一年過ごして、全館空調でのギター保管環境が固まりました。
ギター保管部屋は、6畳です。
冬場は加湿器を設置しました。旧居で使ってたものをそのまま使ってます。この機種は、私の部屋には大きいサイズで加湿パワーがありますが、湿度設定での自動運転は出来ないので、天候に応じて運転モードを切り替えてます。
雨天時は、一番省エネ運転。晴天時は、普通の省エネ運転。コレで21℃、50%を実現しました。水は、毎日朝と夕方に補充してます。全館空調の暖房は20℃設定です。
通常運転させると、加湿力が大きく60%程度になるので、ギターには高いので辞めてます。
この機種は、湿度設定での自動運転が無いのですが、ある機種を選んだ方が良いです。天候でいちいち運転モードを切り替える必要がなく楽ですので。
気化式なので2週間に一度、フィルターをクエン酸洗いしてます。
その時は、加湿器を切るので35%になっていました。こんな乾燥状態が長く続くとギターが乾燥して割れたりしますね。
洗浄は、出来れば雨天時に行う方が室内の湿度は下がらず、ギターには優しそうです。
ちなみに、この時の外気の温度湿度は、下図で、9.6℃、33%でした。
次は夏場です。
夏場は、全館空調を冷房設定で27度にしてました。温度は26〜27度をキープしており良好。しかし、湿度は高くなり73%にもなる時があります。
全館空調には除湿運転もあるので試したら、温度設定が優先されて運転される様で、湿度が高くても温度が下がって設定温度になると運転を止めてしまい、結果室内が70%になる事がありました。コレではギターには高すぎます。
そこで、除湿機を別途導入しました。楽器を保管する人には定番機種の三菱電機のMJ-P180RX。この機種は、湿度設定での自動運転ができるので自動でオンオフして運転するので楽ちんです。(50、55、60、65、70%と5段階で設定できます)
またホースを繋いで排水口に導けば、水タンクを手で排水させる必要がなく、連続運転が可能になります。
加湿器の近くに排水口を設けておけばと少し後悔してます。
私は、家打ち合わせ時にこれの相談しなかったので分からないですので、やりたい人は相談されるといいと思います。例えば洗濯機用の排水口を設けるなどができそうです。
私は、自動排水に出来なかったので、毎朝と毎夕にタンクに溜まった水を排水してます。
結果、湿度は、50%設定にして、50%をキープしてます。
以上、全館空調でのギターの温度湿度対策でした。