(写真は「日本平 夢テラス」から望む静岡市街地、富士山、
駿河湾)
前日は、富士サファリパークと富士山世界遺産センターを見物
してから、「三保の松原」の入口に位置する旅館「羽衣
ホテル」に1泊しました。
今朝は、朝食前に「三保の松原」を散歩します。
写真は、「三保の松原」に伝わる「羽衣伝説」の「羽衣の松」
です。
その昔、白龍(はくりょう)という漁師が、三保の松原で
釣りをしていたところ、一本の松に羽衣がかかって
いました。
その羽衣の美しさを見てつい持ち帰ろうとしたところ、木陰で
天女と出逢いました。
羽衣がないと天に帰れない天女は、返してほしいと白龍に
お願いします。
白龍は、天上の舞を見せてもらう代わりにと、天女に羽衣を
返上しました。
そして天女は再び空へと帰って行きました。
富士山は天に一番近い場所であるため、天女が降りてきやすい
といわれているらしいです。
散策を終えてから、旅館に戻り朝食です。
朝食を終えてから、下の写真の三保の松原の松林を抜けて
「日本平」を目指します。
2018年に完成した「日本平 夢テラス」に着きました。
この「日本平 夢テラス」は、日本観光百選で第1位だ
そうです。
(日本観光百選がどの程度権威あるコンクールか知りませんが
・・・)
隈研吾が設計した「日本平 夢テラス」へ行きます。
3階のテラスからは、富士山、駿河湾、静岡の街が一望
出来ます!
次に、久能山東照宮の日本平ロープウェイ乗り場へ行きます。
しかし、徳川家康の墓がある「久能山東照宮」には前回来た
時に参拝したので、今回は参拝をパスして、ロープウェイ
乗り場のミカンジュース自動販売機でジュースを飲んだだけで
引き揚げます。
次に、日本平夢テラスを出て、いちご狩りへ向かいます。
ここ久能山(くのうざん)周辺は、観光いちご狩りの発祥の地
だそうです。
「石垣いちご」と呼ばれる独特な栽培方法で知られています。
太陽の光をたくさん受けられるようにと、玉石を詰んだ斜面に
いちごを植えています。
太陽光に加えて、海面?からの放射熱で保温性が高く果実が
早く熟すのだそうです。
「久能山いちご海岸ストリート」と呼ばれ、海岸沿いに
たくさんのビニールハウスが並び、多くの観光いちご狩り
農園が並んでいます。
段々畑のいちご狩りのビニールハウスからは、
上の写真の様に、「久能山東照宮」の裏側
(赤色の四角)が見えています。
山頂の東照宮からこの久能海岸へは、1,159段もの石段を
降りないといけないそうです・・・
「いちご狩りパーク久能屋」で申し込んでいちご狩をします。
いちご狩を終えて、久能屋の建物に戻ると、中では、
いちご大福作りが大人気で、前頁の写真の様に、
若い人達で賑わっていました。
いちご狩りを満喫してから、お土産に写真の「御くじ餅
(みくじもち)」を買いました。
帰りは、静岡駅から新幹線で帰宅しました。