岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

12月県議会 (1)自民・民主の代表質問

2006-12-07 | 県政に関する活動
 思いつくままに勝手な感想を書いてみました。

 ①自民党の質問は、少子化対策、障害者福祉、雇用対策・・・と、内容はともかく非常に細かい具体的なものでした。選挙も近いとあって、地域をしっかり歩いている影響か。負けてはいられません。

 ②障害者福祉では、「障害者自立支援法」にともなう就労移行支援と就労継続支援をとりあげ、県の支援を求めました。「授産施設では平均工賃約1万5千円。利用料は持ち出しである。工賃をもっと高める支援を」との質問。対する知事は「新製品の開発、生産性の向上、販路拡大など経営強化のためのセミナーや相談会を実施している」との答弁。
 セミナーで経営強化ができれば、授産施設や共同作業所は苦労しないでしょう。そもそも働くためにお金を払わなければならない制度をつくったのはどの党なのでしょうか・・・と言いたいです。

 ③民主の質問・・・失礼とは思いながらあえて書けば、県民の声が本当に少ないの一言です。

 ④チボリ公園、自民・民主とも質問がありました。知事が「県民公園化」を提案した今年2月議会では、自民も、民主も、公明も、知事にエールを送ったものでした。しかし、今回の質問ではトーンが少し落ちたような気がしています。

 ⑤福祉の問題にしても、チボリへの税金投入にしても、この半年あまりの間の県民の怒りの声は非常に大きなものになっています。住民税の大増税、介護・医療の負担増・・・庶民には大増税をおしつけながら、大もうけをしている大企業には減税。岡山ではチボリへの税金投入・・・。このような県民の声を敏感に反映しての質問だったのかもしれません。

 ⑥選挙が近くなって、にわかに悪政への批判をはじめる勢力がまた多数を占めるのか、あるいは、常に県民の声を代弁し、怒りの世論で政治を動かす大きな役割を担ってきた日本共産党がのびるのか、来年の一連の選挙、どちらを選択しますか。

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