チボリ 「現状での運営困難」 と知事答弁

　「現在の形態での運営は極めて困難で、閉園も現実味を帯びてきたと言わざるを得ない」などと自民党が代表質問。
　知事は、公園を現在の形態で存続させる選択肢として、「県の地代負担なしでチボリ・ジャパン社が自主運営する案と、民間事業者が自主運営する案に限られる」とし、「いずれの案にも大きな課題があり、現実的には困難」と答弁しました。
　また、チボリ・ジャパン社がチボリ・インターナショナル社（デンマーク）に名称使用の再交渉を決めたことについて、知事は「（これまでの）経緯をふまえれば合意に達することは極めて困難」とし、仮に名称使用が認められたとしても、すでに倉敷市長が財政支出を否定しているもとで、「県民・市民公園化は困難」とあらためて述べました。
　「チボリ」の名称使用がどのようになろうと、県の税金投入なしにチボリを存続させることは困難であることがいっそう明確になりました。県の税金投入の道理もありません。やっぱり、チボリ事業は終結すべきです。