県民生活削らないで！

　デモをよびかけたのは岡山県労働組合会議、県社会保障推進協議会など。１２０人が参加しました。
　昨年実施された医療費補助予算の削減につづき、難病患者さんへの医療費補助の廃止（０８年度から）、市町村国保への補助削減（審査手数料への補助廃止：０８年度から）、看護師確保予算の削減、ノンステップバス導入補助金の削減など、県民の福祉＝命やくらしにかかわる予算が次々削られようとしています。その一方でチボリへの税金投入、大企業誘致補助金の拡充など県民が望まない分野には大盤振る舞いです。
　地方自治体の仕事は住民の命とくらしを守ることです。去年も相次ぐ改悪に声をあげ、特に障害者施策にかかわっては、倉敷市では負担軽減策を実施させ、岡山市でも制度利用の上限緩和や共同作業所の利用料軽減を勝ち取りました。さらに全国での運動とあいまって国の利用料軽減策までこぎつけました。声をあげて政治を動かすとりくみを、力を合わせてすすめましょう。
　デモ行進のあと、各団体の代表者らは「県民生活にかかわる予算はきちんと確保するよう」県知事あての要望書を手渡しました。
　今年は県議選、市議選、そして参院選、命とくらしを守れの声を、もっともっと大きくし、政治を変える絶好のチャンスにしたいと思います。