三井ホームで新築 (2023年3月完成)

三井ホームで戸建てを新築しました。検討したことや、実際の電気料金など記していこうと思います。

うちでは、太陽光導入費用の15年でのペイは難しい

2023-07-30 11:16:00 | 太陽光発電・蓄電池・電気代
太陽光パネルand蓄電池の、今回の導入費用は、3000千円。

削減された電気代で導入費がペイできるかを15年でざ〜くり試算してみました。

以下は、夏の実績だけを用いて試算しているので冬の電気使用量増大と発電量の落ち込みを考慮してないし、経年劣化で発電効率低下や蓄電池容量低下がある事を考慮してない、とってもラフな計算であることご承知ください。
全館空調OFFの電気使用量:200kWh/月。
全館空調ONの夏の全館空調のみ電気使用量:170kW/月。
よって370kWh/月の電気使用量。
電気料金単価を34円/kWhとして、
370✖️34=12580円/月。
よって、太陽光発電と蓄電池がなければ、月々約13千円/月の電気代が発生していた。

さらに、買電と売電で差引5千円/月の収入があるから、13+5=18千円/月のお金を太陽光発電and蓄電池が生み出している。

15年稼働すると、18千円/月✖️12ヶ月✖️15年=3240千円

導入費の3000千円を上回るのですが、冬の発電落ち込みや劣化を考慮すると、多分ペイ出来ないですね。

15年後には、太陽光のパワコンなどを更新する必要があるので1000千円程度の費用が発生し、コストだけでみると太陽光導入はメリットは無いのが現状です。
しかし、停電などの自然災害時に対応できることが、太陽光発電の最大のメリットですね。
(家が大丈夫で、火山灰など降り積もる災害じゃなければですが)



太陽光発電 稼働開始

2023-04-11 07:59:00 | 太陽光発電・蓄電池・電気代
引き渡しが3月末に終わりました。
引っ越し前なので、家での電気機器は、冷蔵庫・24時間換気ファンくらいしかないので、電気使用量は少ないです。

この様な状況ですが、発電量・自家消費量・買電量をモニターで見てみました。

4/9晴天 9:39で6.88kW発電しています。
100V機器なら、60Aの契約と同等です。
かなりの発電量です。

発電6.88kWのうち、2.86kWを蓄電池に充電。0.3kWを冷蔵庫で消費。残りの3.72kWを売電してました。

1日の実績が確定している、少し前の4/4晴天時の実績は↓
 うちは、東に屋根が向いているので、10時くらいが一番発電する結果になりました。
(正確には、屋根は北東東への片流れで、角度は約20度。パネルは9.2kWで一部パワコンに過積載しているので、実際発電能力は7.9kW。蓄電池は9.5kWhとなります)

1枚目の写真は9時39分なので、最大時付近だったようです。東向き屋根であるため、夕方は、発電量の落ちが大きいです。
 もし、南向き屋根にしたとすれば、正午にピークが来て、朝の発電量は下がるが、夕方はもう少し発電すると思います。
 我が家は、東向屋根は南向きに比べ発電効率が8割くらいになる事を、設計時に考慮してたのですが、午前にピークが来て、夕方が結構落ち込むのだと、初体感しました。
 また、消費が6:00にピークを迎えているのですが、これは、夜間放電した蓄電池に充電しているためです。1時間ほどで充電が終わると消費されなくなっています。

 そして発電48.7kWh/日で、自家消費4.8kWh/日だから、差し引き43.9kWh/日は売電していたという事です。単純計算だと、コレが30日間続いたとして、43.9✖️30=1317kWh/月。令和5年度の買取り価格が17円/kWhだから、1317✖️17=22389円/月の収入となるわけでね。
 しかし、これから引っ越しが終わって住み始めたら、全館空調での自家消費増大や日照影響での発電量減少があり、きっと太陽光発電と蓄電池のみでは賄いきれず、電力会社から買電すると思います。これの実際がどうなるのか楽しみです。


⭐︎まとめ⭐︎
太陽光発電の稼働状況が見えた。発電効率重視なら南向き屋根一択ですね。うちは、間取りなどを考えた東向き屋根なので、比べると8割程度の発電量になるようです。
コレからの実生活での推移が楽しみ。