「徹底解説!健康食材・自然食品 」より
中性脂肪の減少効果
キクイモの一番大きな効果効能は、キクイモに含まれているイヌリンの働きです。
日本人全体の食生活が欧米化してカロリーの摂りすぎの人が増えています。
カロリーの摂りすぎは様々な疾病の原因になります。
中性脂肪を増やして、脂肪肝の患者さんを増やしました。
脂肪肝そのものはそれほど怖くはないと言っても、心筋梗塞などを死に至る病気の引き金になります。
菊芋の“中性脂肪を減少させる効果”は大きく、その減少させる元となっているのがイヌリンです。
菊芋に含まれるイヌリン効果で、膵臓機能改善し、肝機能の回復向上をさせて、各臓器が順調に働くよう促します。
また、イヌリンは、糖質の吸収を抑える作用をするため、余分な脂肪を溜めこまないのも脂肪肝を防ぐのに役立っています。
血糖値の上昇を防ぐ
血糖値で悩んでいる方にお勧めなのが菊芋です。
菊芋の効能で一番大きいのは菊芋の主成分イヌリンは、“天然のインスリン”とも言われるほど血糖値を下げる働きをしています。
そのため菊芋は糖尿病の予防や改善にも大きな効果を発揮しています。
菊芋に含まれるイヌリンは人間の体内酵素では消化や吸収されない糖質です。
そのために一緒に摂った食べ物の糖の吸収も抑制する作用をします。
さらにこのイヌリンの特徴は、腸内環境を整える働きをし、腸内にある糖質も体の外にスムーズに運び出してくれます。
腸内の糖質が体外に運び出されるのですから、血糖値の上昇を防ぐことができ、糖尿病を予防することが出来ます。
このように、菊芋に含まれているイヌリンは、糖尿病を予防すると共に、腸内の環境を整えてくれます。
糖質の吸収が少ないことから、ダイエットの時に菊芋を用い、ダイエットを成功させた人もいます。
菊芋が血糖値の上昇を防ぎ糖尿病の予防と改善に効果があり、生で食べる方が効果があるとのことです。
体内の活性化を促す
菊芋に含まれているイヌリンは「天然のインスリン」とも評されるほど、私たち人間の身体にとって有効に働いてくれる物質です。
菊芋 効能の大きさの元となっているイヌリンは糖尿病に効果があるばかりでなく、私たちの体内の細胞を活性化させる働きもしています。
イヌリン効果で腸内細菌が刺激されて、ビフィズス菌などを活性化させます。
活性化されたビフィズス菌は、腸の調子を整えますから、便秘の解消にも効果を発揮してくれます。
その他、菊芋に含まれているペクチンが重金属や放射能物質を体内から除去をするといいます。
このように菊芋にはたしかに体内の細胞を活性化させて、私たちを元気な体にしてくれる効果があるのです。
便秘の改善効果
菊芋 は「便秘の改善」の働きをしてくれる効果があります。
菊芋の食物繊維が腸内環境を良くして便通が良くなります。
便秘が改善されれば体調も自然に良くなりますから、菊芋はお勧めです。
菊芋に含まれている優れた物質イヌリンは、腸内で人間の体にとって欠かせない“ビフィズス菌”など、善玉菌の餌となって善玉菌を増やしてくれ腸内環境整った結果、便秘が改善されます。
腸内環境が整うと、消化器系のトラブルの改善に繋がり、肌のトラブルがなくなって綺麗な肌が期待できるほか、不眠など、様々な体の不調の改善に繋がります。
ただ、便秘ではない人や腸が弱い人が菊芋をたくさん食べ過ぎると、お腹が緩くなって下痢をすることもあるので摂りすぎには注意が必要です。(私の経験からすると、下痢をしても腹痛を伴いません。便意が多くなり、ガスが出ますのでご注意を。本当に腸の掃除が始まった、てな気分です。でも、あまり顕著な場合は摂取量を減らし、体質に見合う量にしたほうがいいでしょう。わたしも顕著に表れるほうで、小さな芋1.2個が適量です。)
また、健康食品やサプリメントは薬ではありませんから、ある程度続けてからではないと効果が出ません。
人によって効果が出るまでの期間は違ってきますが、およそ1ヵ月は必要だといいます。
菊芋は元々日本にあったものではなく、戦後の食糧難には、多くの人の食糧不足を助けています。
薬と違うので副作用もありません。
健康維持に取り入れてもいらいたいのが菊芋です。
美容と健康に
菊芋 効能その働きには大きな健康効果が期待されて、健康不安を感じている多くの人に愛用されています。
また、健康不安は抱えていなくても、健康を維持したい方や、美容と健康、そして老化を防ぎたい方にとっても効果があるとして活用されています。
きくいもの成分にはポリフェノールが含まれていますが、ポリフェノールは、抗酸化作用の働きが強く老化を早める活性酸素の働きを阻害&抑制してくれます。
菊芋の整腸作用効果で腸内環境を良くして便秘の改善をしてくれるのと、菊芋の「セレン」と呼ばれる物質が、シミ、クスミを消すとされています。
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◆サラダや和え物
生のまま皮を剥き、スライスや細切りにしたものをサラダや色々な和え物にして食べます。シャキシャキとした食感が楽しめます。
◆炒め物や焼きもの
スライスして炒め物に使ったり、丸ごとオーブンで焼きバターなどを付けて食べても美味しいです。
◆煮物や汁もの
ジャガイモのように煮物にすることも出来ます。また味噌汁やスープの実にもなるほか、ポタージュにも出来ます。
◆揚げ物
丸ごとフライにしたり、スライスしたものを天ぷらにして食べてもいいでしょう。
出典「野菜の食材百科」
この食材で「健康になる」などと思わないでください。体にいいもの(化学物質の入っていないもの)を日常的に多品種取ることが健康にいいのです。
今日も割と強い霜が降りてます。でも、朝のうちに消えてしまうので、江部乙に行ったときは、霜が降りたのかどうかもわからず、ハウス内を点検して「今日も無事でした」。