アマゾンプライムで最近観た海外ドラマの簡単な感想のメモ。
出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像
ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪 シーズン1
2022年、アマゾンオリジナル。有名な映画シリーズの前の時代の話で、シーズン1はエピソード8まで、エルフの持つ「力の指輪」が作られたところまでで終わっている。壮大なストーリーで映像は凝っているし、登場人物も多い。色んな種族が出てきて、主要人物の関わりとかもあって、それなりに興味は惹かれる展開なのだが、設定など分かりにくい感じは否めない。過去の映画は昔観た覚えはあるが細部はすっかり忘れているので、復習しておけば分り易かったのかもしれない。
シタデル シーズン1
2023年、アマゾンオリジナル。世界の平和を秘密裏に守ってきた独立スパイ組織シタデルが壊滅した後、8年経ってから生き残ったメンバが記憶を回復し、仲間を探しながらシタデルを壊滅に追い込んだ組織と戦っていくスパイ物。半分は過去の話に戻ってストーリーが展開されていくので、徐々に全体像が分かってくる。個々の要素に斬新な感じはしないし、実はxxxみたいな話を盛り込み過ぎの感じはするが、エンタメ系作品としてまずまず楽しめた。
ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン1
2022年、アマゾンオリジナル。筋骨隆々の元軍人リーチャーが法律に縛られず悪人たちと戦って重大事件を解決に導く話。リーチャーや仲間となる刑事たちもほどよく掘り下げられているし、変にややこしい展開にしていないので非常に観やすい。途中で退屈することもなく最後まで面白く観られた。これは当たりだった。
シーズン2もあって12月15日に公開が始まったが、まだ視聴は始めてない。予告だけ見たがかなり派手になっていそうだ。
ザ・コンチネンタル ジョン・ウィックの世界から
2023年、アマゾンオリジナル。映画の『ジョン・ウィック』シリーズに出てくる暗殺者が集うホテルの起源を描いた話で、約1時間半のエピソードが3話の構成。映画シリーズの方は第3作までしか観てないが、特異なホテルや支配人等の印象は残っていた。復讐の要素を絡めたストーリーで、登場人物の掘り下げも多少あるので、それなり面白いかった。基本、このシリーズの特徴でもある派手な殺し合いが続いていくが、エピソード3のホテルを舞台にした戦いは見応えはあったもののちょっと長過ぎ、ウィックの仲間たちだけが都合よく生き残り過ぎの感じはした。
宣伝が入ったのを観てみることが多く、結局、今回はアマゾンオリジナルだけになった。NETFLICS等との競争で作っている訳だが、ロード・オブ・ザ・リングなどを観るとずいぶんコストもかけているようだ。しかし、オリジナルが見たくてプライム会員になっている人は少ないと思うので、その分は品物を安く売るのに使ってほしいものだ。