(浮島町公園から羽田空港のD滑走路を臨む)
前回は、多摩川の最も下流に位置する「多摩川スカイ
ブリッジ」を歩きましたが、そのとき、更に河口ギリギリ
まで歩いて下ってみたいと思いました。
地図で見ると、多摩川の河口は「浮島」という埋立地で、地名
は「浮島町」です。
という訳で、今回は、取り敢えず、JR川崎駅の東口のバス
ターミナルから、「浮島バスターミナル」行きの臨港バス
(川03)に乗ってみます。
川崎駅前を発車したときは、バスはほぼ満席でしたが、終点
の浮島バスターミナルに着いたときには乗客は私一人になって
いました・・・
バスターミナルから、更に多摩川の河口の方角へ歩いて行こう
としますが、前頁の写真の様に、河口へ向かう道は歩行者は
通行止めです!
仕方なく、河口とほぼ並行していると思われる人気の無い道路
を一人でしばらく歩いてみます。
しばらく歩くと、上の写真の「ごみ焼却処理棟(浮島処理
センター)」の中に「かわさきエコ暮らし未来館」
(入場無料:月曜休館)の表示があったので入ってみます。
中に入ってみると、見学者は私一人だけです・・・
ゴミのリサイクルに関する解説、太陽光発電などの再生可能
エネルギーの体験型の展示がされていました。
上の写真は館内の「川崎工場夜景」のポスターですが、私は、
昔、このコースの船に乗ったことがあります。
未来館を出て、浮島バスターミナルまで戻ると、バス
ターミナルの斜め前に写真の「浮島町公園」がありました。
この公園は、羽田空港を間近に臨む場所のため、離着陸する
航空機を撮影するのには最適なスポットです。
特に、D滑走路で離陸待ちをしている航空機がよく見えます。
D滑走路は、多摩川の流れを遮らない様に、海中の数千本の
柱に支えられてます。
写真は「首都高速湾岸線」の「多摩川トンネル換気所」です。
首都高速の東京湾アクアラインは、ここから東京、横浜、
木更津へ向かいます。
公園から、更に多摩川の河口の方角へ向かっている狭い歩道を
歩いて行こうとしますが、上の写真の様に、この歩道の入口
には立入禁止の表示があり、歩行者通行止めです!
それではと、公園から、多摩川に沿って上流の方角へ歩いて
行こうとしますが、公園から上流の多摩川沿いの道は、
次頁の写真の様に行き止まりになっています。
どうやら、この公園が、歩いて行ける河口の最先端 の
”飛び地”みたいです。