新春街頭演説会

　冷たい風が吹く中での演説会になりましたが、１００人もの方々が足を運んでくれました。
　仁比議員は、労働者の所得が減らされ内需が落ち込んでいる実態、その一方で大企業はこの１０年間で内部留保を２００兆円から４００兆円にも増やしている実態を告発。「労働者の賃金の引き上げ、中小企業への単価引き上げ、もうけに応じた税負担を大企業や大金持ちに求めるなど、国民の立場に立った民主的なルールをつくれば、労働者や中小企業に出し渋り独り占めしてきた大企業の利益を国民に還元させることができ、内需拡大、税収増につながる。これによってＧＤＰを引き上げるだけでなく、社会保障の充実への転換も可能となる。国民の安心が保障されればさらなる内需拡大につながり、これこそ最大の景気回復策だ」と訴えました。混迷している民主党とは比べものにならない具体的な提案に大きな拍手がわきました。私も思わず「そうだ！」と叫んでいました。
　沖縄も活動地域にしている仁比議員。「沖縄県民の声は米軍基地の無条件撤去だ」と、１１月の県民集会、基地のある自治体首長の声などを紹介。民主党が「移転先探し」をしている点について、根本的に間違っていると厳しく批判しました。「アメリカ政府が基地撤去に触れないのは、日本の政府が真正面から撤去を迫っていないからだ」と指摘し、日米安保条約の第１０条、どちらかの国の通告で条約そのものも廃棄できることも紹介しながら、「外国の基地のない平和な日本、どこの国とも対等平等な関係をつくり、憲法の平和原則を花開かせる日本にしよう」と訴えました。
　戦前の暗黒時代から、命がけで戦争反対を貫いた政党が日本共産党です。７月は参議院選挙です、なんとしてもこの党を大きくしたいと胸を熱くした演説会でした。