新見市で集中豪雨被害

　集中豪雨による甚大な被害が新見市でも発生しました。被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。
　７日、住寄聡美さん（党県青年学生対策委員）や民青同盟の青年たちと一緒に被災家屋の片付けを手伝いました。その後、橋本亨子新見市議に被災地を案内してもらいました。
　家屋の被害は全壊１軒、床上浸水６３軒、床下浸水１９４軒（２７日現在）であり、この数字だけ見れば大きな被害でなくよかったと思われるかもしれません。しかし、大量の土砂・石が住宅に流れ込むなど１軒１軒の被害は甚大でした。ある家では、床下に一定の高さがあったにもかかわらず、家の奥まで大量の土砂が流れ込み、敷地一面に高さ１メートルくらいの土砂があり、ボランティアの力も借りながら人力で撤去作業をしていました。
　家屋被害の数でみれば災害救助法が適用されない可能性が大です。そうなれば昨年の７月豪雨であったような被災者支援策はまったくありません。９日から始まった県議会初日、知事の発言のなかで新見市の被害について一言もありませんでした。実に冷たいものです。先日、党新見市委員会に私と住寄さんも参加し、県や市に、法に匹敵する支援策を求めようと相談しました。
　災害に強い街というのは、防災を強めるのはもちろんですが、被災した場合でも復旧・復興のための手厚い支援があることだと思います。引き続き被災された方々に寄り添いがんばりたいと思います。