとよくテレビで見る顔で、しかも毎回「?」と思う歌を披露しているイメージなのだが、今回は…かなり悲惨だった。もはやイヤモニが壊れていてバックの音がズレて聴こえているのかな?とさえ思えてくるくらいの歌だった。
本人達は何を思って歌っているんだろう。互いの音痴っぷりをどう思っているんだろう。そもそも練習というものをこの子達はどのくらいしてきたんだろう。そんなことを思いながら、気の毒な気持ちで眺めていた。
演技やダンスはかなりいいセンいってるんだから、もう歌はやめたら、というかやめさせてあげたらどうだろうか。LIVE収入が大きいんだろうか。
この子達のファンは毎回、この歌に納得してるってことなんだろうなぁ。まぁ、他人の好みをとやかく言う権利はない。
そして、これまた違うグループの子。ある韓国アイドルとコラボってゆーか一緒に歌います的な。
そもそものお題が難曲ではある。どちらがどうというよりも、伝わってくる地の「必死さ」が違ってしまっている。これはもう好みの問題だろう。必死さを「熱さ」と捉えるか、余裕のある表情に垣間見える「熱さ」にさすが!と拍手するか。
恐らく、そこは計算というか想定されてたのではないのかな。ふたりが同じように歌うのではなく。ただ、かたほうの子の歌が、あまりに必死そうに見えてしまった。それだけなのではないかな。
これ、巷でちょっと話題になっているようである。
わたしは、「歌手」を名乗る以上その人には、きちんと歌ってほしいしてかコレ当たり前だと思うんだけど笑、たまにはそりゃ失敗もあるだろう、人間なんだし。フジコさんもそう言っていた。だけど毎回、いつも、「?」と感じる人の歌は聴きたくないし、それってプロとしてどうなの?と問いたくなる。
アイドルなのかアーティストなのか、ナムジュンも問うていたけど、アイドルの仕事のひとつが「歌」であり、人前でしかもプロとして歌うのであれば、それなりのものを聴かせてくれよ、と期待してしまう人間である。
問題なのは、これはわたしにしかわからないもの差しであり、歌が上手いからファンになるということでもない、ということである
けっきょく自分が良けりゃいいんだなぁ〜