昨年、買ってきた後は見事に大きな花をいくつも立派に咲かせてくれた一才藤だったが、今年はつぼみが一つしか付かなかった。
昨年は小さな樹にたくさんの花が咲いたので、樹勢が弱ったのだろう。花後、肥料は少ししかあげなかったし、日当たりもよくない玄関先に置いたままだったからかもしれない。そもそも、毎年咲かない(一年おき)という話もあった。
一つだけでも咲いてくれるのを楽しみに、つぼみが膨らんでいくのを見守っていた。ところが、4月に入って風が強い雨の日に鉢が倒れ、つぼみの付いた枝が折れてしまった。完全に折れた訳ではなかったが、中心部はちぎれた状態だった。その枝に付いていた葉はすべて落とし、添え木をしてガムテープで止めてなんとか咲くまで持たないかと期待した。しかし、つぼみの成長は止まってしまい、結局、咲くことなく枯れてしまった。もうダメだなと思った時の状態の写真が以下。
今は、折れた枝はカットして、日当たりのよい所において葉を茂らせている。今年咲かなかった分だけ、来年に期待したい。
我が家に以前から鉢植えや地植えである十数年物の藤は、やはり今年も咲かなかった。ネットで調べつつ、伸ばす枝を決めたり、前年伸びた枝も少し残しながら剪定したりしているだが、まだ咲かない。親の藤(子供が通っていた小学校の藤)は、今年もたくさん花が咲いていた。散歩のついでに4月中旬に撮影した。