![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2a/8d912e98964f0e984409a6e66aa2ee9a.jpg)
(写真は、金剛證寺の巨大な卒塔婆)
今回は、前回の「伊勢神宮めぐり(4/19~21)」
バス旅行の2日目の続きで、内宮参拝とおかげ
横丁見学のあと、「金剛證寺」へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a2/072d5f8d97fb851cbf04d14467bb2b8c.jpg)
おかげ横丁で昼食を済ませ、「伊勢志摩スカ
イライン」に入ります。
「伊勢志摩スカイライン」は、伊勢と鳥羽を結ぶ、
全長16キロのドライブウェイです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a6/60a55c7c177a0bc3c98ea44a51626984.jpg)
このドライブウェイの山頂付近に、写真の伊勢
神宮の鬼門を守る名刹「朝熊岳・金剛證寺」
(あさまだけ こんごうしょうじ)があります。
「金剛證寺」は、神宮の奥の院とも呼ばれ、
”お伊勢参らば 朝熊(あさま)をかけよ
朝熊かけねば片参り”と、伊勢音頭の一節にも
唄われ、伊勢参りの際には、セットで金剛證寺
にもお参りするのが慣わしだったそうです。
金剛證寺の御本尊は、虚空蔵菩薩だそうで、
天照大神と共に祀られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/09/2b903b79fa6f8085feb795e7de88a798.jpg)
1609年、姫路城主・池田輝政が、火災で失われた
本堂の摩尼殿(まにでん)を再建しました。
そして、江戸時代には、幕府は、金剛證寺を伊勢
神宮と共に重視して援助しました。
現在の本堂(重文)は、1701年、徳川綱吉の母・
桂昌院によって修復工事が行われたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/2c/d53a67b54caf03f3bef8e7d591059c3a.jpg)
牛の頭上で小躍りしているのは、ちっちゃな
オジサン?ではありません、大黒様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4c/504d08d497d999858d0081ba88bb932b.jpg)
上の写真は、”拝むと過去の罪さえ消す”、
と言われる「仏足石」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/18/9d3afbd996b4826322923b19add452b9.jpg)
境内を進んで行くと、上の写真のお堂があり、
その前に下の写真の赤丸印の「厄除け六地蔵尊」
がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/2f/ea0542df1a392b9c1dab81394e6e601c.jpg)
先ず、一度、六地蔵尊を持ち上げて重さを覚え、
下した後に左に3回廻しながらご真言を唱え、
願い事をしてから、再度、六地蔵尊を
持ち上げます。
最初に持ち上げたときよりも軽ければ願いが
叶うそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4e/832615dd7fb0fbc4e636e1e3fddc0a60.jpg)
「厄除け六地蔵尊」の奥に、上の写真の「蓮華
庚申」(れんげこうしん)の木像がありました。
像の一番下の部分に、「見ざる・言わざる・
聞かざる」の3猿が彫刻されています。
イマイチよく理解出来なかったのですが、背後の
説明板によると、3猿の上の彫刻も、蓮の花と
葉の形で3猿の状態を表現しているらしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/50/7b3ee8b1f60521e8cd2f55fc87103a96.jpg)
上の写真は、弘法大師が掘ったとされる池です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d2/f961ec776b6eaef3abb68519a68f9f08.jpg)
写真は、子宝に恵まれるという「おちんこ地蔵」
で、”おちんこに触らないでください”という
注意書きがあります?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1a/b015c18907168510bf64bfc96494708f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0b/75020455f6e2bd82c0ce89b6c9729b31.jpg)
本堂にお参りして、奥の院への坂道を上って行く
と、傍らに、何やら巨大な卒塔婆が延々と並んで
います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0090.gif)
巨大卒塔婆は、見上げる高さで、ずらりと林立
する光景は壮観です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/50/10eef8e85c050b26a7b865f47269b2c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/68/6d0488173d6ec5a56aa6107e6900e196.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/5c/14e4ca6c70047507a65c21268d6e4419.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3e/2dabadb030510dfafe4055ce9d9cea2e.jpg)
上の写真は、極楽門で奥の院への入口ですが、
ツアー時間の制約で、奥の院まで行く時間が
ありませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/56/646f497d1928e651b91f768aa82d9265.jpg)
上の写真は、極楽門の脇の芭蕉句碑です。
”神垣や おもひもかけず 涅槃像”
(伊勢神宮は、ひたすら仏事を忌み嫌う神域だが、
たまたま本日2月15日の涅槃会の日に、神垣の
中で思いもかけず釈迦入滅の涅槃像を目にした
ことよ。)
ツアーバスは、金剛證寺を出て伊勢志摩スカイ
ラインで伊勢に戻り、「神宮徴古館(ちょうこ
かん)」と「神宮農業館」を見物します。
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写真の「神宮徴古館」は、伊勢神宮の歴史や神事
を学ぶミュージアムとして、式年遷宮で撤下
された御装束神宝(神々の調度品類)や、外宮
御垣内の御饌殿の正面部分の実物などを展示して
います。
また、下の写真の「神宮農業館」では、自給
自足の伝統を守るための神饌(しんせん)の
一つのアワビ等の農林水産関係の資料を展示
していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/cc/e2b7a4710233b16a71678ef2da5fb217.jpg)
ツアーは、神宮徴古館と神宮農業館を速足で見物
したあと、2泊目の宿である1泊目と同じ
戸田屋ホテルに向かいます。