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「キラキラ☆プリキュアアラモード」第31話「涙はガマン! いちか笑顔の理由!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「いちか、いつもで笑顔でいなさい。いちかが泣いたらね、パパもママも友達も、みんな悲しくなるの。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/55/688bd870b1cecc63427403e8fbd98fb4.jpg)
「はい。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/47/6709b459b54c03c2c4365f898054dc80.jpg)
「いちかが笑ったら、みんなも楽しくなるわ。」
「本当に?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/68/348310e80484d7feac8ff3b3ce33f02c.jpg)
「そう! だから、いつも笑顔でいなさい。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/54/c8d5970e189ed9cc9007311b8302cb76.jpg)
それから何年か経った今、いちかの目の前に、お母さんの影に隠れて、話す事に戸惑っている女の子がいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5b/e7d648d7a1180f31aeafde1f5c101959.jpg)
いちかは、女の子の傍に来て、試食してみないかと笑顔で聞きます。いちかの笑顔を見て、女の子も笑顔になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/49/1b7556fa3226f4ce315f1a4232eb1874.jpg)
同じ頃、1人の女性が、いちかの父・源一郎を「お父さん」と呼びながら、どこかに急いでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/46/d5f0bac1d5f0530ddc0f2001029bcc62.jpg)
彼女は、荷物を源一郎に預けて、キラキラパティスリーに向かっていました。
そして、店内に入り、いちかと対面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a8/0b95654aa50b92ad818ff8068cd18b43.jpg)
「お、お、お・・・、お・・・、お母さん!?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3d/d85ff63cfb18778ee6bad70782b6248a.jpg)
「ただいま、いちか!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/6f/1180beff2cd18710ce0f5f0d3ec46d22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/67/af50c05a9e192c6c96df82398699612f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/89/dc041c7b02a244ed85a1209c81ac28bc.jpg)
~ Aパート ~
いちかの母・さとみは、医者として海外を回っていますが、突然休暇が取れたようで、帰国して、いちかの元にやってきました。
さとみは、店の素敵さや、いちかがスイーツのデコレーションを手がけている事をほめます。そして、笑顔になるいちか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fe/c6c02c4fb5045184dfbba603353fa032.jpg)
しかし、さとみが日本にいられるのは、明日の午前まで。1日もありません。
いちかは、店が終わったら一緒に過ごそうと考えていましたが、あおいが気を使って、すぐに一緒にいさせました。
という事で、久々に一家水入らずで過ごす事に。ですが、遊園地とかには行かず、街をぶらつくだけ。
「いつも通りがいいの!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ae/d56efc4ef426c286c3ce176de2a4a06c.jpg)
さとみは、ケーキの材料を買おうと言います。
ケーキといえば、イチゴのショトケーキは、いちかが小さい頃によく作ってもらったもの。そして、1話で、久々に母に会えると聞いてショートケーキを作ろうとしていた事を思い出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/79/6ea121212380051a7d8ec4b3532dbd4a.jpg)
という事で、いちかは、自分がケーキを作ると言いました。
ただ、源一郎が夕食を作るため、ケーキ作りはその後に。自分の楽しみが後回しにされた事に、いちかは、むくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f6/c46131d42a91c93354f01c4894f2d5af.jpg)
しばらくして、夕食。さとみは、源一郎の夕食作りの腕をほめます。
そんな和やかな雰囲気の中、時は進み、母と別れる時間が近付いていきます。少しして、電話が鳴りました。
電話は、母の仕事先から。いちかは、母がもう出ていくんじゃないかと、不安に駆られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/93/165b5e21479bf2d821f29542cb6b17fc.jpg)
ですが、さとみが出なくても大丈夫なようです。
しかし、疲れた顔をしていると、いちかは源一郎から指摘されます。ケーキ作りは明日に。
しばらくして、いちかが寝静まった頃・・・、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/d8/e42b5a5c1364fe407268952a7d580b20.jpg)
「寝ないのか? お前も、長旅で疲れてるんだろ?」
「もう少し・・・。私のいない間に、この子は、どんどん成長しているのね・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d4/c0a0a6a5e8752439639fe92e1b31c1c6.jpg)
いちかが小学校を卒業した頃の事でした。
「え・・・? 外国に・・・?」
「ええ。世界にはね、当たり前の治療を受けられない人が沢山いるの。いちかの卒業まで返事を待ってもらってたんだけど・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/cc/bfd2a749cc1d9d94f25c805e260cacb2.jpg)
「行ってきて、お母さん!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/99/462e929ee194840f8dcfb7bc61562e34.jpg)
「すごいね! これからは、色んな国の人の病気を治すんだね! 世界をまたにかけるヒーローだ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/90/b1632c97b12ca7ae7a2fab04e1d9686f.jpg)
「いや、ヒロインか!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b4/bcae006987db82e985f022ecdfeed10b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/45/34a69afb4d9b71b7e4d79cad60bf1ebb.jpg)
「ありがとう・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/2d/8c9866e7435a5504dd7ea1460a538eb5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6b/ddc30b1802046b1f6453590352620ee7.jpg)
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そして、目覚めたいちか。すぐに、小学校卒業時の家族集合写真に目が行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/76/7eb0b1146bb7580198fc1b0065963c44.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/bb/527b067cbfb61215f0b02731ce707e76.jpg)
「頑張れ、いちか! 最高のケーキを作るぞ!」
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しかし、良い出来とはなりませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/de/5c4a973c86bb7d9b35234f56557b0b7d.jpg)
そして、刻一刻と近付く、母との別れの時間。キラリンは、いちかの気持ちの問題だと指摘します。
~ Bパート ~
それから少しして、両親のいるリビングに来たいちか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/92/d31eaf6efecebb5c9d674e2e8cd6237b.jpg)
「何度か・・・、何度か・・・、作り直したんだけど・・・、上手くできなくて・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/12/14e28db63b9044ab77f2c82d836790cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/20/351a0411716866712cbadf9cf770c814.jpg)
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「ごめんね・・・。ごめんね・・・。お母さんに、私のケーキ、ご馳走したかったんだけどさ・・・。上手く・・・、上手く・・・、できなくって・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3e/f3df9d2282b85e727777c36935155d48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/93/74622c53988282950c1f179ee57d3215.jpg)
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「いちか。」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ad/6c19d863ac0acd87134004ae74cf7431.jpg)
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「昨日からずっとガマンしていたな?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/9f/ddcaa41cbb9cd2b5914e6df48967a840.jpg)
「無理するな。俺は少し出てくるから。」
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「大きくなったわね、いちか。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/a5/082871557ddc38e91515412f6c7179bd.jpg)
「ほんの・・・、ほんのわずかな時間だと・・・、思っていたけれど・・・、大きくなったわ・・・。」
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「え・・・? そんな事・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f8/13ce8b0fca4d14aceacbc810c8597471.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/24/9a715def8aa298945408301e2c837f65.jpg)
「お母さん・・・。」
「ありがとう・・・、いちか・・・。こんな優しい子に育ってくれて・・・。ごめんね・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/0f/cf4de77aa0e5e877d02a63d931949d22.jpg)
「どうして・・・? どうして、お母さんが謝るの・・・?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/71/4066abfc2c1db299fc70502bca9ff270.jpg)
「寂しかっただろうに・・・。もっと甘えていいのに・・・。私のために、ずっと笑顔で頑張って・・・。」
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「だって・・・、だってさ・・・、お母さんが教えてくれたんだよ・・・。私が笑顔でいれば、みんなも笑ってくれる・・・。みんなが笑ってくれると・・・。」
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「私も・・・、笑顔になるんだ・・・。だから・・・、お母さんが笑顔でいて・・・。笑顔でまた出かけてもらうんだ・・・。」
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しばらくして、出かける時間となりました。
しかし、ちょうどその時、グレイブの乗る車の音が聞こえてきました。
「お母さん、これ! 空港に行く前に食べてね!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/f4/7f3045cb6c1afafc829bd27721c02dfd.jpg)
「え?」
「見送りに行かんのか?」
「私ね、お母さんの仕事、本当にカッコいいって思ってる!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/33/0d4a074d102b5d7036bb748b64657466.jpg)
「私もさ、キラパティとかやって、前よりもちょっとは分かるようになったかなって・・・。」
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「それでね、私にも、やらなきゃいけない事があるんだ!」
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「だから・・・、行ってくる!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7e/3a8ff3a8ef137cf0ef2e8ce4f700cd7e.jpg)
「行ってらっしゃい。」
「うん!」
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そして、いちかは、グレイブのいる方角へ走り、変身します。
すぐに、他の5人のプリキュアも集結。グレイブは、ノワールインフレーションで、ネンドモンスターを作り出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f2/f6a17a0d9cfa3dbf0674a8b49d09d653.jpg)
プリキュア達は、敵の強力な攻撃に苦戦を強いられます。ですが、ホイップは諦めません。
同じ頃、空港に着いたさとみは・・・、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/36/4e03c6acd154b9c655d8af3e65379c12.jpg)
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「何だ、その笑顔は?」
「勝利の笑顔よ! 私は、みんなを笑顔にしたい! だから戦うの!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ee/3034bcbf9b22bbd70421c6397cd1248c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7c/303a8fec5438ea9ce776649028e26468.jpg)
ホイップの攻撃も強まり、敵にダメージを与えました。そして、ワンダフルアラモードで撃退。
グレイブが去った後、ホイップ達は、飛行機を見上げました。
「お母さん・・・、行ってらっしゃい!」
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一方、敵のアジトでは、心ここにあらずだったビブリーに、ノワールが語りかけました。
「次が最後だよ・・・。君のすべてをかけて、彼女達を消すのだ・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/8e/d3215eb9f70fd38d9d97796020c944c2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d0/d26d7817ce08043dfadc9ec0406a2e36.jpg)
「私への愛の証として、プリキュアを倒すのだ・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/89/7b32d904fc7cc338e9ab8d31cb7a615a.jpg)
「はい・・・。ノワール様・・・。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/78/e84223df59530f562de807992bd3dc46.jpg)
今回は、これで終了です。
次回:「キラッと輝け6つの個性! キラキラルクリーマー!」
いちか達6人の結晶が、すべてアニマルの形に変化しました。そうなった理由を考えていると、ビブリーが襲来。
パワーアップしたビブリーに追い詰められるホイップ達ですが、その途中、ホイップ達の結晶が光を放ち、昔のいちご坂町にタイムスリップ。
そして、いちか達の前に現れたのは、昔のプリキュア「ルミエル」。彼女は、闇に染まった人達のために、一人でスイーツを作り続けているようで、いちか達は、彼女の手伝いをする事に。
スイーツに込められたキラキラルの力で、町は明るさを取り戻すものの、一緒にタイムスリップしていたビブリーが現れ・・・。
【まとめ】
いちかの母・さとみが帰国したものの、1日足らずの滞在となりましたが、いちかは、母のためにケーキを作り、笑顔で別れました。
いやー、やはり、親子話は、外れなしの感動ものばかりですね。
そして、1話同様、いちかのガチ泣きには、私もつられて泣きそうになりました。プリキュアシリーズでのメインキャラのガチ泣きは、本当に、込み上げてくるものがありますね。
そんな今話のポイントは「笑顔は大切だが、時には、泣く事も重要」ですかね。
笑顔は、自他共に活力を与える大切なもの。笑顔になれば、多くの物事は乗り越えられるものですし、誰かの笑顔を見れば、自分も笑顔になれるものです。
しかし、人生は楽しい事ばかりではなく、辛い事だってあります。そうなると、笑顔になるのは難しいものです。
特に、子供達にとっては尚更でしょう。作り表情をできるほどの器用さはないですし。
楽しい時や嬉しい時には自然に笑顔になる一方で、苦しい時にはすぐに落ち込んだり、泣いてしまうもの。それが、子供達の魅力です。
そんな魅力を殺してまで無理に笑顔を作るのは、ますます辛さを与えさせてしまうでしょうし、他人にもその辛さが伝わってしまうでしょう。いちかが本当は泣きたくてたまらないのに、母のために無理をして笑顔を作るのは、痛々しく感じました。その分、思いっ切り泣いたところとか、その後の笑顔が清々しく感じましたけどね。
人間は強くはありません。作り表情を続けながら生きていくのは、限界がありますし、寿命を縮めてしまうでしょう。
だからこそ、辛い時に泣く事も、また大事なのでしょうね。辛い時に笑顔で頑張る事は、良い事ではあるものの、せめて、大好きなお父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんには泣いたっていいと思いますね。
そんな大切なメッセージを、子供達に伝えていたように感じました。
今作始まってからずっと、泣くも笑うも一生懸命ないちかの魅力に和まされていますが、今後も、そんないちかが沢山見られる事を大いに期待したいと思います。
~ オープニング前 ~
「いちか、いつもで笑顔でいなさい。いちかが泣いたらね、パパもママも友達も、みんな悲しくなるの。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/65/9bdc6b8e0c3eef225dbae84def425dd9.jpg)
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「はい。」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/47/6709b459b54c03c2c4365f898054dc80.jpg)
「いちかが笑ったら、みんなも楽しくなるわ。」
「本当に?」
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「そう! だから、いつも笑顔でいなさい。」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/54/c8d5970e189ed9cc9007311b8302cb76.jpg)
それから何年か経った今、いちかの目の前に、お母さんの影に隠れて、話す事に戸惑っている女の子がいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5b/e7d648d7a1180f31aeafde1f5c101959.jpg)
いちかは、女の子の傍に来て、試食してみないかと笑顔で聞きます。いちかの笑顔を見て、女の子も笑顔になりました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/49/1b7556fa3226f4ce315f1a4232eb1874.jpg)
同じ頃、1人の女性が、いちかの父・源一郎を「お父さん」と呼びながら、どこかに急いでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/46/d5f0bac1d5f0530ddc0f2001029bcc62.jpg)
彼女は、荷物を源一郎に預けて、キラキラパティスリーに向かっていました。
そして、店内に入り、いちかと対面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ab/b59c3a91253bb3a73d5d9839258bd4d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a8/0b95654aa50b92ad818ff8068cd18b43.jpg)
「お、お、お・・・、お・・・、お母さん!?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3d/d85ff63cfb18778ee6bad70782b6248a.jpg)
「ただいま、いちか!」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/6f/1180beff2cd18710ce0f5f0d3ec46d22.jpg)
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~ Aパート ~
いちかの母・さとみは、医者として海外を回っていますが、突然休暇が取れたようで、帰国して、いちかの元にやってきました。
さとみは、店の素敵さや、いちかがスイーツのデコレーションを手がけている事をほめます。そして、笑顔になるいちか。
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しかし、さとみが日本にいられるのは、明日の午前まで。1日もありません。
いちかは、店が終わったら一緒に過ごそうと考えていましたが、あおいが気を使って、すぐに一緒にいさせました。
という事で、久々に一家水入らずで過ごす事に。ですが、遊園地とかには行かず、街をぶらつくだけ。
「いつも通りがいいの!」
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さとみは、ケーキの材料を買おうと言います。
ケーキといえば、イチゴのショトケーキは、いちかが小さい頃によく作ってもらったもの。そして、1話で、久々に母に会えると聞いてショートケーキを作ろうとしていた事を思い出します。
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という事で、いちかは、自分がケーキを作ると言いました。
ただ、源一郎が夕食を作るため、ケーキ作りはその後に。自分の楽しみが後回しにされた事に、いちかは、むくれます。
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しばらくして、夕食。さとみは、源一郎の夕食作りの腕をほめます。
そんな和やかな雰囲気の中、時は進み、母と別れる時間が近付いていきます。少しして、電話が鳴りました。
電話は、母の仕事先から。いちかは、母がもう出ていくんじゃないかと、不安に駆られます。
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ですが、さとみが出なくても大丈夫なようです。
しかし、疲れた顔をしていると、いちかは源一郎から指摘されます。ケーキ作りは明日に。
しばらくして、いちかが寝静まった頃・・・、
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「寝ないのか? お前も、長旅で疲れてるんだろ?」
「もう少し・・・。私のいない間に、この子は、どんどん成長しているのね・・・。」
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いちかが小学校を卒業した頃の事でした。
「え・・・? 外国に・・・?」
「ええ。世界にはね、当たり前の治療を受けられない人が沢山いるの。いちかの卒業まで返事を待ってもらってたんだけど・・・。」
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「行ってきて、お母さん!」
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「すごいね! これからは、色んな国の人の病気を治すんだね! 世界をまたにかけるヒーローだ!」
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「いや、ヒロインか!」
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「ありがとう・・・。」
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そして、目覚めたいちか。すぐに、小学校卒業時の家族集合写真に目が行きました。
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「頑張れ、いちか! 最高のケーキを作るぞ!」
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しかし、良い出来とはなりませんでした。
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そして、刻一刻と近付く、母との別れの時間。キラリンは、いちかの気持ちの問題だと指摘します。
~ Bパート ~
それから少しして、両親のいるリビングに来たいちか。
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「何度か・・・、何度か・・・、作り直したんだけど・・・、上手くできなくて・・・。」
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「ごめんね・・・。ごめんね・・・。お母さんに、私のケーキ、ご馳走したかったんだけどさ・・・。上手く・・・、上手く・・・、できなくって・・・。」
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「いちか。」
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「昨日からずっとガマンしていたな?」
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「無理するな。俺は少し出てくるから。」
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「大きくなったわね、いちか。」
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「ほんの・・・、ほんのわずかな時間だと・・・、思っていたけれど・・・、大きくなったわ・・・。」
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「え・・・? そんな事・・・。」
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「お母さん・・・。」
「ありがとう・・・、いちか・・・。こんな優しい子に育ってくれて・・・。ごめんね・・・。」
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「どうして・・・? どうして、お母さんが謝るの・・・?」
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「寂しかっただろうに・・・。もっと甘えていいのに・・・。私のために、ずっと笑顔で頑張って・・・。」
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「だって・・・、だってさ・・・、お母さんが教えてくれたんだよ・・・。私が笑顔でいれば、みんなも笑ってくれる・・・。みんなが笑ってくれると・・・。」
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「私も・・・、笑顔になるんだ・・・。だから・・・、お母さんが笑顔でいて・・・。笑顔でまた出かけてもらうんだ・・・。」
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しばらくして、出かける時間となりました。
しかし、ちょうどその時、グレイブの乗る車の音が聞こえてきました。
「お母さん、これ! 空港に行く前に食べてね!」
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「え?」
「見送りに行かんのか?」
「私ね、お母さんの仕事、本当にカッコいいって思ってる!」
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「私もさ、キラパティとかやって、前よりもちょっとは分かるようになったかなって・・・。」
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「それでね、私にも、やらなきゃいけない事があるんだ!」
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「だから・・・、行ってくる!」
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「行ってらっしゃい。」
「うん!」
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そして、いちかは、グレイブのいる方角へ走り、変身します。
すぐに、他の5人のプリキュアも集結。グレイブは、ノワールインフレーションで、ネンドモンスターを作り出しました。
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プリキュア達は、敵の強力な攻撃に苦戦を強いられます。ですが、ホイップは諦めません。
同じ頃、空港に着いたさとみは・・・、
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「何だ、その笑顔は?」
「勝利の笑顔よ! 私は、みんなを笑顔にしたい! だから戦うの!」
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ホイップの攻撃も強まり、敵にダメージを与えました。そして、ワンダフルアラモードで撃退。
グレイブが去った後、ホイップ達は、飛行機を見上げました。
「お母さん・・・、行ってらっしゃい!」
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一方、敵のアジトでは、心ここにあらずだったビブリーに、ノワールが語りかけました。
「次が最後だよ・・・。君のすべてをかけて、彼女達を消すのだ・・・。」
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「私への愛の証として、プリキュアを倒すのだ・・・。」
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「はい・・・。ノワール様・・・。」
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今回は、これで終了です。
次回:「キラッと輝け6つの個性! キラキラルクリーマー!」
いちか達6人の結晶が、すべてアニマルの形に変化しました。そうなった理由を考えていると、ビブリーが襲来。
パワーアップしたビブリーに追い詰められるホイップ達ですが、その途中、ホイップ達の結晶が光を放ち、昔のいちご坂町にタイムスリップ。
そして、いちか達の前に現れたのは、昔のプリキュア「ルミエル」。彼女は、闇に染まった人達のために、一人でスイーツを作り続けているようで、いちか達は、彼女の手伝いをする事に。
スイーツに込められたキラキラルの力で、町は明るさを取り戻すものの、一緒にタイムスリップしていたビブリーが現れ・・・。
【まとめ】
いちかの母・さとみが帰国したものの、1日足らずの滞在となりましたが、いちかは、母のためにケーキを作り、笑顔で別れました。
いやー、やはり、親子話は、外れなしの感動ものばかりですね。
そして、1話同様、いちかのガチ泣きには、私もつられて泣きそうになりました。プリキュアシリーズでのメインキャラのガチ泣きは、本当に、込み上げてくるものがありますね。
そんな今話のポイントは「笑顔は大切だが、時には、泣く事も重要」ですかね。
笑顔は、自他共に活力を与える大切なもの。笑顔になれば、多くの物事は乗り越えられるものですし、誰かの笑顔を見れば、自分も笑顔になれるものです。
しかし、人生は楽しい事ばかりではなく、辛い事だってあります。そうなると、笑顔になるのは難しいものです。
特に、子供達にとっては尚更でしょう。作り表情をできるほどの器用さはないですし。
楽しい時や嬉しい時には自然に笑顔になる一方で、苦しい時にはすぐに落ち込んだり、泣いてしまうもの。それが、子供達の魅力です。
そんな魅力を殺してまで無理に笑顔を作るのは、ますます辛さを与えさせてしまうでしょうし、他人にもその辛さが伝わってしまうでしょう。いちかが本当は泣きたくてたまらないのに、母のために無理をして笑顔を作るのは、痛々しく感じました。その分、思いっ切り泣いたところとか、その後の笑顔が清々しく感じましたけどね。
人間は強くはありません。作り表情を続けながら生きていくのは、限界がありますし、寿命を縮めてしまうでしょう。
だからこそ、辛い時に泣く事も、また大事なのでしょうね。辛い時に笑顔で頑張る事は、良い事ではあるものの、せめて、大好きなお父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんには泣いたっていいと思いますね。
そんな大切なメッセージを、子供達に伝えていたように感じました。
今作始まってからずっと、泣くも笑うも一生懸命ないちかの魅力に和まされていますが、今後も、そんないちかが沢山見られる事を大いに期待したいと思います。