実家は普請中で入浴一つを取っても車がないと不便だし、必要に駆られて奈良から大分に運ぶことにしたのです~
初めての長旅を一人でやってのけないといけません~
今読み返してもビクビクものです。
お父さん、聞いてくださいね~
フェリーで大分に行こうと考えました。
新築の落成予定の7月末までは、毎日車が必要です。
母を乗せてゆっくりと1日静かなところで過ごすために~
5年間乗ったMRⅡも、2人乗りなので折りたたみ式の車椅子が積み込めないし、カローラ・ランクスに乗り換えました。
このランクスもこの5月で5年目の車検を受けないといけません。
息子に買い換えないといけないかしら?と聞くと走行距離が1万5千過ぎくらいなら勿体無いからランクスでいいと思うと言う意見でした。
後2年乗るつもりをしています~
運転歴32年で無事故無違反の優良ドライバーである私は、自慢じゃないけど高速道路は1度も通ったことがありません。
学校までの7キロを往復していただけです。
33年間同じ隣の市内ばかりでしたから、高速道路の必要がなかったのです。
大阪の南港までは助手席に座って家族に送り届けてもらいました。
別府港からは子供が小さかった時の里帰りに何度も往復していたので、道はだいたい分かっているつもりでした。
ゆっくりと地道を通れば帰れるはずです。
金曜日なので混雑も考慮に入れて3時に家を出ました。
4時過ぎには南港に着いていました。
いよいよ一人旅が始まりました。
ドキドキです~
うまくフェリーに乗せられるかどうかも不安です。
キッチリと詰めて止めなくてはいけないし、そんなにうまく縦列駐車が出来る訳がありません。
それを思うと緊張してしまいます。
早く乗り場に着いていたので5台目に乗り込めましたから、うまく端の列1列に前進だけでクリアできました。
船の中の出会いはどんな人を神様は用意してくれているのかな~?と、これは嬉しい期待でした。
小学校3年生のさおりちゃんという女の子を連れた両親の3人組と同室になりました。
さおりちゃんは孫と同級生。
どこからどこへどんな目的の船旅なのだろうと、話し掛けたくってウズウズの私です。
ご主人が大分県の杵築市の出身で、滋賀県に家を建てて琵琶湖の近くに住まいとのこと。
写真が趣味で大分県の北西部から山なみハイウエーを通って、阿蘇・熊本へと足を伸ばしていくのが夢という話。
すっかり仲良しになれて、お別れの時は携帯電話に登録しあいました。
合い言葉は「関西汽船」。
またいつかご縁があれば、お会いできることでしょう~
別府港に着き、いよいよ60キロを一路実家目指して・・・
直進だとばかり思っていたのでどんどん行くと見たことのない風景になり、刑務所前に着きました。
そこは行き止まりで近くのコンビニで道を尋ね、Uターン。
まもなく竹田市の入り口の道の駅に着き、鉢植えの花が目に留まり、隣近所へのお土産に12鉢買って車に積みました。
荷物の多さは気にならず、車のありがたさを感じました。
トイレも朝の清掃が終わり綺麗に整っていました。
「いつも綺麗に使っていただき、ありがとうございます。」という立て札の呼びかけに、なるほど~と感じ入りました。
野菜も花も奈良の値段の半分で、しかも人情が豊かで、空気が美味い!!
お父さん、今回は思う存分開放感に浸りながら、MDを楽しみ、快適なマイカーでの帰省が初めて出来たのですよ~
ちょっと豪くなった気分を味わえました~~
船旅はのんびりと旅を楽しむ気分になれてよいものだ~と言う印象を持っています~
今後は急ぎ旅ではないと思うから、車でのんびりと全国一周も良いなあと憧れています
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もっちゃんです
tuyosi
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