岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

2月県議会閉会

2008-03-17 | 県政に関する活動
 日本共産党を代表して武田団長が討論に立ちました。

 来年度予算案について・・・
 県民要求を反映したもの、日本共産党が一貫して求めてきたものなどが含まれており、さらに、チボリ事業の終結に向けて県施設アイコン等撤去費用が計上されるなど一定評価できるものもありますが、県単独の障害者医療制度の1割負担による受診抑制など医療・福祉の切捨て、かつての苫田ダム強行のツケとも言える岡山県広域水道企業団の余剰水量への県費立て替え負担、県庁職員の人件費の独自カットなど承服できない内容もあり、反対の態度を表明しました。

 「岡山市の政令指定都市指定に関する意見書案」について・・・
 政令市という制度に異論はないが、岡山市は政令市の人口要件である「直近の国勢調査」で70万人という基準すらクリアしていない、体制上の問題として、20歳代の土木・建築の技術職員は、県が877人、倉敷市が23人いるのに、岡山市は一桁台と極端に少ないなど、条件が整っていないことを指摘し反対。郷土を愛し、岡山の発展を願い、また県と岡山市の良好な関係を望んでいるからこそ、「平成の大合併のあと、地域がどうなっているのか、住民と自治体職員の苦悩が何処にあるのか」をしっかり見つめ、今後の岡山県と岡山市の発展を見据えねばならないと考え、そう考えると岡山市の政令市移行は無理があるということを率直に指摘しました。

 道路特定財源について・・・
 日本共産党は県議会で一貫して、道路特定財源の一般財源化を求めており、意見書案には当然賛成の態度を表明しました。同時に、道路特定財源として地方に回ってくるお金は、地方の現実では欠かせない財源となっており、それを廃止した場合の地方財政対策、とりわけ地方交付税の減額を元に戻し、拡充を図ることがこの問題に不可欠であること、そして問題の根本にある「10年間で59兆円使いきり」という仕組みそのものに問題があることを強調しました。


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