②現県政をどうみるか・・・候補者の政策だけではなかなか見分けがつきません。なんせ、マニフェスト(政権公約)を掲げて華々しく政権についたと思ったら、1年も経たないうちに次々裏切っていくような政治ですから。現県政、石井知事の16年をどうみるかは大事な基準になると思います。
報道などでは、「財政を立て直した」などとよく言われますが、私に言わせれば、出すものを出さず、(歳出)削りに削って、取る方(歳入)はビシビシ取り立てたら、財政がよくなるのは当たり前、だと思います。地方自治は、住民の福祉向上が目的(地方自治法)ですから、住民のくらしを良くし、地域の経済を良くする、教育を良くする、そして財政も、これら一体のものとして成功に導くのが政治だと思います。
石井知事の「行革」が、県民にどのような状況をもたらしたかについては、以前のブログに代表的なものを詳しく書きました。リンク先を書いておきます。
福祉分野(1)、福祉分野(2)、自治体リストラ(1)、自治体リストラ(2)、教育分野、産業分野
9月議会では、自民党県議団から、議会閉会日に「知事に功績をたたえる感謝決議をしたい」と提案がありました。私は、「知事の苦労をねぎらう気持ちは同じですが、感謝決議となると行革の評価が必要」と、賛成しないことを表明しました。わかりやすく言えば、全国一の職員給与カット、学校の正規の先生まで減らす教職員削減、各種障害者施策や福祉施策の縮減に、「功績をたたえ感謝申し上げます」など口が避けても言えないということです。決議案に公明党は大絶賛、天まで持ち上げていました。民主・県民クラブも賛成しました。もともと「行革」にも賛成でしたから、当然と言えば当然でしょうか。
さて、知事候補の態度ですが、
大西候補は、これら「行革」を「県民に冷たい県政だった」と述べ、支援団体のチラシなどでも痛烈に批判しています。そのうえで新しい県政の方向を示しています。
伊原木候補は不明。選挙前に青年会議所が主催した討論会がありましたが、出席を拒否されました。県民を前に語れないというのは、評価以前の問題とも思います。
一井候補は、青年会議所が主催した討論会の配布資料で、「評価する」旨を記述し、「みどり岡山」の公開質問状には「行革の成果を引き継ぎ、逆戻りさせない」と書かれていました。
いかがでしょうか。伊原木候補は、「行革」をすすめてきた自民党、公明党の推薦ですから、批判するはずはないと思います。一井候補は、石井知事の本会議答弁と同じことを言っています。
もう少しおつきあいをよろしく。 ③につづきます。
報道などでは、「財政を立て直した」などとよく言われますが、私に言わせれば、出すものを出さず、(歳出)削りに削って、取る方(歳入)はビシビシ取り立てたら、財政がよくなるのは当たり前、だと思います。地方自治は、住民の福祉向上が目的(地方自治法)ですから、住民のくらしを良くし、地域の経済を良くする、教育を良くする、そして財政も、これら一体のものとして成功に導くのが政治だと思います。
石井知事の「行革」が、県民にどのような状況をもたらしたかについては、以前のブログに代表的なものを詳しく書きました。リンク先を書いておきます。
福祉分野(1)、福祉分野(2)、自治体リストラ(1)、自治体リストラ(2)、教育分野、産業分野
9月議会では、自民党県議団から、議会閉会日に「知事に功績をたたえる感謝決議をしたい」と提案がありました。私は、「知事の苦労をねぎらう気持ちは同じですが、感謝決議となると行革の評価が必要」と、賛成しないことを表明しました。わかりやすく言えば、全国一の職員給与カット、学校の正規の先生まで減らす教職員削減、各種障害者施策や福祉施策の縮減に、「功績をたたえ感謝申し上げます」など口が避けても言えないということです。決議案に公明党は大絶賛、天まで持ち上げていました。民主・県民クラブも賛成しました。もともと「行革」にも賛成でしたから、当然と言えば当然でしょうか。
さて、知事候補の態度ですが、
大西候補は、これら「行革」を「県民に冷たい県政だった」と述べ、支援団体のチラシなどでも痛烈に批判しています。そのうえで新しい県政の方向を示しています。
伊原木候補は不明。選挙前に青年会議所が主催した討論会がありましたが、出席を拒否されました。県民を前に語れないというのは、評価以前の問題とも思います。
一井候補は、青年会議所が主催した討論会の配布資料で、「評価する」旨を記述し、「みどり岡山」の公開質問状には「行革の成果を引き継ぎ、逆戻りさせない」と書かれていました。
いかがでしょうか。伊原木候補は、「行革」をすすめてきた自民党、公明党の推薦ですから、批判するはずはないと思います。一井候補は、石井知事の本会議答弁と同じことを言っています。
もう少しおつきあいをよろしく。 ③につづきます。