昨年の正月明けに矮性種のハボタンを2種類買ってきた 。花が咲くまで育てた後、花を切った後に出てくる脇芽を育て、それを挿し芽(挿し木)して育てると次の冬にもハボタンが楽しめるというのを知ったのでやってみようと思ったのだ。
買ってきてプランターに植え替えて育てていると春には黄色い花が咲いた。株が弱らないよう花は切り取ったが、一部はそまののままにして種を実らせ採取した。
その後も育てていたが、脇芽が出たものはほとんどなく、下葉を落としながらひょろひょろと伸びただけだった。一部は枯れた。どうしようかなと思っている内に時間が経ってしまい、10月の頭になって植え替えと挿し芽と種まきを行った。以下は、その時の写真に説明を追記した。
多くはそのまま植え替えただけだが、切り詰めた2株(1株は下の方から脇芽が出ていた)は、茎を5センチほどに切り分けて挿し芽した。挿し芽の適期は5月中下旬~6月中下旬らしいが、脇芽が出なかったのでやりそびれた。また、種まきも適期は夏らしい。
挿し芽した分は枯れずに根付いたようだが、冬に向けては新しい葉が少し出ただけだった。また、種の方も発芽したが、成長が足りず、ひょろっとした感じになった。挿し芽や種まきの適期を逃したのが最大の失敗だが、置き場所のせいで日当たりも足りなかったと思う。先週のハボタンの様子を撮った写真に説明を追記した(上の写真とはプランターの向きが逆になっている)。
育てていたのはF1品種のちりめん系と丸葉系の2種類だった。ちりめん系の方が丈夫なようでひょろっとしながも生き残り、葉は密ではないがハボタンらしい色合いを見せてくれた。ただ、種を採った株だけは弱った。
生き残っていた丸葉系は植え替え時に元気な感じでもなかったので、結果的に切り詰め、脇芽、挿し芽、種まきした方だけになってしまった。いずれも成長が足りないが、今年中には充実した株になるのを期待したいところだ。