市川市の行徳地区は昔からの町なのでお寺が多い。その中の寺町通り沿いに妙頂寺(みょうちょうじ)という小さなお寺がある。そこには樹齢二百年の古木の百日紅(さるすべり)がある。昨日(8月13日)の夕方、陽が陰ったので、散歩がてら観に行って写真をとった。
花のピークはもう少し先のようだった。全体写真でないので分かりづらいと思うが、樹齢二百年と言っても高さも太さも巨木という感じもなく、説明がなければ分からない。百日紅は元々そんなに大きくならないようなので、そういう観点からはかなり太めの幹ではあった。
8月13日の夕方だったので、歩いて行く途中、お盆提灯を持った人たちと何回かすれ違った。地域によって風習は違うらしいが、この辺りではお墓で迎え火用の提灯に火を灯し、家までご先祖様の御霊を導くというやり方のようだ。妙頂寺の中にも一組の方がいたので、遠慮がちにさっと百日紅の写真を1枚と、出たところの案内板の1枚を撮って引き上げた。