今年の夏は例年にも増して暑かったし、夏前も暑かった。そのせいもあってか、ミニバラ、フレンチラベンダー、ガーベラは夏越しに失敗して枯らしてしまった。
ミニバラは、以下の記事のように何度かブログに書いてきた。
2019年5月に買って以来、切り戻しや植え替え、さらに病虫害予防の薬剤まで使うようにして育ててきた。株も大きくなったし、シュートが出て枝の更新も行われてきた。今年も春先には、同じ鉢で土を替えていた。
5月には例年通り三色のミニバラが咲いた。しかし、夏前にハダニが発生したりして、真夏には葉がすべて落ちてしまった。涼しくなれば復活してくるかと期待していたが、9月には茎がすっかり茶色くなり、切り詰めてみても茎に水分はない状態だった。悲しいことに三色とも枯れてしまった。
夏前、置き場所をこれまでとは変えたため、若干日当たりが悪くなり、雨が当たりやすくなっていたので株/根が少し弱っていたかもしれない。夏は軒下に置いておいたが、回復にはつながらなかった。ただ、挿し木で増えていた分の中にも枯れたのがあったので、暑さが主原因だと思っている。
フレンチラベンダーは、これまでブログに書いたことはなかったが、2021年の4月に買ってきた。切り戻し程度はしていたので、花は小さくなったが、今年も咲いていた。株も一回りは大きくなっていた。
今年も花後に切り戻し、土が乾いたら水をあげるという例年通りの育て方をしていた。花が終わると家の裏手にもっていたりするのも例年通りだった。
しかし、今年は下の方からの枯れが進み、夏の終わりにはすっかり枯れてしまった。枯れた後、鉢を流用するために抜いてみると細かい根が思いのほかびっしりで、根詰まりも起こしていたようだ。植え付けてから2年は過ぎていたので、春には植え替えしておくべきだった。暑さだけが原因ではなかったかな。
ガーベラも記事にしたことはなかったが、2022年の春先に買ってきた巨大輪のガーベラだった。下の写真はその年の4月の花で巨大というほどではないが、売っていた時に咲いていた花は10センチを超えるほどの大きさだった。
今年の4月にも上と同じように咲いていた。夏に向けて葉が枯れてくるのは他のガーベラも一緒だが、このガーベラは10月になっても新芽は出てこず、枯れてしまった。
隣に置いてあった、株分けしながら10年ほど育てている何の変哲もない赤いガーベラの方は葉が全部枯れ切ることもなく、新芽や花芽が出てきたので、巨大輪の方は暑さに弱かったのだろう。
園芸では気候の影響を受けるのは避けられないが、今後は今回の経験を活かしていきたいと思っている。