(川崎マリエン)
JR川崎駅東口の市バスの12番乗り場から、「川05」系統の
「東扇島循環」に乗り込みます。
目的地の「川崎マリエン」までは、バスで30分もかかります
が、いくら長い距離を乗っても220円均一というのが
市営バスの有難いところです。
途中、”工場萌え”の私には堪らない幻想的な工業地帯を
抜けて行きます。
長~い海底トンネル(川崎港海底トンネル)を抜けます。
バスが「東扇島」に入ると、直ぐに「川崎マリエン前」バス停
に到着しました。
「川崎マリエン」の正式名称は「川崎市 港湾振興会館」で、
川崎市によって造られた”市民と川崎港の交流を深める”
ためのコミュニティー施設です。
「川崎マリエン」は愛称で、「マリン」と「エントランス」の
造語だそうです。
川崎マリエンを訪れるのは2度目で、タワーの中には食堂が
無いのを知っているので、先ず、川崎マリエンの前のコンビニ
で弁当を買ってから入ります。
(入場無料:9時~21時:月曜定休)
タワーの右側の上の写真の「交流棟」(川崎市港湾振興会館)
に入って行きます。
上の写真は、交流棟1階に展示されている「川崎ジョーズ」
です!
2005年に川崎港に漂着したホオジロザメの剥製で、全長は
4メートル余りあり、なかなか迫力があります。
エレベーターで10階の展望室へ上がります。
足元には、輸出用のSUBARUの車が並んでいます。
写真は、JFEスチール第二高炉です。
私が工場萌えに目覚めるきっかけになった大好きな工場
ですが、残念ながら本年度中に休止することが決まって
います。
(風の塔:東京湾アクアラインの換気を行う人口島)
(スカイツリー)
上の写真は、「海ホタル」ですが、下の写真の東京湾
アクアラインのトンネルから橋に出たところに
あります。
(JXTGの鹿島シーバース)
(横浜ランドマークタワー)
(左側奥が川崎駅方面、右側奥が武蔵小杉方面)
(東京タワー)
(ベイブリッジ)
(遠くに三浦半島)
平日のためか、展望室は人影も疎らです・・・
足元の「テニスコート」では、 炎天下にも拘らず練習して
います。
次頁の写真は「ビーチバレー」のコートです。
ここ川崎マリエンは、国内で唯一のビーチバレーボールの
ナショナルトレーニングセンターになっているらしいです。
そう言えば、1階はそのための体育館になっており、2階には
トレーニングマシンが置いてありました。
望遠鏡ですが、何と、無料です!
ここで、先ほど下のコンビニで買った弁当を開けて昼食に
します。
川崎マリエンの展望室からの風景だけで終わってしまうと、
以前のブログ内容と同じになってしまいますので、今回は、
近接する「東扇島東公園」まで足を延ばしてみます。
(以前にご紹介した川崎マリエンについては、
「東扇島を歩く」を見てね。)
川崎マリエンを満喫した後は、東扇島の東と西にひとつずつ
ある公園のうち「東扇島東公園」へ行ってみます。
(ややこしい名前だな~・・・)
ここ「東扇島」は、東京湾側に位置する埋め立てされた人工島
です。
川崎港の一部にあたり、物流の拠点となる埠頭の役割を
果たしています。
そのため、東扇島には、多くの物流や食品関係の倉庫が見られます。
倉庫エリアを10分くらい歩いて「東扇島東公園」に
着きました。
(バーベキュー場)
上の写真のユニークで大きな建造物は、公園の下を
横切る首都高速湾岸線の「川崎航路トンネルの換気塔」
です。
「東扇島東公園」には、人工海浜、芝生広場、バーベキュー
広場などの施設があります。
また、大規模災害時の防災拠点の機能も持った多目的施設で、
東京ドーム3個分以上の広さがあります。
園内にトイレは5か所もあり高齢者にも優しい公園です。
(対岸から見たこの換気塔については、
「浮島町公園」を見てね。)
遠くに対岸の換気塔も見えています。
京浜運河に面する桟橋(ボードウォーク)に出ました。
火を噴くフレアスタック(煙突)も真近で見られます!
京浜運河には大きな貨物船が行き交っています。
運河越しに浮島町が見え、その奥は羽田空港なので、
離着陸する飛行機も数多く見られます。
ボードウォークには、万が一、海に転落した時に備えて、
救助用の浮き輪とロープが用意されています。
更に進むと、公園の東端の”みさき広場”に、川崎唯一の砂浜
である「かわさきの浜」がありました。
人工海浜は堤防で囲まれていて、外に開かれているのは
一部だけです。
遊泳や釣りは出来ませんが、砂浜での水遊びは楽しめそう
です。
(案内図:縦長の公園です)
(川崎マリエン:黄色四角印、 東扇島東公園:赤丸印)
ps.
川崎マリエン以外の横浜・川崎の観光スポットについては、
「中山道を歩く」の下部の「観光スポット散策 横浜周辺」の
見たいスポットをクリックしてください。