(ちょっと紛らわしい、隣接する2つの
「浜川崎駅」)
本日は、「JR鶴見線」の「浜川崎駅」の話し
です。
”鉄道ファン”であり”工場萌え”でもある私に
とっては、地元の鶴見線は、一日中乗っていても
飽きない”大人の遊園地”の電車みたいなもの
です。
鶴見線の沿線の風景は、平日と休日とでは、その
表情が全く異なる別世界です。
(休日の「浜川崎駅」での”不思議な体験”に
ついては、2008.11.2の「鶴見線に沿って」)
を見てね。)
「鶴見線」のビューポイントのNO1は、文句
なしに”海に最も近い駅”、”出口のない駅”
として有名な「海芝浦駅」です。
(「海芝浦駅」については、2013.9.19の「JR
鶴見線・海芝浦」を見てね。)
そして、私見ですが、ビューポイントのNO2は
今回の”「浜川崎駅」の怪”です。
NO2の「浜川崎駅の怪」については、鉄道に興味
のない人からすると、”それがどうした?”の
世界ではありますが・・・
横浜から湘南新宿ラインに乗り、武蔵小杉で
南武線に乗り換え、更に尻手で「南武線の支線」
に乗り換えて、その終点の「浜川崎駅」に着き
ました。
そして、同じ場所にある「鶴見線」の「浜川崎駅」
から鶴見線に乗り、途中下車しながら鶴見へ
向かい、鶴見で京浜東北線に乗り換えて、
スタート地点の横浜に戻って来ました。
大まかに言えば、横浜市鶴見区の海岸地帯を
ぐるりと1周した感じです。
横浜 →(JR湘南新宿ライン) → 武蔵小杉
→(JR南武線) → 尻手 →(JR南武線支線)
→ 「南武線・浜川崎」
「鶴見線・浜川崎」 → (JR鶴見線) →
安善 →(徒歩) → 浅野 → (JR鶴見線)
→ 鶴見 → (JR京浜東北線) → 横浜
という訳で、本日の説明は、「南武線の支線の
終点の浜川崎駅」の改札を出るところから
スタートします。
改札口には、何と!、次頁の写真の「タッチを
せずにお乗り換え!」の注意の張り紙が!
Suicaの改札機にタッチしないで改札口を通り
抜けるのは、何となく後ろめたい気持ちが・・・
これは、「南武線の浜川崎駅」と、「鶴見線の
浜川崎駅」とは、道路を挟んで反対側にあるため
に、乗り換える時は、「南武線の浜川崎駅」を
いったん外に出て、横断歩道を渡らなければ
ならないからです。
道路の右側が、上の写真の「鶴見線の浜川崎駅」
で、横断歩道を挟んで道路の左側が、下の写真の
「南武線の浜川崎駅」です。
(上の写真の赤丸印が「南武線の浜川崎駅」、道路
を挟んで右側の階段が「鶴見線の浜川崎駅」)
この様に、JRに同じ名前の駅名が存在する訳は、
元々は、それぞれが別の私鉄の貨物鉄道会社
だったのを、国鉄が買収したためです。
JRになっても、未だ、別会社の私鉄の時代の
それぞれの駅舎が残っているのです。
これから乗車する「鶴見線の浜川崎駅」の改札口
には、同じ様に「タッチをしないでお乗り換え!」
の注意の張り紙があります。
その改札口の奥には、反対側の改札口があり
ます。
こちらの改札口は、改札の階段自体が工場の内部
になっていてます?
つまり、改札口が、JFEスティール(日本鋼管)
製鉄所の工場の入り口なので、社員証がないと
こちら側の改札口からは出られません。
そして、実は、この2つの「JR浜川崎駅」の
脇の踏切の先には、写真の「3つ目のJR
浜川崎駅?」があります。
こちらは「JR貨物の浜川崎駅」です。
こちらの駅は、貨物の積み下ろしだけで人の乗降
は無いので、駅の「プラットフォーム」はあり
ません。
JR鶴見線の「浜川崎駅」から鶴見行きに乗り、
途中の「安善駅」で下車、その次の「浅野駅」
まで1駅だけ歩いてみます。
「安善駅」のプラットフォームから見える3階建て
のビルは「JR貨物の安善駅」です。
安善駅の辺りは、中小の町工場が多いせい
でしょうか、駅の周りには大衆食堂が4~5軒
ありました。
歩いて安善駅から浅野駅へ向かい、旭運河を渡り
ます。
旭運河を渡ると、左側が「JR鶴見線・浅野駅」
で、右側が「入船公園」です。
(「入船公園」の正門)
入船公園は、産業道路に面しています。
(産業道路沿いのウォーキングについては、
2009.7.17の「産業道路を歩く」を見てね。)
入船公園は、野球場、テニスコート、ドッグラン
などもある広大な公園です。
入船公園を出て、次頁の写真の「浅野駅」から
JR鶴見線で終点の鶴見へ向かいます。
鶴見線が終点の鶴見駅に着く直前に、車窓から
一瞬だけ、線路脇にプラットフォームの廃墟が
見えます。
(上の写真のように、荒れ放題の駅の廃墟の
プラットフォームに、雑草が生えて、セメント
があちこち割れています。)
これは、「本山(ほんざん)駅」の跡です。
「本山」とは、石原裕次郎などの墓があること
で有名な「曹洞宗総本山・総持寺」のことです。
「総持寺」の山門は、この本山駅跡のちょうど
前にあります。
電車は、鶴見線の終点・鶴見駅に到着しました。
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