里の家ファーム

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加藤登紀子さんが新曲「果てなき大地の上に」で反戦訴え

2022年07月31日 | 音楽

何のために誰のために繰り返すのか戦争を 

「東京新聞」2022年7月30日 

 国家と国家が意地を張り合う戦場で、犠牲になるのは民衆だ—。ロシアのウクライナ侵攻を受け、シンガー・ソングライターの加藤登紀子さん(78)が反戦歌「果てなき大地の上に」をつくった。自分がかつて国家に捨てられた民だからこそ、「今すぐ戦争をやめて」と募る思いを歌声に乗せる。(林啓太)

◆旧満州から引き揚げ、実体験に重ね

 「ひとりで歩きなさい。歩かないと死ぬことになるのよ!」。2歳8カ月の加藤さんは母親に促された。1946年9月、旧満州(中国東北部)から日本に引き揚げる時のことだ。ソ連軍が終戦の直前に侵攻すると、日本軍は邦人を見捨てて敗走。加藤さん一家は約1年にわたり、同地に留まることを強いられた。

 あれから76年。数百万というウクライナの人々が戦争で故郷を追われ同国の内外に逃れている。〈明日を祈って眠った命の欠片かけら握りしめて〉〈目覚めれば白い道をただひたすらに歩いた〉。新曲では「満州から逃れる日本の人々と、今のウクライナの人々の姿を重ね合わせた」といい、最後にこう問い掛ける。

 〈何のために誰のために繰り返すのか戦争を〉

 ロシアの侵略行為が不当なのは言うまでもない。同時に危ぶむのは、反撃するウクライナ人の「滅私奉公」を美化する傾向だ。

 同国政府は、徴兵が可能な18〜60歳の男性の出国を禁じている。夫が従軍するウクライナ人の女性に会う機会があり、「夫が残るのは嫌だって言えなかったの?」と尋ねると、女性は口をつぐんだ。ゼレンスキー大統領は「最後の1人まで戦う」と息巻くが、加藤さんは「それは戦中の日本と同じでは」とみる。

 国同士は威信や誇りをかけてぶつかり合う。その影で民衆はけなげに、したたかに命脈をつないできた。人間の歴史をこう振り返り、「歌うということは、国家の側ではなく、生き抜こうとする人々の側に立つこと」と、力を込める。

 加藤さんが中学生の時に父親が東京で開いたロシア料理店の従業員には、ロシア系の他にウクライナにルーツを持つ人もいて、一緒に歌ったり踊ったりした。「互いへのわだかまりなんて、全然なかった」

 想起するのは、ジョン・レノンが国境なき世界を夢想した反戦歌「イマジン」。歌を和訳してカバーしてきた加藤さんは「国の壁を壊すことは難しい。でも人の心を開くことはできるはず」。新曲で連呼する〈ノーウオー!、フォエバー!(戦争反対、永遠に)〉がジョンの精神と共鳴し、世界に響き渡ることを願っている。

     ◇

 加藤さんは8月31日午後6時から、東京都渋谷区桜丘町の渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで公演する。「果てなき大地の上に」も歌う。S席7000円、A席6500円。問い合わせは、コンコルディア=電03(6441)3301

 

果てなき大地の上に


園のようす。
鬼百合が咲いた。

終わったオオウバユリ

草夾竹桃。

ヤマアジサイ(間違い)ガクアジサイ。


Wakana  待望の“アニクラ”コンサートで響かせた、歌への情熱「人生の中でNo.1の思い出」

2020年12月27日 | 音楽

今日は、趣を変えて音楽記事を。
今年はwakanaさんの歌を一番聞いただろう。
丁度,wakanaさんの記事が目に留まったので紹介します。


 

Photo/大川晋司

約一年振りの有観客コンサートは、1966カルテットとの“アニクラ”コンサート

 Wakanaの歌声が、美しい音響を誇る紀尾井ホールの隅々にまで響き渡り、1966カルテットが弾き出す弦とピアノの音と、そして客席の拍手と“響鳴”し、感動が会場を包んだ――Wakanaとクラシックのテクニックを駆使した洋楽カバーを演奏し、海外でも高い評価を得ている女性4人組・1966カルテットとの「Wakana Anime Classic 2020」が12月22日、紀尾井ホールで行われ、約一年振りの有観客ライヴとなったWakanaは歌える喜びをかみしめながら、一夜限りのスペシャルな夜をファンと共に楽しんだ。

 会場のエントランスを入ると美しい花達が出迎えてくれ、ステージにも草木と花達が装飾され、さらに客席にはフラワーコサージュが置かれ、ファンはそれを胸のポケットに差したり、思い思いのところに付けて、まさに華やかなショウの幕開けを待つばかりだ。

『Wakana Covers〜Anime Classics〜』(12月9日発売/通常盤)
『Wakana Covers〜Anime Classics〜』(12月9日発売/通常盤)

 昨年ソロデビューしたWakanaは今年、2月26日に2ndアルバム『magic moment』をリリース。3月にはライヴを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で2021年4月に延期に。しかし12月9日にはカバーアルバム『Wakana Covers〜Anime Classics〜』をリリース。様々なアニメ楽曲をストリングスとピアノのクラシカルなアレンジで表現し、歌うことを決してやめなかった。そして歌を直接届けたいという思いが結実したのが、この日のライヴだ。

溢れるジブリ愛

 

 1966カルテットのメンバー、松浦梨沙(V)、花井悠希(V)、伊藤利英子(Ce)、増田みのり(P)に続いて、白いロングドレスのWakanaが大きな拍手に迎えられ登場。オープニングナンバーは『Wakana Covers〜Anime Classics〜』の1曲目でもある「時には昔の話を」だ。Wakanaが「大好き」と公言しているスタジオジブリ作品『紅の豚』で、加藤登紀子が歌った名曲を、ひと言ひと言を慈しむように、そして一人ひとりに語りかけるように歌った。Wakanaの歌は高音部の美しさは言わずもがなだが、この曲では低音部の美しさが印象的だ。そして同じくジブリ映画『魔女の宅急便』から、荒井由実「やさしさに包まれたなら」は温かで伸びのあるボーカルで、まさに会場を優しさで包んでくれた。

「今日という日をドキドキしながら迎えました」

 「本当にライヴができるのか、今日という日をドキドキしながら迎えましたが、皆さんのお顔を見ることできて嬉しいです」と笑顔で語り、カバーアルバムには収録されていないが「大好きな曲」の『風の谷のナウシカ』を披露。松本隆の詞の世界観とステージの草木と花達、そして1966カルテットが作り出す澄んだ音がマッチして、歌が更に輝きを増す。続いて、新海誠作品『言の葉の庭』から「Rain」を歌った。大江千里の名曲を、秦基博がカバーしたものが映画の主題歌として使われていた。人懐っこいメロディが印象的な、男性目線の歌詞を抜群の表現力で届けてくれた。ディズニーアニメ『トイ・ストーリー2』から「When She Loved Me」さらに、「もののけ姫」を圧巻の歌声で届ける。彼女の楽曲への深い愛が伝わってくる。

 1966カルテットのリーダー・松浦と、レコーディングやライヴのリハーサルでのやりとりを明かして、客席からマスク越しに“静かな”笑いが起きる。そして第一部最後はジブリ映画『天空の城ラピュタ』の主題歌「君をのせて」だ。松浦が手がけたドラマティックなアレンジに乗せ、パワフルかつ繊細な歌を響かせていた。

「Kalafinaとしての10年間はあっという間だったけど、たくさんの時が詰まっている」

 20分間の休憩をはさみ、まず黒の衣装に着替えた1966カルテットが登場し、Wakanaは肩にフラワーコサージュを着け、花があしらわれた艶やかなロングドレスで登場。第二部の幕開けはKalafina時代のアニメソング「傷跡」「未来」を披露。「傷跡」では1966カルテットが作り出す音像が、歌の輪郭をよりハッキリとさせる。ポップな「未来」ではハッピーな空気を客席に送り、MCでKafalinaとしての10年間を振り返っていた。「10年間あっという間だったけどたくさんの時が詰まっています。毎日色々な発見があって勉強にもなったし、たくさんの経験をさせてもらった。時が経つにつれ、音楽が私を励ましてくれることがたくさんあったと気付かせてくれました。歌うことは難しいことじゃないと、改めて教えてくれた曲を歌います」と、斉藤和義「歌うたいのバラッド」(『夜告げるルーのうた』)を歌った。序盤はピアノとチェロのみのアレンジで歌がひと際立ち、ヴァイオリンが重なり、優しくそして徐々に熱を帯びてきた力強いボーカルが会場を包む。

「Get Wild」「愛にできることはまだあるかい」等、アニメの名曲=ポップスの名曲を、豊かな表現力で自分色に染める

 1966カルテット共にレコーディングをしたTM NETWORK「Get Wild」(『シティーハンター』)では、ビートルズなどのUKロックをメインに、アップテンポの曲を力強く演奏しつつクラシカルに変換させる、彼女達の真骨頂とでもいうべきプレイが炸裂。その演奏に乗せ、言葉数が多く起伏が激しいこの曲を、豊かな表現力でWakanaカラーに染めた。「この曲はレコーディングで1966カルテットの演奏に、女性ならではの華やかさ、繊細と共にすごく力強さを感じて、歌い方が変わりました」と語っていた。そして新海監督の最新作『天気の子』の主題歌で、RADWIMPS・野田洋次郎の「愛にできることはまだあるかい」を歌う前に、「こんなにストレートに、胸に語りかけてくれる言葉があるんだと感動しました」と語り、ひと言ひと言を丁寧に紡ぐように、情感豊かに歌った。「私が皆さんから元気をいただいています」と語り、本編最後は「子供の頃に観て、今でも大好きな映画」『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』(1991年)の主題歌で、白鳥英美子が歌った「夢のゆくえ」だ。優しいメロディが印象的なこの曲を歌い終わると、客席から大きな拍手が送られ、2階からも降り注がれるように拍手が響き、彼女は愛おしそうにそれを全身で受け取っていた

「来年は音楽で楽しい気持ちになれるように、たくさんの音楽を届けたい」

 

 もちろんこれで終わらない。アンコールは1966カルテットがクイーンの「Radio Ga Ga」をアグレッシブに、ドラマティックに演奏。1966カルテットは今年10周年を迎え、チェロの伊藤利英子が新加入し、新体制でのライヴはこの日が初めてだった。Wakanaは鮮やかな黄色のドレスに着替え、登場。シンガー・Wakanaの存在証明を、強い意志と共に明らかにした大切な2ndアルバム「magic moment」のタイトル曲でもある「magic moment」を、伸びやかな歌で届ける。歌の余韻を弦の音が掬い、感動が広がっていく。「みなさんさんからへの愛が溢れ出ているコンサートになったと感じています。今日のコンサートが、みなさんの2020年の楽しい思い出のひとつになっていたら嬉しいです。私は全人生の中でNo.1の思い出になりました」と感謝の思いを伝え「カントリー・ロード」(映画『耳をすませば』)を披露。その歌が“希望”へと続く道になる――そんな感覚を感じさせてくれる名演だった。最後にマイクを置き、涙をこらえながら「来年は音楽で楽しい気持ちになれるように、たくさんの音楽を届けたい。必ずまた会いましょう」とメッセージを送り、ステージを後にした。

 華やかで優美な雰囲気の中で、1966カルテットのアンサンブルとWakanaの歌がひとつになってしなやかなグルーヴが生まれ、歌がより深く伝わってきて、同時に音楽の楽しさを改めて感じさせてくれた素晴らしい時間だった。なおこの日のライヴは、一部の曲でAR技術を駆使した3Dフラワー演出を施した映像と共に生配信され、12月30日(水)18:00までアーカイブ視聴が可能だ(アンコール以外の1部、2部のみの配信)。

BSフジ『Wakana Anime Classic 2020』オフィシャルサイト

Wakanaオフィシャルサイト

わたしの好きな曲です。

むすんでひらく  (復活しました)
https://youtu.be/2lv8wcOuPbw

翼 (復活しました) 

https://youtu.be/0qZ0cWnolEI

時を超える夜に

https://youtu.be/xDVwSP0HxKc

君だけのステージ

https://youtu.be/bBAoo7k36Y8

ひかりふる

https://youtu.be/TGsw2jPKk34?list=RD2lv8wcOuPbw&t=176


BABYMETALの紅白出場に賛否 「アイドル枠に入れられる」「世界観が崩れる」は本当か?

2020年12月02日 | 音楽

  市川哲史2020.12.2 11:32dot.

BABYMETAL。現在はSU-METALとMOAMETALの2人編成となっている(写真/GettyImages)

 BABYMETALの『NHK紅白歌合戦』初出場が発表されて以来、一部ネット界隈がかしましい。はい、ベビメタの紅白出場に対する「いろんな危惧」論争です。
 いわく、<アイドル枠としての出場ならば、演歌歌手のバックで踊らされるのではないか>。いわく、<NHK十八番の勘違い演出で、ベビメタならではの「あの」世界観が台無しにされるかも>。いわく、<短縮ヴァージョンとか紅白スペシャル・メドレーを歌わされた日には、せっかくのベビメタ楽曲の緻密な様式美と圧倒的なダイナミズムが台無しにされるぞこら>。とか。

 思い出せば4年前――海外メタル・シーンでの華々しい実績と共に「凱旋帰国」して、国内四大フェスと東京ドーム2daysを成功させたものの、紅白は落選した2016年は真逆の反応だったはずだ。いわく<アイドルに矮小化されるぐらいなら、選ばれなくて正解>だの、いわく<福山(雅治)にセカオワにPerfumeに星野源と、所属事務所枠オーバーの犠牲になった>だのと、屈折した憤りと負け惜しみ各種が懐かしい。

 出場しても落選しても、文句を言わずにいられない。そうなのだ。BABYMETALのファンはかなり複雑なのである。私も幾度となく炎上の憂き目を見てきた(←あからさまな、燃やされる気満々)。

 BABYMETALの公式ラベリングは《メタル・ダンス・ユニット》だが、そもそもは某多人数女子グループアイドルから「たまたま」派生した課外活動ユニット。「どヘヴィメタル・サウンドをバックに激しいダンスとかわいい歌詞を全力かつストイックに歌う、年端のいかぬ三人組女子アイドル」という、単純明快な<アイドルとメタルの融合>ギミックがお題目だけれど、要はおそろしくざっくりとした企画物の一つだったに違いない。

 ところが制作陣の、おそらく面白半分で発車したはずのメタル魂に歯止めがかからなくなり、楽曲も演出もとにかく凝りに凝りに凝りに凝り始める。結成3年目には超絶技巧派メタル職人バンドがライブで生演奏を担うに至り、本気で<ヘヴィメタル・アイドル道>を邁進する羽目になった。数奇な運命。しかし、“ギミチョコ!!”のMVがYouTubeで2000万回以上も再生――しかも内1500万回が海外ユーザーという、日本より海外の方が激しく反応したのだから、笑うしかない。結果、メタル・ゴッドたちのオープニング・アクトや有名メタル・フェスに引っ張りだこのみならず、全世界で数千人規模の会場をソールドアウトできる「本物」になってしまった。

2013年夏の《キツネ祭り@目黒鹿鳴館》で初めて目撃して以来、ずっと定点観察してきて思うベビメタの成功要因は、いろんな意味で<本気のマニア仕様>だったことに尽きる。

 アイドル的には、いくらメロディーがポップでもあの速くて厚くて重くて複雑な<ヘヴィメタルの樹海>的楽曲を、全編キレっキレのフォーメーション・ダンスで完全支配する彼女たちの凛々しさは、感動的ですらある。しかもツインテール&ニーソックスが似合う童顔とくれば、ロリータに敏感な外国人はなおさらぐっときちゃっただろう。

 メタル的には、一切妥協することなく「本物」を追求してきた姿勢と実績が、メタル村の信頼を勝ち取った。本気の世界観を「これでもか」と構築して見せないと説得力に欠けるし、我々のような村外の者もこれだけ面白がることはできなかったはずだもの。

 そういう意味では、BABYMETALとは極めて<日本人ならでは>の作品である。

 たとえばK-POPなら、「ここをこうしたらもっと売れる」的な工夫の蓄積がBTSに世界規模の商業的成功をもたらした。しかしベビメタにおける「ここをこうしたらもっと面白い/笑える」的な追求の偏執さこそが、まさにJ-POPらしさを象徴している。売れることよりも機能性よりも、<マニアックであること>に至上の喜びと価値を見いだしてしまう我々日本人の、愛すべき本末転倒っぷりを自画自賛したい。積極的に。

 というわけでベビメタは素晴らしい。ついでに言えば、たぶん<アイドルに免疫のない元洋楽少年>である30代後半以上のメタルおじさんたちにとって、初めて遭遇したアイドルが自分が若かりし頃熱狂したヘヴィメタルをハイスパートに歌い踊る可憐なベビメタだったら、そりゃ心奪われて当然だろうし――。

 なんてBABYMETAL論を書く度に、<ファンをロリコン扱いするな!><ヘヴィメタルの復権という志を理解できないのか!!><メタルを演るアイドル、としか理解できないこの権威主義者!!!>といちいちディスられるから、面倒くさい。今回の紅白出場に対して懸念を抱きまくってるのもたぶん、メタル村の住民かと思われる。

ケツの穴が極小すぎる。普通に出場すればいいじゃないか。

 神バンドの達者な轟音生演奏をバックに歌い踊るベビメタを初めて見たとき、私は衝撃を受けた。なんだかよくわからないけど口角が上がってしまった。そんな独自のファースト・インパクトをお茶の間にぶつけさえすれば、それでいいと思う。正直、ここ数年の<来日アーティストもどき>戦略の功罪で、市井で生活している人びとはほとんどベビメタを知らないのだから、やったもん勝ちだ。普通に出ればいいのだ。自分の出番だけ最初に演ったらとっとと帰ったり、別の場所から中継したりする姑息な出演パターンは、かえって世界観が矮小化するぞ。

 逆に演歌勢を見習うのはどうだ。演歌の人たちはここ数年、まったく楽曲に合わない無意味な演出を強いられている。歌う本人の死角で武闘や舞踏を集団パフォーマンスされるのは当たり前、天童よしみですら本田望結に踊られたりMattにピアノ伴奏されたりと散々だ。香西かおりなんか、「踊りド素人」の橋本マナミに堂々とダンスされた。しかしBABYMETALの圧倒的な世界観とパフォーマンスをもってすれば、後ろでけん玉ギネス世界記録に挑戦されたってどってことない。

 ちょっとやそっとじゃ揺るがない世界観だから、紅白ベビメタを見逃すな。

 ちなみに個人的には、純国産のベビメタと韓国製のNiziUを見て日韓ポップ観を比較するのが、今年の大みそかのひそやかな楽しみだったりするけれど。

 

◎市川哲史(いちかわ・てつし)

音楽評論家。1961年、岡山県生まれ。80年代から、音楽誌『ロッキング・オン』などで執筆活動を開始。同誌ではX(当時)やBUCK-TICKなど後にビジュアル系と呼ばれるバンドをいち早く取り上げた。独立後は『音楽と人』編集長を経て、2005年に『私が「ヴィジュアル系」だった頃。』などを上梓。現在は音楽誌『ヘドバン』で「市川哲史の酒呑み日記 ビヨンド」を連載中。


  ひょっとしてYUIメタルが復帰するかも?やっぱりこの3人でなければ面白みが半減する。そんな淡い期待を抱いている。 
 今、テレビを見る環境になく残念。
受信料を払うといっているのにNHKが拒否している。
ちょっとアンテナの向きを変えるだけのこと。
こんなこともやってくれない、皆様のNHK。
何様!


BABYMETAL2

2018年06月11日 | 音楽

 2018.10.27追記

 

KOBAの失敗

 

 「この3人なら何でもできる」それがBABYMETALなのだ。

 

Suの類いまれな歌声、yuiとmoaの楽しさと幸せ感。この3人を見ているととてもhappyになる。楽しそうに歌い、踊る3人を見ているとこちらも楽しくなる。この3人だから。

 

  藤岡幹大の「死」による「心の傷」がyuiをステージから遠ざけたとわたしは考えていたが、もう一つ大きな問題があったのだと思う。それは「新体制」への不安と不満だ。

ようやくその「傷」も癒されてきたのだが、復帰する場所がなかった。努力してきたが結局なじめなかったのかもしれない。以前と同じsu,moa神バンドのメンバーがyuiを温かく迎えるべきだった。ダークサイトはそれが基本ではないのか。
成長の早さに目を奪われてしまったような感じがする。!

 

 

 

 

 

  2017.10.9BABYMETALを初めて記事にしたが、これまでに2500ものアクセスをいただいている。チョコチョコと追記事として書いてきたが、いま改めて記事にしたいと思った。

 欧州公演も9日のDownload UKで終わり、今年のワールドツアーが終わったことになる。アメリカ公演を休んだyui-metalの動静が話題になっている。今回の欧州公演も大いに期待したのだが、やはり姿を現さなかった。昨年暮れの広島公演に次ぐ休演ということで、さまざまな憶測が流れ、yui-metalのファンにとっていたたまれない状況であろう。

 そこで、私も「科学的」憶測をご披露しよう。

 それにしても何ら公式発表がなされないということに疑問がわく。ただ「病気」としか発表はない。それは、かなり繊細な問題ではなかろうか?
 その問題とは、「藤岡幹大」。
年末の広島公演とその後のワールドツアーのyui-metalの休演の理由は違うものと考えられる。
 広島はおそらくインフルエンザか捻挫か、そんな類のもの。
そして藤岡の年末の事故、年明けの急死。
まだ高校を卒業する直前の多感な少女にこの訃報は、大きな傷となったはずだ。まだ幼い娘2人を残しての旅立ちだった。
 彼女はおそらく藤岡にギターを習っていただろう。そこではいろんな話が出ただろう。彼の幼い娘たちの話も。
 彼女のナイーブな性格は、メイトたちには十分理解されていたと想っていた。公演に向けての練習にもおそらく身が入らない状態であったことは想像できるのである。今、彼女は「喪」に服しているのだ。静かに復活を待とうではないか。
 そして今回の「ダークサイト」。これは「藤岡追悼公演」と位置付けられる。
 これがわたしの憶測である。

画像はwww.babymetal-darake.com/entry/2018/04/23/233735より

 


BABYMETAL

2017年10月09日 | 音楽

2018.6.11「BABYMETAL2」も読んでください。ジャンル「音楽」をクリック。

2018.6.6 追記

 欧州公演も9日のDownload UKでおわる。アメリカ公演を休んだyui-metalの動静が話題になっている。今回の欧州公演も大いに期待したのだが、やはり姿を現さなかった。はたしてUKは?

 それにしても何ら公式発表がなされないということに疑問がわく。
それは、かなり繊細な問題ではなかろうか?
コメントしたくてもできない状況にあるということ。
 その問題とは、「藤岡幹大」。
年末の広島公演とその後のワールドツアーのyui-metalの休演の理由は違うものと考えられる。
広島はおそらくインフルエンザか捻挫か、そんな類のもの。
そして藤岡の年末の事故、年明けの急死。
まだ高校を卒業する直前の多感な少女にこの訃報は、大きな傷となったはずだ。まだ幼い娘2人を残しての旅立ちだった。

画像はwww.babymetal-darake.com/entry/2018/04/23/233735より
静かに待とう。

追記 2018.5.21

https://youtu.be/daNvoxFcU1U

アメリカ公演、テロもなく無事終了です。しかしテキサスの高校でまたしても銃乱射事件が起き、10人の若い命が失われてしまった。残念なことです。
 すごい成長を感じた。アメリカ最終公演 Rock On The Range 2018はまた、単独ライブと異なる熱気を感じてしまう。来月の欧州公演もまた楽しみだ。yui-metalの復帰により、ダークサイトではない、真のBABYMETALの成長が見たい。

 

 

追記 2018.5.13
 
アメリカ公演始まりました。YuoTubeで観ていますが、驚きました。
残念ながら下に書いたことは実現しませんでした。場所がテキサスですから難しいかもしれません。
 なにに驚いたかというと主要メンバーの一人、水野由結さんが昨年12月公演を体調不良ということで、ドクターストップがかかり、当時はインフルエンザなどと噂されていたのだが、いまだ公演に立てないということは、より重大な体調変化をきたしているということであろうと思われるからです。その安否が気遣われます。できるなら現状報告などがあってしかるべきかと思います。
 驚きの2つ目。BABYからLADYへの成長である。まったく違和感がない。すんなりと受け入れられる変身である。今年春に由結と最愛が高校を卒業した。もう立派なLADYなのだ。成長の過程で「おねだり大作戦」も封印されてきた。それと同じレベルなのです。あの曲は素晴らしい意表を突くなんとも面白い歌であり「封印」されるのはもったいないのですが、致し方ありません。それと同じレベルで、コスチュームもダンスも変更されていくのでしょう。それが成長というものでしょう。
「ふたりのダンスが飛びぬけて楽しい、と同時に彼女たちが自ら楽しんでいる様子がうかがえるから、もっと楽しくなる。」この基本さえなくならなければついていける。suの歌声はさらに研ぎ澄まされている。
このグループは、楽しさを与えてくれる。

 

追記 2018.2.26

 もうすぐアメリカ公演が始まるが、高校での銃乱射事件の後である。子を、兄弟を、友人を失い失意の底にいる人々に寄り添う[the one]の気持ちを表してほしい。特別なことは要らない。ただ、セットリストからギミチョコを外してほしいのだ。言葉は要らない。それだけでメイトたちには十分伝わるであろう。高校卒業を目の前にした二人の同世代への[the one]を・・・・

 

 

今日は少し毛色の変わった話題を。

 BABYMETALを知ったのは昨年正月明けのころ。ラジオからチョコレートの歌が頻繁に聞こえてきた。バレンタインデーも近くなって、チョコのコマーシャルかと思っていた。
その後、YouTubeで発見。その時の印象は「なんじゃ、これ!」というカルチャー・ショックのようなものだった。ダンスや掛け声には日本的な要素も加わり、しかも日本語で歌い、煽っているのだ。ふたりのダンスが飛びぬけて楽しい、と同時に彼女たちが自ら楽しんでいる様子がうかがえるから、もっと楽しくなる。
 そんな10代の日本の少女たちに、いかつい海外の野郎たちが歓声を上げ、体を揺らしている姿を見るのもまた楽しい。
 フアン層は広く、老若男女問わず、幼児から70代以上というからすごい。これは病みつきになりますのでご注意下さい。

 

BABYMETALが欧米の聴衆を日本語の歌詞で魅了できる理由

  2017.10.7 坪井賢一:ダイヤモンド社論説委員

  女性ボーカル・ダンス3人組と楽器隊の男性4人の“メタルダンスユニット”BABYMETAL(ベビーメタル)をご存じだろうか。今年はテレビにほとんど出ていないが、ライブの集客力はものすごい。欧米での人気もかなりのものだ。グローバルな音楽市場で活躍している唯一の日本人ポップス・グループといえよう。10代の少女たちはどのように世界を動かすパワーを身につけたのだろうか。ライブ会場で、踊り狂う観衆の真ん中でじっくり考えた。(ダイヤモンド社論説委員 坪井賢一)

ファンクラブ会員でさえ抽選漏れ
2年半ぶりに会ったBABYMETAL

 2010年にデビューした3人の少女グループBABYMETALは、2014年以来、欧米でライブを繰り返し、超大物ロックバンドのオープニングアクトを務め、日本ではアリーナで大きなライブを何度も催している。チケットはファンクラブ会員優先だが、会員でさえ抽選に外れるほどの人気を集めている。

 かくいう私も2014年にファンクラブに入会し、2015年1月のライブを見ることができた。しかし、それ以降はことごとく抽選に外れ、2年半以上、チケットを購入できなかったのだ。

 今年、日本ではBABYMETALの単独ライブは7月から10月までに13回あった。チケットの入手はほとんどあきらめていたのだが、なんと某大手金融機関幹部の友人が9月26日のさいたまスーパーアリーナ(SSA)のチケットを2枚購入できたそうで、「一緒に行こう」という。むろん、狂喜してさいたま新都心のSSAへ駆けつけたしだい。

 BABYMETALは大手芸能事務所のアミューズが運営するアイドルグループ「さくら学院」から派生したチームだ。「さくら学院」は、小学校高学年と中学生の少女チームで、スクールライフをモチーフにした歌、ダンス、演劇を、教室を舞台仕掛けにして演じさせている。メンバーはリアル中学校を卒業すると自動的に「さくら学院」も卒業となり、それぞれ女優や歌手、あるいは進学して巣立つという独特な仕組みだ。

 2010年にアミューズの「さくら学院」担当プロデューサーがメンバーの1人、1997年生まれの中学生、中元すず香に着目し、ヘビーメタルを歌うように仕向けたとされる。同時に彼女より2歳下で、小柄な小学生の菊地最愛と水野由結にダンスとスクリーム(合いの手)を担当させる3人のグループを作った。つまり、BABYMETALは「さくら学院」の派生ユニットというわけだ。以来、7年間でスタジオ録音のアルバムを2枚出し、数多くのライブを行なっている。

 アミューズの女性3人グループといえば、先行するのはPerfumeである。BABYMETALもPerfumeも同じ人物がダンスを指導している。今や日本を代表するコレオグラファー(振付師)のMIKIKOだ。アミューズの創業者で現会長の大里洋吉は渡辺プロダクションの出身で、ナベプロではキャンディーズなどを担当していた。1978年、キャンディーズの解散コンサートではプロデューサーを務めている。女性3人というスタイルは、大里にとってはキャンディーズ、Perfume、BABYMETALという流れだろう。この間、40年以上経過している。

本気でメタルに取り組み培った
ボーカルとダンスの独創性

 さて、BABYMETALがライブやYouTubeで徐々に好評を得ると、ライブではカラオケをやめて楽器隊付きのバンド体制とした。手練れのスタジオ・ミュージシャン4人(ギター2、ベース1、ドラムス1)が江戸時代の幽霊の扮装でバックに控える。この死体のような化粧と衣装がダークなヘビメタっぽいわけだ。

 4人の楽師はときどきエキストラに代わるが、だいたい固定レギュラー体制となっている。バンド(神バンドという名称)は恐ろしく演奏技術が高い。ギターの2人はヴァイオリンでいえばパガニーニを高速で弾く感じ。ベースは6弦の特殊な楽器で、16分音符や32分音符をパラパラ弾いていて驚かされる。

 デビュー当時の3人は中学生と小学生、7年後の今年、ボーカルの中元は12月で20歳になる。菊地と水野は18歳、高校3年生だ。かわいらしい少女がヘビーメタルの重低音に乗って歌い、踊ってきたが、もうすっかり大人の美女アーティストに変貌している。

 この7年間、会社(アミューズ)の指示でヘビーメタルを演じてきたわけだが、彼女たちが私の予想を覆したのは、アイドルの一スタイルで終わるのではなく、7年間、本気でメタルに取り組んで独自の音楽と様式を完成させたことだ。

 3人はそれぞれステージネームを持っている。中元がSU-METAL、菊地はMOA METAL、水野はYUI METALである。関係者もファンクラブ会員も全員、「××METAL」という名前を振られる。プロデューサーもKOBA METAL、振付師もMIKIKO METALとなる。

 MOA METALとYUI METALのダンスの切れ味はいい。あきれるほどすさまじい運動量でライブの最初から最後まで1時間半を一気に駆け抜ける。見ているほうが手に汗を握り、へとへとになるほどだ。

 ダンスだけでも一級品だが、やはり特筆すべきはSU-METALのボーカルだろう。もともとヘビーメタルは、汗まみれで刺青まみれのむさくるしい男どもの音楽である。BABYMETALでも、ギターの音域を低いほうへうんと下げた7弦ギターを導入し、重低音を効かせている。

 こうしたヘビーで男っぽい音楽に少女の声を乗せるというアイデアが秀逸だったわけだ。もちろん、ヘビーメタルとベビーメタルのシャレも効いている。しかも、SU-METALのハイノート(高音)は女性ロックシンガーのシャウトとは違う。じつに素直な声の出し方で、ほとんどビブラートをかけない。激しいビブラートでハイノートをシャウトする歌い方がロックでは多いが、SU-METALはノン・ビブラートで、小節線ぴったりにインテンポで音を入れてくる唱法である。これが実に心地よい。

SU-METALの武器は
オンリーワンの歌唱法

 彼女の魅力は声量の大きさと音域の広さにもある。ロックは地声でハイノートを出せば出すほど聴衆を興奮させる。これが他のジャンルと違うところだ。

 ハイノートの音域の広さならクラシックの声楽家にはかなわない。クラシックのソプラノではhihiD(D6)までは普通に必要とされる。ただし、クラシックではすべて裏声(頭声)だ。

 一般的に言って、多くの女性はhiC(C5、ド)あたりから裏声に変わる(喚声点という)。hiD(D5、レ)を地声で出せる女性歌手はそれほど多くはない。SU-METALは完全な地声(胸声)でhiDを楽に出す。当てるだけでなく、フォルテで伸ばす。これはすごい。圧倒的な存在感を与える。かわいらしいソプラノボイスではなく、胸に突き刺さるフォルテになる。声量に余裕があるので、癇に障る悲鳴ではなく、音を伸ばすだけで表現力豊かな音楽として聴こえる。

たとえば、2枚目のアルバム「METAL RESISTANCE」(2016年)を聴くと、大半の曲の最高音はhiC♯、hiDで、例外なく地声のフォルテである。「KARATE」と「From Dusk Till Dawn」という曲では、hiE(ミ)まで地声で出している。しかもノン・ビブラート、フォルテ一発で音程を当ててくるので、聴き手は瞬間的に彼女の術中にはまる。この手法を中学生のころから使っているのだ。彼女の歌唱法はロックやポップスやクラシックではありえない。つまりオンリーワンだ。

 地声のハイノートを要求されるのはミュージカルである。ミュージカルでは地声でhiEくらいは普通に使う。地声のメリットは、歌詞がよく聞き取れることだ。ミュージカルは演劇なので、歌詞はセリフでもあるから、聞き取れないとまずいのである。

 SU-METALはミュージカル女優と同じ手法で、地声のフォルテでハイノートを当てているわけである。しかも、ノン・ビブラート唱法はミュージカルでも聴いたことはないから、やはりオンリーワンだ。青少年の合唱団の歌い方に聴こえるというが、合唱団はクラシックが基本なので裏声を使う。やはり、SU-METALの地声はオンリーワンである。

 あの強烈で美しい地声のハイノートは実に魅力的だ。下から上の音域まで地声で通し、フェスで数万人の聴衆を前にしても一発で音程を当てる度胸はすごい。欧米の聴衆を前に、日本語の歌で感動させてしまうのは、SU-METALのこの歌唱法と、ヘビーメタルの舞台世界を3人で創造していく完璧な舞踏の演技力のためだろう。このようなバンドは世界のどこにもないと思われる。

グローバルな音楽市場で活躍する
唯一の日本人ポップス・グループ

 3人の舞台上の歌唱、ダンス、表情をつくる演技力は国内外の舞台の数、つまり場数を踏んだことによってどんどん向上している。9月26日にSSAで2年半ぶりの舞台を見たが、2年で数倍は上手くなっていて驚いた。ハイノートには余裕が生まれて、聴衆の様子を見ながら声量をコントロールしていた。

 ダンスにも磨きがかかり、大人に成長して3人の背格好も同じくらいになってきたので、圧倒的な迫力がある。SSAは巨大なアリーナだが、ステージの背後に大きなパネル5枚のディスプレーが設置され、細部まで見ることができた。

 今年はテレビにほとんど出ていないので、全国的な知名度はAKBグループのように高くはないが、グローバルな音楽市場で活躍している唯一の日本人ポップス・グループだと言えよう。

Billboardでトップ40入りは
日本人として坂本九以来の快挙

 7年間で発売したアルバムは2枚しかない。「BABYMETAL」(2014年)と「METAL RESISTANSE」(2016年)だ。前者はオリコンのアルバム売上ランキングで最高4位、後者は2位になっている。最高位は瞬間風速だ。

「METAL RESISTANSE」はオリコンの2016年年間ランキングでは17位だったのだが、なんとアメリカのBillboardの総合チャートで、2016年4月に39位に入っている。日本人アーティストのアルバムがBillboardで上位40位に入ったのは、坂本九のアルバム「Sukiyaki And Other Japanese Hits」以来53年ぶり、史上2組目だったそうだ。

 場数のほうだが、今年(2017年)は1月のメタリカ韓国公演のサポートアクト(前座)を皮切りに、ガンズ・アンド・ローゼズのサポートアクトで日本国内4ヵ所を回った。4月にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのサポートアクトでアメリカを10ヵ所、6月はコーンのサポートアクトとしてアメリカで6ヵ所回った。この間、単独公演をロサンゼルスで開いている。国内単独公演は13、フェス(サマーソニック)出演2回だ。

 ちなみに、2016年はアメリカ12、イギリス2回のほか、スイス、オーストリア、オランダ、フランス、ドイツで単独公演、あるいはフェスに出演している。また、12月にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのUKツアーに帯同し、8ヵ所のステージに立っている。2015年、2014年も同程度の海外公演、国内ライブやフェス出演を重ねてきた。18歳と19歳にしてこれだけの場数を踏んできている。

 オリジナルのアルバムは2枚しかないが、ライブ盤(CD、DVD、Blu-ray)は12種類も出ている。オリジナル曲がアルバム2枚分しかないので、多くのライブ盤には同じ曲が収録されている。しかし、SU-METALのボーカルの成長、変化は大きく、全部聴きたくなる。指揮者フルトヴェングラーのライブなら、同じ曲でも収録日が違えば全部聴きたくなるのと同じことだ。

 今年のBABYMETALのライブは12月にもあるらしい(未発表)が、とりあえず、以下の大規模な2公演が残っている(10月14.15日「巨大キツネまつり」)。とくに関西の読者諸君、お見逃しなきよう!(文中敬称略)


今年も「高石ともやフォークコンサート」

2016年12月03日 | 音楽

2023.03.14追記

2023.3.19札幌市民交流プラザ3Fクリエイティブスタジオ(北1西1)

12:15会場

13:00開演


頼んでおいたチケットが届きました。
一昨年、これが最後になるかもしれないと足を運んだ。
今年も元気に来てくれて、よかった。

 わたしの好きな歌「街」

街 ザ・ナターシャー・セブン

2020.1.3追記

 2020.6月に札幌でコンサートアリとの情報。

 

 


我夢土下座&村澤敏子ザ・ラッキーセブンコンサート

2014年02月22日 | 音楽

 お世話になった「107ソングブックの会」の方達です。国が乱れてくるとフォークソングが出てきます。歌は世を変え、人を変えます。
 忙しい時期ですがなんとか参加したいと思っています。あらかじめ電話しておけば、前売りチケットを用意していただけるそうです。

Ccf20140222_00000

http://www.youtube.com/watch?v=C8RsqJPlrxM&feature=player_detailpage

ラッキーセブン(村澤とし子さん(高石とし子さん)  2013年7月13日 ラッキーフェス)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Vp7TgHmb3mo


久しぶりのコンサート。

2013年12月11日 | 音楽

今日はNHK「北の大地コンサート2013」公開放送の抽選に当たり旭川まで行ってきた。いい席が当たり真ん中の前から5番目でした。出演は夏川りみ、南こうせつ、吉幾三。南は「赤ちょうちん」・「神田川」・「妹よ」・北海道中ひざくりげ」のテーマなどを、夏川は「童神」・「なだそうそう」「石狩挽歌」(プロになるきっかけとなったコンクールで歌った曲だそうです)など。40年前の青春時代にどっぷりと浸って来ました。
 
それにしても一緒に歌いだすおばちゃんがいて・・・・・
気持ちは痛いほどわかりますよ。

放送は20日夜7:30より


釜石小学校校歌

2013年06月29日 | 音楽
 ミニコンサートが江部乙フルーツの丘センターでありました。オカリナを中心にフオーク、昭和歌謡など披露されました。オカリナ演奏は昨年聞いた時から格段の進歩を遂げているように思いました。
 フォークをギターを弾きながら歌った方(名前覚えてない)が歌ってくれた「釜石小学校校歌」は初めて聞きました。ここには校名や地名は一切入っていません。井上ひさし作詞 と聞いて納得です。
釜石の奇跡と言われた子供たちのこと。さもありなん。
 井上ひさし作詞、宇野誠一郎作曲。この二人は、1964年~1969年に放送された「ひょっこりひょうたん島」の作者であり音楽担当者なのです。


釜石小学校校歌 いのち
           井上ひさし 作詞
           宇野誠一郎 作曲

1.いきいき生きる  いきいき生きる
 ひとりで立って  まっすぐ生きる
 困ったときは   目をあげて
 星をめあてに   まっすぐ生きる
 息あるうちは   いきいき生きる

2.はっきり話す   はっきり話す
 びくびくせずに  はっきり話す
 困ったときは   あわてずに
 人間について   よく考える
 考えたなら    はっきり話す

3.しっかりつかむ  しっかりつかむ
 まことの知恵を  しっかりつかむ
 困ったときは   手を出して
 ともだちの手を  しっかりつかむ
 手と手をつないで しっかり生きる     



夏の風に爽やかなオカリナの音をありがとう。

2012年07月07日 | 音楽

 江部乙町在住のKさん、新十津川のFさんによるオカリナ演奏、楽しいひと時を過ごさせていただきました。お二人に改めてお礼を申し上げます。こんな近くにこのような人がいたんですね。これからも長いお付き合いができれば嬉しいです。また遊びにきてください。そしてまたお願いします。

 


屋外でオカリナを聞いてみませんか。

2012年07月04日 | 音楽

 今週7日土曜日、14時過ぎに江部乙町在住のアマチュアオカリナ奏者がいちりんに来ます。見学、懇談後一曲お願いしました。先の菜の花コンサートに出演されていた方で、その音色を聴いたとき、心が洗われる思いを感じました。みなさんにも聞いて欲しくて、特に当事者青年たちに聞いてもらいたくてお願いしました。屋外で聴くオカリナの音色は格別です。


なのはなコンサート。

2012年06月09日 | 音楽

 Photo 菜の花祭りの一貫として企画された菜の花コンサート。107ソングブックの会が中心となりフォークソングを中心に歌います。ナターシャセブンで活躍した高石ともやさんの妹さんがトップランナー。久しぶりに聴く声は若かりしころに聞いた歌声そのままでした。

 フォークソングを歌う機会はほとんどありません。懐かしかった。楽しかった。立ち上がり、からだでリズムを取り、手拍子で一緒に大声で歌いました。菜の花が光り輝く(?もうだいぶ花は散っています。)畑をバックに、強い風がマイクを擦り、時には楽譜をも吹き飛ばしてしまいます。それでも大きな空の下で、緑の中で、菜の花の黄色の中で、風の中で、歌うのはとても気持がいい。その中で聴いたオカリナの音色が素晴らしい。奏者は江部乙在住の菊崎さん。心が洗われる思いで聴きました。みんなにも是非聴いて欲しい。

 明日10日(日)は10時からメンバーは一部変わるようです。

 明日は11時からパンとケーキのサルタ2の軒先をお借りして、私と櫛田さんで朝市を始めます。焼き物、苗物、あまり種類はありませんが冷やかしに来てください。「オカリナはどうやって食べる?」