Ky(キィ）～カマレンゴニ

バリトンギターを演奏するヤンのウードと言う楽器も珍しいのですが今回はカマレンゴニと言う楽器が初めて知る楽器でした。
瓢箪（ひょうたん）だと聞いて、そう言われてみれば～しかし大きい。フラでもイプ（瓢箪でリズムを打つ）を叩きますがもっと大きいのでびっくり。
この瓢箪に羊の皮を張り木に１０数本の釣り糸を張ったハープの原型だそうです。カマレンゴニ奏者のバシール．サノゴの声は若い青年の声で、他国の広い高地で響いているような～もう一度聞きたくなる声でした。バシールが入った事でＫｙ（キィ）の演奏の幅が一層表現に幅が出ているように感じる。お互いの楽器に合う音域があり即興でコラボして行く訳です。
ヤンの楽器はウードと言う。ウードはアラブ文化圏で使われ琵琶と近縁とか～良かった！私のカンは間違いではなかった。
琵琶なんか良く聞いた事はないが～昔何かで聞いたビヨ～ンと言う音が残っていたのかな～？

バシール．サノゴはアビジャンに生まれ、２０００年に来仏、アフリカプロジェクトではメインボーカルを伝統的なアフリカの音楽とジャズ、エレクトロニックの融合を試みる。

Ｋｙ（キィ）

仲野麻紀さんです。色々な楽器をこなします。

パリで生活していると聞きますが、決して派手ではなく質素のようです。麻紀さんのお母様は一緒のお仕事仲間ですが、離れた娘を持つ心配は計り知れなくその気持ちはイヤと言うほど通じます。今回の様に演奏に日本に来るにはお母様は知りあいに声をかけ大変です。そんな献身的なお母様にエールを送ります。しかし、麻紀さんの活き活きした演奏にそんな心配が消されるようでしょう。