太陽光発電の蓄電池が夜間でも空にならなければ、電力会社からの買電はゼロになります。
災害時に建物と屋根や設備が無事なら、太陽光発電のみで家の全電力を賄える事になる。
蓄電池が空になった時の残容量の設定があり、標準の20%設定になっています。0%まで放電させると、蓄電池寿命を低下させるので、残量を残す設定が標準になっています。下限10%に設定できますが、標準のままとしています。
さて、春夏秋冬の晴天時の実際残量を見ていきます。春と秋は全館空調OFF、夏と冬はオンです。特に省エネを意識せず普通に電気を使ったデータです。
春
24時で残60%もあり、朝の5時くらいに残量が空(20%)になります。6時から太陽が出て充電し始めるので、蓄電池で家の電力を殆ど賄えてます。
夏
全館空調が動いて電力消費が多くなり、24時で残30%。翌1時に空になる。
秋
全館空調が止まってるので、24時で残50%。この時は翌2時に空になりました。春より残量が少なくなるのは、日照時間が短くなっているからと思われます。
冬
全館空調が動いているし、家内で加湿器も動かしている。また、日照時間も少ないから、19時で空になった。
以上の結果です。
夏や冬に災害があった場合、全館空調を稼働せず、暑さや寒さ対策を別途行えば家内で、多くの時間電気を使えるのは凄い事です。
災害時に、建物や屋根や設備に損傷のない災害など、なかなか無いかもしれないですが、太陽光発電と蓄電池が有るのと無いのでは、明確な違いがありますね。
※発電パネルの大きさや向きなどは、カテゴリー自己紹介の自己紹介記事を見てください。