岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

玉野市での演説会③

2012-10-12 | 各種集会など
 ③県政をどうするのか・・・「選挙は政策で判断」と皆さん言われますが、マニフェストを放棄したり、公約違反は、これまで幾度となく行われてきました。「政治家は信用できない」と言う国民の批判はその通りだと思います。実際、立候補する人が堂々と有権者を敵に回すことは書かないでしょう。
 ですから、政策と同時に、現職の場合は、その方が何をしてきたのか、どういう姿勢で政治にのぞんできたのかが大事になると思います。新人の場合は、所属政党や推薦政党などの政治姿勢が参考になると思います。特に、政治活動の資金をどうしているのかは大きいです。スポンサーには逆らえないわけですから。
 
 さて、それらを前提にして、各候補が配布しているチラシをみました。
 大西候補、「いのち・くらし最優先」「住民こそ主人公」「県民の安全第一」「ムダづかいを許しません」など基本的な理念とともに、具体的な政策が書かれています。現県政を批判し、県民本位に立て直すという立場です。
 一井候補、「ほっとけん」と「自分の足で歩いてみた。ほっとけんものがあちことに」・・・なるほど、うなずけます。「現場」「ひと」「しごと」――大事な課題ばかりで、具体的な内容もあります。
 伊原木候補、「~笑顔で暮らせる~生き生きおかやま」として、産業振興、教育、安全・安心など、こちらも具体的に書かれています。

 わからん、むつかしい・・・。〇〇さんに頼まれたから、会社が推しているから、組合が・・・となってしまうわけです。そこで前述の 、  を思い起こしてください。このページの冒頭部分をもう一度読んでください。というわけです。

 大西候補、国の悪い政治と対決し、金権腐敗のない日本共産党の推薦です。県議会でも日本共産党は、県民の暮らしや福祉、子どもたちに悪い影響を及ぼすもの、断固反対と、対案を示しながらがんばっています。大西さん本人も、生活と健康を守る会の会長として、弱い立場の人々の生活支援はもちろん、行政交渉などを通じ、格差と貧困をなくせとたたかってきた、県民の痛みがわかる人です。
 一井候補、「しがらみを絶つ」と民主党を離党、知事選挙では団体等の推薦を受けないとしています。しかし、何の反省もなく、現県政を評価し、「逆戻りさせない」と言い、チラシには「財政オーバーホール点検」にとりくむと書かれています。もちろん、ムダ遣いは厳しくしてもらわないといけませんが、石井県政のように県民福祉までばっさばっさと切られたのではたまりません。皆さん気づかれてますか。一井候補のチラシの「ほっとけんマップ」には、350もの言葉が関連付けられているのですが(これ自体はスゴイ!)、「福祉」という言葉がありませんでした。
 伊原木候補、自民党、公明党推薦というのは前述の通りです。チラシの具体策も、現県政の「夢づくりプラン」とそっくり、そのままと言っても良いと思います。この点では何も変わらないということではないでしょうか。加えて、恐ろしいと思ったのは、「民間経営者としての経験」、さらなる「行革」、「民間にできることは民間に」ということです。いったい地方自治はどうなるのか、心配は大きくなるばかりです。

演説会ではこのあと、私たちはなぜ県知事選挙をたたかうのか 話をしました。

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