三井ホームで新築 (2023年3月完成)

三井ホームで戸建てを新築しました。検討したことや、実際の電気料金など記していこうと思います。

将来、階段昇降機の為に階段幅を広げておいた

2023-07-30 15:36:00 | 家の各種検討
我が家は、2階リビングが基本コンセプトでした。奥さんは2階だけで生活の全てを完結させたいとの事。
その想いを受けて、1階は私の部屋を置くことにしました。

今は、まだ若いから階段の登り降りは苦にならないけど、将来は辛くなるか?と思い、何らかの対策を考えていました。

ホームエレベーターはオーバースペックとし、階段昇降機の設置が現実的に思えました。
ハウスメーカーの方と相談し、将来、昇降機を設置しても邪魔になりにくいように階段幅を10cmほど広げて貰いました。

さて、写真と共に見ていきます。
2階リビングの間取りで、奥さんが2階のみで生活を完結できるようにしています。
1階に降りる時は、玄関を開ける時だけですね。


階段はストレート。


10cmほど広げています。



これが生活してみると、とても良くて、たった10cmでも広くて圧迫感がなく快適に感じます。また、引越しの荷物も楽に2階に搬入できました。
広い階段なんて、生活に違いを感じないと思っていたのですが、思っている以上に生活が快適です。
(何というか、通るたびに階段広くて快適だな。と思えて気持ちがいいです)

もっと広げても良かったと思うくらいですが、他の部屋が狭くなっちゃいますね。



太陽光関係 系統図

2023-07-30 14:42:00 | 太陽光発電・蓄電池・電気代
私は、太陽光発電関係の接続系統図がないと停電時にどうやって自動バックアップするのか、動きが分からず不明でした。
三井ホームではわからなかったので、太陽光発電施工前に、ハウスメーカーに太陽光発電メーカーと施工業者が同席するWEB打ち合わせを設けてもらい、確認しました。

その結果以下のような仕上がりです。

お風呂場の入り口の上に、分電盤が4個つきました。


この分電盤がどんなもので、どのように接続されているか、打ち合わせで確認したスケッチです。

分電盤の下流はパワコンやパネルが接続されます。それの接続状況はメーカーの施工図で教えてもらいました。

お伝えしたい事は、ハウスメーカーは建物の事は詳しいけど、設備の事は詳しくないです。
知りたい事は、そのメーカーと施工業者に聞いた方が確実です。その打ち合わせを設定することを、私の家づくりでは注力しました。(全部じゃなく、電気系統とLAN系統をメインに確認したので、系統(つながり)の確認を私は重要視してましたね。ほかは設備にこだわる人とかもいると思いますが、キッチンは電磁調理器でさえあれば、あとの細かい事は大事じゃなかったんですよね。)
打合せは、ハウスメーカー抜きには行えないので、ハウスメーカーにお願いして設定して貰いました。

このスケッチのような情報が、施主が真に知りたい情報なのに、ハウスメーカーの提出図面には無いんですよね。
業界やハウスメーカーの考えで、提出図面の種類は大きく異なりますね。共通して言えるのは、お客に提出する図面は、全体の図面のうちの微小部分で本当に少ないです。

だから、打ち合わせとスケッチと内容の確認は大事です。


参考に拡大写真を載せときます↓

左端に自動切り替え盤。その隣に収納盤(メインブレーカーがある)


右から2番目には、電灯分電盤。これが建物内部のメイン盤。

この電灯分電盤は大事で、この図面は別途貰いました。(今回は紹介せず)


一番右は、収納盤。太陽光発電関係のブレーカーを収納。



太陽光関係接続図 その1


その2


その3


その4








うちでは、太陽光導入費用の15年でのペイは難しい

2023-07-30 11:16:00 | 太陽光発電・蓄電池・電気代
太陽光パネルand蓄電池の、今回の導入費用は、3000千円。

削減された電気代で導入費がペイできるかを15年でざ〜くり試算してみました。

以下は、夏の実績だけを用いて試算しているので冬の電気使用量増大と発電量の落ち込みを考慮してないし、経年劣化で発電効率低下や蓄電池容量低下がある事を考慮してない、とってもラフな計算であることご承知ください。
全館空調OFFの電気使用量:200kWh/月。
全館空調ONの夏の全館空調のみ電気使用量:170kW/月。
よって370kWh/月の電気使用量。
電気料金単価を34円/kWhとして、
370✖️34=12580円/月。
よって、太陽光発電と蓄電池がなければ、月々約13千円/月の電気代が発生していた。

さらに、買電と売電で差引5千円/月の収入があるから、13+5=18千円/月のお金を太陽光発電and蓄電池が生み出している。

15年稼働すると、18千円/月✖️12ヶ月✖️15年=3240千円

導入費の3000千円を上回るのですが、冬の発電落ち込みや劣化を考慮すると、多分ペイ出来ないですね。

15年後には、太陽光のパワコンなどを更新する必要があるので1000千円程度の費用が発生し、コストだけでみると太陽光導入はメリットは無いのが現状です。
しかし、停電などの自然災害時に対応できることが、太陽光発電の最大のメリットですね。
(家が大丈夫で、火山灰など降り積もる災害じゃなければですが)



エコキュートでの小さな後悔

2023-07-21 08:54:00 | 家の各種検討
結論から
小さな後悔は、『エコキュートの機種は、ハウスメーカー標準でお願いしていて、太陽光発電連携に対応した機種に変更しなかった事』です。

理由です。
エコキュートは、以前の商品は夜間電力でお湯を沸かすものがほとんどでした。最近は昼間の太陽光発電の電力を使ったほうが、夜間に買電しなくてすみ光熱費を安くできるので『太陽光発電と連携して、発電しているときは昼間にお湯を沸かす』という機能を持ったエコキュートが出てきています。

蓄電池を備えていても、やはり夜間に電力を使わない方が、蓄電池の放電を抑えられて買電量を削減できます。

ハウスメーカーの標準では、旧タイプの夜間電力利用のエコキュートでした。しかし型式から取説で調べたところ、1週間ごとにリモコンを操作すれば、昼間に電力を多めに使うモードにできる事が分かりました。(完全に太陽光発電と連携するわけじゃ無く夜も電力を使います)
また、メーカーが推奨してない裏技としては、エコキュートの時刻設定をずらして昼間に電力を使う使い方をされている方もいました。
それに、この問題は設計確定後に気づき、適したタイミングを逃していました。
この様な理由から、機種を変更しませんでした。

現在は、時刻設定は通常で、1週間毎にリモコンで昼間メインの運転にする設定をしています。結構面倒だし忘れたりするんですよね。
それに完全に連携しているわけじゃ無いから、夜に電力を使うこともあります。
機種を変更しておけば良かったと、少し後悔しています。

今後家を作られる方は、施主が作る仕様書に『エコキュートは太陽光発電連携タイプの事とし、太陽光発電の電力を利用し自動で昼間の電力で湯沸かしができる事』と記して、機種など打ち合わせする事が良いと思います。

そのうちに、三井ホームの標準仕様のエコキュートも変更されて、太陽光連携タイプを採用されるのかも知れないですが、指示が大事ですね。