(写真は、JR土合駅の入口のボード)
10月31日~11月1日に、水上温泉に紅葉狩り
に行ったときの話しです。
鉄道ファンの私は、JR水上駅の2駅先の「JR
土合(どあい)駅」に立ち寄りました。
JR土合駅(通称”モグラ駅”)は、”日本で
最も駅舎とホームが遠く離れている駅”として、
鉄道ファンの間で人気の観光スポットなのです。
しかし、JR土合駅は、鉄道ファンだけではなく、
実は、谷川岳の登山客の間でも人気の駅なのです。
というのは、JR土合駅は谷川岳登山の最寄り駅
だからなんです。
11月1日の朝、水上温泉の水上館を出て、
「水上駅」からJR上越線に乗り、2駅先の
「土合駅」に向かいます。
JR水上駅(8:24) → 土合駅(8:34)
写真の土合駅の下り線ホームに下車します。
土合駅は、新清水トンネル内にあり、地下
70メートルに位置する”地下の駅”です。
家族・親子連れ、二人連れ等、20人くらいの
人達が一緒に下りました。
想像以上に長いホームです。
ホームの端には、トイレと待合室があります。
トンネル内ということもあり、薄暗く冷気が
漂っていて寒いです。
降車した駅のホームから、「日本一のモグラ駅
・土合駅」の長い階段の登り口へ向かいます。
階段のスタート位置の案内板によると、
「この階段は、338m、462段で、地上改札口
まで10分かかります。」
見上げると、階段が遥か彼方まで続いて、その先
に出口は見えません・・・
気合を入れて、地上改札口を目指して上り
始めます!
階段の10段目毎に、登ってきた段数が表示されて
います。
270段目には、前頁の写真の様に、休憩用の
ベンチがあります。
階段の脇は水路です。
400段くらいに来て、息切れしてきたところ
で、ようやく出口が見えてきました。
振り返って、登ってきた階段を見下ろします。
やっとの思いで、462段まで上り詰めると、
連絡通路の上のアーチに「ようこそ土合駅へ」
の文字が見えます。
ここからは、駅舎への連絡通路を歩きます。
連絡通路の下を流れる川が、ガラス越しに
見えます。
連絡通路の端まで来ると、今度は「改札口まで
あと143メートル」の表示が・・・
階段が何か所かある最後の143メートルの通路
を歩いてゆきます。
ようやく、地上の改札口に到着しました!!
土合駅の上りホームは、改札口からすぐの地上に
ありました!
下り線のホームから乗る客は、大変な思いをして、
今私が来た階段を下りていく訳ですが、上り線の
ホームから乗る客は、普通にこの改札口の横から
乗るだけです!
上り列車に乗るか下り列車に乗るかによって
エライ違いです!!
駅舎の中には、谷川岳登山情報に関するポスター
が貼られており、登山届の用紙も置いてあります。
この無人駅の待合室は、登山者の休憩所としても
利用されているようです。
(土合駅の住所 : 群馬県利根郡水上町湯桧曽
(ゆびそ))
駅舎の外には、マイカーがたくさん止まって
いました。
土合駅は、写真の様に、三角屋根の山小屋風の
駅舎です。
そうか!、無人駅なので、駅前に車を止めて、
階段を下りて”モグラ駅”見物する人が
多いんだ。
上の写真の左右に横切る赤い屋根が、先程
歩いてきた駅の連絡通路です。
帰りもJR上越線で戻ろうと思ったのですが、この
時間帯は、何と!、4時間に1本です・・・
仕方なく、1時間に1本の関越交通バスで、
土合駅前から水上駅へ向かいました。
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