特定非営利活動法人精神医療サポートセンター

発達障害、統合失調症、アルコール依存症、ベンゾジアゼピン系薬剤の依存等々、精神科医療についての困りごとに対応いたします。

精神科の歴史と長期療養の弊害

2007年09月21日 | 看護論的経営論


最初にこれをclickいただいて


数日前

その日私は日勤で、特に休日でもないのにお見舞いにこられる家族が多かった。
相変らず忙しいことには変わりなかったが、忙しくしながらも

「Aさん、お見舞いやで~」

と患者本人に声を掛けた。


患者は、

「何のお見舞い?」

との返事。
彼は統合失調症で、会話が一部成立しないこともあるが、大方問題なく会話が出来る人である。


私は、「Aさんにお見舞いにきてるんやん(笑)」と笑いながら言った。




今日はここで終わり。


さて、ここまで読んでくださった方、今回の記事のタイトルと内容を見れば、何が問題かわかってくださっただろうか。



精神科での“お見舞い”と“面会”についての見解は、拙著「精神科看護師、謀反」でものべているので、本を読んで参考にしていただくとして、読まないまでも精神科にみられる長期療養の弊害の一つがここにも見られることを認識していただければ、それはそれで幸いである。















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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに! (ゆる看)
2007-09-21 23:00:20
療養中の人に会いに来るのは、お見舞いですね!
恥ずかしながら忘れていました。
次から使います。
返信する
Unknown (もっさん)
2007-09-21 23:25:19
>ゆる看さん
近々東京に行く予定を立てるつもりですが、ゆる看さんは、どちらですか?いちどお会いしてみたいですね^^
返信する
Unknown (ナースマン)
2007-09-22 09:56:28
へー
そういった区別があるんですか
恥ずかしながら知りませんでした…
返信する
Unknown (もっさん)
2007-09-23 09:58:38
>ナースマンさん
いや・・・・

今回は、問題の振り方が大雑把過ぎましたかもしれません。

区別というか、解釈の問題なのですが・・・・

ナースマンさん、本読んでませんでしたっけ(汗)それに関しては、だいたい書いてるので、今回記事と絡めて見ていただけたら大方わかるんですが(笑)
返信する
福岡県人です。 (ゆる看)
2007-09-24 01:02:36
会うとガッカリすると思いますよ(恥)
今、同僚が認定看護師研修で関西に頻繁にいっています。すれ違ったことがあるかもないかも?
私も関心があるのですが、10領域の中から一つ選べといわれても・・・難しい。いろんな患者さんがいて、関わる度に関心が広がって(苦)
ひとりの患者さんにあたる場合、1領域だけスペシャリストであっても・・・とか思ったりして。
いかん!いかん!もっと建設的に考えなければ!
知識を得ることや、その問題について考える機会があれば患者さんとの関わりで何か活かせるはず!
サイボーグ009だって(!?)そうやって(?)チームで問題解決にあたってた(??!!?)
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