【ジェンダー平等】
県のあらゆる施策で、人権保障、ジェンダー平等、個人の尊厳、多様性を尊重します。
自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が、性暴力被害の相談事業などがテーマになった党内の会議で「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言しました。性暴力に苦しむ被害者をおとしめ、女性を侮辱する許し難い暴言であり、断固抗議します。
コロナ禍のなか、感染した方を非難する言動、インターネットの書き込みなども許せません。
#Me Too #With You ――いま世界中で、性暴力や性差別を許さないと勇気を出して声を上げる流れが広がっています。このような勇気ある行動を支える県政にします。
職場などでセクハラを感じても、なかなか言い出せない場合が少なくありません。セクハラする人には悪気がなくても、根底には無自覚な女性蔑視があります。2019年6月、ILOは「労働の世界における暴力とハラスメントを除去する条約」を採択しました。セクハラをなくすには法律で禁止することが必要です。ハラスメント禁止を法制化すること、被害者を救済する独立機関を設置することを国に求めます。県として相談部署を設け、ハラスメント根絶にとりくみます。
「女性活躍」が言われ、役職に就く女性も増えています。一方で、女性が職場で認められるには男性の2倍も3倍も頑張らなければならない実態もあります。女性の所得は男性の所得の半分(世界経済フォーラム「グローバルジェンダーギャップレポート2018年版」によると53%)でしかありません。家事・育児が主に女性によって支えられ、非正規雇用が女性に多いことが原因です。
男性も家事・育児を担い、女性が働きやすい職場づくりが必要です。女性が働きやすい職場は、男性も働きやすい、自由な時間や家族との時間もきちんと持てる職場です。働く人全体の賃金を引き上げ、人間らしい働き方ができる社会(8時間働けばふつうに暮らせる社会)にするため、県としてもあらゆるとりくみをすすめます。
性のあり方は十人十色です。性的少数者の人も、異性愛者の人も、すべての人の多様な性のあり方を認め合うという点で、政治の認識はまだまだ遅れています。そのことは個人の意識にも現れてしまいます。誰もが個人の尊厳を大事にされ、自分らしく生きられる社会にすることが必要です。
岡山県内では、総社市と岡山市において、同性カップルを結婚に相当する関係と認める「パートナーシップ条例」を制定されました。県として、このようなとりくみを市町村に広げるための助言をおこなうとともに、性的指向にかかわらず、平等に結婚を認められる「結婚の平等」を実現する法律を国に求めます。
結婚しても名字を変えたくない人もいます。夫婦同姓を法律で義務付けている国は世界で日本だけです。同姓にするか、別姓にするか、当人が決めることができる「選択的夫婦別姓」を認める法改正を国に求めます。
全国各地で、痴漢、DV、性犯罪など女性への暴力をなくそうとフラワーデモがとりくまれています。県として、女性が暴力やハラスメントにおびえなくてもいい社会にするために全力を尽くします。刑法を、性暴力の根絶につながるよう抜本改正することを国に求めます。
県のあらゆる施策で、人権保障、ジェンダー平等、個人の尊厳、多様性を尊重します。
自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が、性暴力被害の相談事業などがテーマになった党内の会議で「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言しました。性暴力に苦しむ被害者をおとしめ、女性を侮辱する許し難い暴言であり、断固抗議します。
コロナ禍のなか、感染した方を非難する言動、インターネットの書き込みなども許せません。
#Me Too #With You ――いま世界中で、性暴力や性差別を許さないと勇気を出して声を上げる流れが広がっています。このような勇気ある行動を支える県政にします。
職場などでセクハラを感じても、なかなか言い出せない場合が少なくありません。セクハラする人には悪気がなくても、根底には無自覚な女性蔑視があります。2019年6月、ILOは「労働の世界における暴力とハラスメントを除去する条約」を採択しました。セクハラをなくすには法律で禁止することが必要です。ハラスメント禁止を法制化すること、被害者を救済する独立機関を設置することを国に求めます。県として相談部署を設け、ハラスメント根絶にとりくみます。
「女性活躍」が言われ、役職に就く女性も増えています。一方で、女性が職場で認められるには男性の2倍も3倍も頑張らなければならない実態もあります。女性の所得は男性の所得の半分(世界経済フォーラム「グローバルジェンダーギャップレポート2018年版」によると53%)でしかありません。家事・育児が主に女性によって支えられ、非正規雇用が女性に多いことが原因です。
男性も家事・育児を担い、女性が働きやすい職場づくりが必要です。女性が働きやすい職場は、男性も働きやすい、自由な時間や家族との時間もきちんと持てる職場です。働く人全体の賃金を引き上げ、人間らしい働き方ができる社会(8時間働けばふつうに暮らせる社会)にするため、県としてもあらゆるとりくみをすすめます。
性のあり方は十人十色です。性的少数者の人も、異性愛者の人も、すべての人の多様な性のあり方を認め合うという点で、政治の認識はまだまだ遅れています。そのことは個人の意識にも現れてしまいます。誰もが個人の尊厳を大事にされ、自分らしく生きられる社会にすることが必要です。
岡山県内では、総社市と岡山市において、同性カップルを結婚に相当する関係と認める「パートナーシップ条例」を制定されました。県として、このようなとりくみを市町村に広げるための助言をおこなうとともに、性的指向にかかわらず、平等に結婚を認められる「結婚の平等」を実現する法律を国に求めます。
結婚しても名字を変えたくない人もいます。夫婦同姓を法律で義務付けている国は世界で日本だけです。同姓にするか、別姓にするか、当人が決めることができる「選択的夫婦別姓」を認める法改正を国に求めます。
全国各地で、痴漢、DV、性犯罪など女性への暴力をなくそうとフラワーデモがとりくまれています。県として、女性が暴力やハラスメントにおびえなくてもいい社会にするために全力を尽くします。刑法を、性暴力の根絶につながるよう抜本改正することを国に求めます。