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2020年前半に観た洋画

 今年前半にプライム・ビデオで観た洋画の簡単な感想のメモ。この倍くらいは観ているが、つまらなかったものや何とも感想を書きにくかったものは省いているので、全部ではない。



 出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像


シェーン

 1953年の古い米映画。私も生まれていない。派手さはないが早撃ちはあり、勧善懲悪の正統派西部劇で、分かりやすいストーリー展開だ。シニア世代には有名な名作だと思う。子供の頃、白黒テレビで観たたことがあったと思うが、もちろん記憶はなかった。既にカラーだったが、映像に古さは感じるし、流れる音楽が特に古めかしく感じるのは仕方ないところ。

 なぜ今頃観たかというと、高校の頃に多読用に読んだ英語の原作(1000語で読める簡易本)再度読んだからだ。原作は前半は平穏な感じの話が続くが、映画の方は不穏な状況から始まり、有名なラストシーンまで話がつながって行き、より感動的な作りになっている。

 それにしても、観ようと思えばすぐに観られたアマゾンプライムはありがたい。


ファースト・マン

 2019年の米映画。初の月面着陸に至るまでを描いた伝記映画。観る前に想像したいたようなエンタテイメント性はなく、記録映画のように淡々と進む感じ。困難に立ち向かう人たちの様子や、心配する家族の悩みも描かれていて、ますまずの見応えだった。それにしても、あんな昔の時代によく月まで行って戻ってこれたなぁと思う


バーニング・オーシャン

 2017年の米映画。2010年に起きたBPの石油掘削施設での大事故の状況を淡々と映像化している。経費節約優先で楽観的な幹部に現場責任者が流される形で大事故が起きるが、ストーリーはほとんどなく、感動的なシーンというほどのものもないが、なかなか見応えはあった。


オンリー・ザ・ブレイブ

 2017年の米映画。森林消防団を扱った実話だ。湿度の高い日本だと考えられないような大規模な山火事が頻繁に起こる。火で迎え撃つという山火事の対応の仕方も初めて知った。難しい筋書きはなく、登場人物の人間模様を見せながら、割と淡々と進む。最後の山場で無事切り抜けるのかと思ったら、悲劇だった。フィクションとは違うところだ。

 なんか伝記映画を続けて観てしまったが、一つ見ると似たようなものをお勧めされてしまうせいだ。


皆殺しの流儀

 2016年、英映画。単純なストーリーの復讐劇で、残酷なシーンもあるのだが、なんかカラっとしていて、ちょっとおしゃれな感じもある痛快な映画だった。派手なアクションもないが、ストレスもほぼなく楽しめた。


マン・オブ・スティール

 2013年、米映画。スーパーマン誕生に係る話だが、これはかなり面白かった。長目の映画だが、ストーリー展開に間延びした感じのところもなく、引き込まれるように観ることができた。ただ、一旦決着がついたのかと思った後の一騎打ちだけがちょっと無駄に長い感じはした。久々の当たりという感じで、お勧めできる。


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