秋ごろ、玄関脇のプランターから見慣れない植物が生えてきた。プランターの半分はオリヅルランが植わっていて2~3年は土を替えてないし、残り半分には柑橘類の種を埋めてみたりしているだけだ。生えてきた植物の葉には見覚えがなかった。
マメ科のネムノキのように葉は暗くなってくると閉じる(就眠運動)し、丸っこい葉が互生の奇数羽状複葉になっているのでマメ化の植物かと思った。しかし、葉の形や生え方から調べようとしても分からなかった。
結局、下の左の写真を使ってグーグルの画像検索を行ったところ、ナガエコミカンソウだと分かった。技術の進歩はすごい。
この写真は11月上旬の様子で、葉の上側に付いているのは蕾かと思っていたら実だった。葉の裏側には白い小さな花が咲いていた。12月下旬になっても実の色はほとんど変わらず、茎が少し茶色ぽくなってきた程度しか変化はない。暖地では小低木になるが、越冬できなければ一年草化するらしい。
「ナガエコミカンソウ」で検索すれば、色々情報が見つかる。例えば、写真とか説明が分かり易かったのは、以下の三河の植物観察のページだった。
三河の植物観察|ナガエコミカンソウ 長柄小蜜柑草
種がどうやってプランターに落ちたのかは謎のままだ。