岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

来年度予算審議はじまる

2018-01-23 | 県政に関する活動
15日、各部の要求額が発表され、いよいよ予算審議がはじまります。

常任委員会(25日と2月2日)、予算総括協議会(2月7日)、知事折衝(8日)、そして2月15日に知事査定が入った予算案が発表され、23日から2月議会です。

各部要求は、一般会計総額6,775億円で、今年度当初予算と比べて142億円(2.1%)減。主な要因は、岡山市への教員給与や難病支援の移行と国民健康保険の県単位化によるものです。
国保の県単位化により、国保特別会計がつくられ、特別会計は1,975億円(177.8%)増で4,513億円となりました。

19日には、市民団体の方々と懇談をもちました(写真)。

各部要求のうち、県民の要求運動とあわせて実ったものは、高校の私学助成・経常費補助増額、倉敷市への子ども医療費補助率の増、医療ケアが必要な子どもがいる家族へのレスパイト支援増額、高校の学びの場(通級指導)設置、支援学校での医療ケア拡充、スクールカウンセラーの増員、認知症対策の拡充、海ごみ対策、ヒアリや野生鳥獣害対策のさらなる充実、引き続く県産木材活用補助、さらに、(すべてOKとは言えませんが)障害者就労支援A型事業所への支援などがあげられます。
また、防災の支援物資流通システムの確立、食品ロス対策、保育所への1、2歳児受け入れ補助など、うれしいものも少なくありませんでした。

一方、問題と思うものは、地球温暖化防止対策で740万円もの予算削減、ひとり親の子どもの生活・学習支援も750万円の減、県立図書館の図書購入費2000万円も削減、そして、小規模事業者への支援は未だ乏しいのに、力のある企業には立地のための補助金5億6,000万円もの増額。
また、情報発信でも1000万円増でついに2億円近くに、観光キャンペーン国際航路開拓など海外からの誘客支援(インバウンド)もまた増額、すでに4億円近くになっています。一概に問題と言えない内容もありますが、県民や小規模事業者への直接支援を、今こそ増やしてほしいものです。

力のあるものの支援を強めるのでなく、真面目に頑張っても様々苦労しているところを支援するのが政治の役割りではないでしょうか。

予算総括協議会(2月7日)は日本共産党県議団を代表して私が質問します。20分という限られた時間ですが、精一杯がんばります。


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