今年の課税所得が概ね固まってきたので、ふるさと納税可能額を概算し、余裕額でふるさと納税した。しかし、同じ返礼品でも寄付金額が2割アップしていた。
年末に近付かないとふるさと納税可能額が定まらない
会社員の頃に比べて住民税が減ってふるさと納税可能額は減っているし、元々制度しての問題点もあると思っているのだが、目先の返礼品につられて利用できる範囲で活用してきた。
特別支給の老齢厚生年金の受給で年金関係の収入は増えたが金額は確定的だ。一方、個別に発生する修繕費用でぶれる不動産所得、一般口座での株式等の譲渡所得、FXでの利益による雑所得などは12月くらいにならないと概算額も定まらない。
また、国民健康保険料、国民年金保険料(妻の分)、生命保険料、損害保険料などは確定的だが、医療費控除の有無は健康状態次第だ。今年は妻が歯科でセラミックス材料を使う自費治療したので、久しぶりに医療費控除を利用することになりそうだ。
今年分から株式等の配当所得に関して確定申告と住民税申告とで扱いを変えることはできなくなるので、配当の申告有無でふるさと納税可能額も大きく変わる。昨年の所得でシミュレーションしてみると、配当控除で得する額よりも住民税と国保保険料の増加で損する額の方が大きかったので今年分は源泉分離のままにしておくことにした。
上記の辺りを整理して試算したら今年のふるさと納税可能額は5万円ほどになった。
返礼品の選定と値上がり
元々昨年程度の額は今年も使えそうだと思って、ウナギやハンバーグなど夕食のおかずになりそうな返礼品を頼んでいた。最近、ウナギはカタログギフトの株主優待か返礼品でしか食べてない。
今回の余裕額は前回と同じ下記の石狩市の返礼品のハンバーグにしたが、前回10,000円だった寄付金額がいつの間にか12,000円になっていた。物価も上がっているし、10月以降返礼品ルールの厳格化が行われたので仕方ないだろう。
出所:楽天市場|ふるさと納税
1枚90gと少し小さめだが、北海道産ビーフ100%で、冷凍のままでもうまく焼ける。赤身分が多いようで、焼いたときに変に脂肪分が溶け出してくるようなこともない。高級ハンバーグとまではいかないが、中々おいしい。冷凍庫にストックしておくと便利な品だ。