独り言を『ささやいていく』適当に!

後で『思い出すため』に書いたメモのようなブログです。

天気の子【アニメの感想】

2025-01-13 22:50:14 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

 

2019年のアニメ映画。

雨の日を天気に変える力をもつ少女は、代償を求められ、少年は少女を救おうとする話。

 

好きなんだけど、不満がかなりある映画。

 

多少気になるものの「序盤から中盤」にかけて良いと思う。

次作「すずめの戸締まり」で感じた「アイディアの凡庸さ」も感じられない。

 

問題は75分過ぎた「天から指輪が落ちてくる」辺りからの物語展開。

各キャラクターの行動、起きる事態など、不安定さが目立つ

まるでネタが尽きて無理やり話を進めているような強引さ。

それを「若者の衝動」という視点で肯定的に捉える人もいるかもしれない。

俺は否定的なスタンス。(東京の件はどうでもいい)

 

それと、終盤に少年「森嶋帆高」の島での話が描かれているのが疑問で「超減点」。

劇中で穂高についてろくに描かず、彼がどんな人間かも知らない。

その状態で、終盤に島での話を見せられても困惑するだけだと思うのだが?

 

本作は「東京の話」であり「天野 陽菜の話」であり「須賀 圭介の話」であって「森嶋帆高の話」ではない。

森嶋帆高は、ゴースト・幽霊みたいな存在でしかない。

なぜなら、彼は東京の人間ではないのだから・・・・。

 

主役なのに、ろくに描かれず「終盤で実は主役だよ!」ってどんだけ、ピエロ扱いされえるんだよ?

彼には同情してしまう。

 

好きなんだけど、不満がかなりある映画でした。

 

SAVE THE WORLD?

SAVE THE TOKYO CITY?

SAVE THE OSAKA CITY?

 


すずめの戸締まり【アニメの感想】

2025-01-13 00:00:40 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

 

2022年のアニメ映画

謎のネコによって、椅子の姿に変えられら美青年を元に戻すために、女子高生すずめが奮闘する話。

 

イマイチな映画だった。

 

イメージとアイディアを脚本に落とし込み、適切に脚本として描くことでは出来ていない。

練りが足りなく、まるで突貫工事で作られたような印象を受けた。

それはスターウォーズシリーズの「スカイウォーカーの夜明け」に近い感じ。

 

この作品は、なぜ?どうして?理由は?何がやりたいの?という

違和感を感じるシーンが多く、常にストレスを感じさせられた。

 

意図的に描かないことは「否定しないし問題はない」

しかし、描かなくてはいけないことを描かないことは「不誠実」だと思う。

 

この作品で描くべきは、主人公の女子高生と養母の関係、大学生の閉じ師の背景、そして謎の2匹のネコの秘密。

何一つ、作品の中で「適切に描かれていない」

 

イマイチな映画だった。