プランターから勝手に生えてきた万両やブロック塀の脇から生えてきたシマトネリコの話は以前書いたが、ネズミモチという樹も家の裏のエアコンの室外機の横の土の所から勝手に生えてきた。常緑の対生の葉、葉の形状、葉の裏が白っぽいこと、樹皮の感じから確認して、ネズミモチで間違いないと思う。もう3~4年は経っているが、適当に切り詰めているし、まだ花は咲いたことがない。
左の写真は3月で新芽が出てきた頃、右は9月の様子の写真。
ネズミモチという樹の紹介は、例えば以下にある。
生垣に使われたりする樹で、ネズミの糞に似た実が成るのでそう呼ばれている。その実を鳥が食べ、その糞から実生するので、よく勝手に生えてくる樹らしい。そして、丈夫で成長が早く、放置すると数メートルになるので、見つけたら早めに抜くことが勧められている樹だった。
一般的に樹は根が深いので雑草を抜くのとは訳が違い、少し成長してくると伐根は大変らしい。3~4年も経っていると、もう根は十分深いかもしれない。また、鋸で幹を根元から切ってうまく枯れたとしても、放置しておくとそこが白アリの巣になり易いとのことだ。
何かとやっかいな状況になっているような気もするが、切り詰めて大きさをコントロールしているので、様子を見ながら当分残しておこうと思っている。